ピアノ・レアリティーズ第２集〜フランスの作曲家たち　カツァリス

カツァリスのピアノ・レアリティーズ
衝撃の第２弾はフレンチ・プログラム

シプリアン・カツァリスの「ピアノ・レアリティーズ」シリーズ。2008年にリリースされた『トランスクリプションズ』（P21030N）に続く超絶シリーズの第２弾は「フランスの作曲家たち」。
　19世紀フランスの作曲家アメデ・メローが作曲した知る人ぞ知る超難曲『60の大練習曲』、１台のピアノの鍵盤の上を４人のピアニストたちの８本の腕が所狭しと疾走するラヴィニャックの『ギャロップ＝マーチ』、そして2008年の来日公演（神戸）で披露したフランスの映画音楽から『即興曲』など、カツァリスでなければ実現出来なかったであろう仰天の近代フレンチ・プログラムがここに実現。
　ファン待望のシリーズ第２弾「フランスの作曲家たち」。前作『トランスクリプションズ』以上の衝撃が待っています。（東京エムプラス）

【収録情報】
1.　アメデ・メロー[1802-1874]：60の大練習曲より
　（練習曲第8番、練習曲第44番「Romance」、練習曲第2番「Allegro spiritoso」、練習曲第22番「Nocturne」、練習曲第13番「Andante appassionato」）
2.　デオダ・ドゥ・セヴラック[1872-1921]：古いオルゴールが聞こえるとき
3.　ノエル＝ギャロン[1891-1966]：小さな乞食
4.　ジャン・ギャロン[1878-1959]：テーマ・ヴァリエ
5.　シモーヌ・プレ＝コサード[1897-1985]：牧人の歌
6.　ジャン＝ミシェル・ダマーズ[1928-]：献辞
7.　ジャン＝ジャック・ローブリー[1916-2001]：前奏曲第4番
8.　ジャコブ・タルディアン[1975-]：ピアノのための小品
9.　・ルネ・ベルトゥロ[1903-1999]：ヴァルス・ロワンテーヌ
10.　ジャン・ヴィエネル[1896-1982]：おそいワルツ、ジャワ
11.　アルベール・ラヴィニャック[1846-1916]：1台のピアノと4人の奏者のための『8声のギャロップ＝マーチ』
12.　シプリアン・カツァリス[1951-]：『枯葉』による即興曲
13.　ミシェル・ソニー[1947-]：ハンガリーの形式によるピアノのための練習曲集より
　（Allegro moderato、Lento、Andante - Vivace、Reminiscentiel）
14.　ステファン・ブレ[1969-]：ソナタ『ルネサンス』
15.　イヴ・クローエ[1927-2001]：レングア2

　シプリアン・カツァリス（ピアノ）
　フランク・ブラレイ（ピアノ：11）
　フランソワ・ジョエル・ティオリエ（ピアノ：11）
　アレクセイ・ヴォロディン（ピアノ：11）
　ザルツブルク・カンマーフィルハーモニーのソリストたち（15）

　録音：
　2009年3月、ドイツ、ザントハウゼン（1,2,3,4,5,9）
　2007年12月、ドイツ、ザントハウゼン（6,7,8,14）
　2006年3月10日、ニューヨーク、ヤマハ・ピアノ・サロン（ライヴ　13）
　2005年7月29日、モンペリエ、ラングドック＝ルシヨン（ライヴ　10,11）
　2008年11月1日、兵庫県立芸術文化センター（ライヴ　12）
　1998年12月4日、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール（ライヴ　15）