DVD 輸入盤

『タイス』全曲 コックス演出、ロペス=コボス&メトロポリタン歌劇場、フレミング、ハンプソン、他(2008 ステレオ)

マスネ(1842-1912)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
0743355
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

フレミング、ハンプソンら、当代きっての知性派を擁した
磨きに磨き抜かれたMETの新『タイス』


マスネの代表的オペラ『タイス』は、文豪アナトール・フランスの同名小説が原作で、1894年3月にパリ・オペラ座で初演が行われました。物語の舞台は4世紀末のエジプトで、古代キリスト教の修道士アタナエルが、アレクサンドリアの享楽の女性タイスを救おうとして改宗させながらも、自らはタイスの肉体の美しさに魅惑されて堕落していくという、精神と肉体の永遠の葛藤を描いた作品です。
 MET新演出の当盤は、指揮者に巨匠ロペス=コボス、タイスにフレミング、アタナエルにハンプソンという、当代きっての知性派を擁した、磨きに磨きぬかれた舞台をお届けします。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
・マスネ:歌劇『タイス』全曲
 ルネ・フレミング(ソプラノ:タイス)
 トーマス・ハンプソン(バリトン:アタナエル)
 ミヒャエル・シャーデ(テノール:ニシアス)、他
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
 へスス・ロペス=コボス(指揮)
 演出:ジョン・コックス

 収録時期:2008年12月
 収録場所:ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場(ライヴ)
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ、DTS 5.1
 字幕:ドイツ語、英語、フランス語
 NTSC
 Region Al

ユーザーレビュー

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フレミングはこの年齢でありながら、この容...

投稿日:2010/05/27 (木)

フレミングはこの年齢でありながら、この容姿とスタイル、声を維持しているのはまことに立派というほかない。アタナエルのハンプソンも美声だし、破綻もない。コボスとメトのオーケストラもこれまた美しい響きだ。舞台美術も悪くないと思う。しかし、やはり物足りなさもまた否めない。万事が綺麗ごとに過ぎるのである。アタナエルは苦悩を歌いはするがそれだけだし、タイスに至ってはそれさえもない。聖なるものと肉なるものの葛藤を視覚化してこその『タイス』だと思うのだが。なお音質、画質はともに美しい。

烏 さん | 広島県 | 不明

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タイスはもともとアメリカ人ソプラノ、シビ...

投稿日:2010/04/11 (日)

タイスはもともとアメリカ人ソプラノ、シビル・サンダーソンのために創られた役なので、フレミングが演ずるにふさわしい。例によって深みのないお嬢様芸との批判もあろうが、もともとヒロインの「改宗」が音楽としてそんなに説得力豊かに描かれているわけではないし、美人であるのは確かなので、これもまた悪くない。もう少し性的欲望のうずきが見えるような演唱だと良かったが、ハンプソンのアタナエルもイタ・オペに比べれば違和感は少なく、ハマリ役の一つか。しかし「霊と肉の葛藤」はどこへやら、4回もお着替えするフレミングのファッション・ショーに堕してしまった凡庸な演出は非難を免れまい。バレエ音楽のカットも賛成できないし、百年前のサンダーソンは上半身裸も辞さなかったというのに、何ともお上品過ぎる。ヒロインの衣装を除けば、メトらしからぬ貧相な舞台はがっかりで、フリットリ/ノセダ(指揮)/ポーダ(演出)のトリノ組に大差をつけられてしまっている。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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