CD 輸入盤

『ファルスタッフ』全曲 マゼール&ウィーン国立歌劇場、ベリー、ローレンガー、他(1983 ステレオ)(2CD)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEOR783092
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マゼールの才気爆発!
ウィーン国立歌劇場音楽監督時代の『ファルスタッフ』!
しかも超豪華キャスト!


ロリン・マゼールは、 1982年にウィーン国立歌劇場の監督に就任(指揮者としてはカラヤン以来)、精力的な活動をして高い評判を得ますが、様々な事情から僅か2年で辞任に追い込まれてしまいました。そのためこの時期のオペラの録音は少なく、ウィーンでのマゼールの真価は良く伝わらないままでした。この『ファルスタッフ』はそうした穴を大きく埋めるものです。1983年2月2日のライヴで、およそ一発録音のライヴ録音とは思えないほど完成度の高い音楽には驚嘆するしかありません。ヴェルディの込み入った音楽を、マゼール一流の切れ味鋭い指揮で鮮やかに捌きながら、時には甘い旋律をうっとりと歌わせています。マゼールらしく、ヴェルディがあちこちに意味深く書き込んでいる音楽をパッと浮き上がらせるのも見事。これを聴くと、マゼールが20年くらい時代を先取りしていて、保守的なウィーンから反発を食らったようにも思えるほどです。
 歌手もまた大変豪華。ウィーンの大ベテラン、ベリーの大らかなファルスタッフを筆頭に、ザンカナーロ、アライサ、ローレンガー、ルートヴィヒと大歌手の名前が並びます。またナンネッタには、1980年代のウィーン国立歌劇場で娘役として大活躍したワイズ、そしてご存知ツェドニクのカイウス。もちろんウィーンのオーケストラの艶やかな音色も聴きもので、優れたステレオ録音で楽しめます。マゼール絶頂期の貴重なオペラのライヴをお楽しみください!(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』全曲
 ヴァルター・ベリー(バリトン:ファルスタッフ)
 ジョルジョ・ザンカナーロ(バリトン:フォード)
 フランシスコ・アライサ(テノール:フェントン)
 ピラール・ローレンガー(ソプラノ:アリーチェ)
 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ:クイックリー夫人)
 パトリシア・ワイズ(ソプラノ:ナンネッタ)
 ハインツ・ツェドニク(テノール:医師カイウス)、他
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ロリン・マゼール(指揮)

 録音時期:1983年2月2日
 録音場所:ウィーン、国立歌劇場
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Falstaff, Opera: Act 1. Part 1. Falstaff! - Ol! - Sir John Falstaff!
  • 02. Falstaff, Opera: Act 1. Part 1. Sei Polli: Sei Scellini... So Che Se Andiam, la Notte
  • 03. Falstaff, Opera: Act 1. Part 1. L'onore! Ladri!
  • 04. Falstaff, Opera: Act 1. Part 2. Alice - Meg - Nannetta
  • 05. Falstaff, Opera: Act 1. Part 2. 'Fulgida Alice! Amor T'offro'... Quell'otre, Quel Tino
  • 06. Falstaff, Opera: Act 1. Part 2. Un Ribaldo, Un Furbo, Un Ladro
  • 07. Falstaff, Opera: Act 1. Part 2. PST, PST, Nannetta
  • 08. Falstaff, Opera: Act 1. Part 2. Falstaff M'ha Canzonata... Torno All'assalto
  • 09. Falstaff, Opera: Act 1. Part 2. Udrai Quanta Egli Sfoggia
  • 10. Falstaff, Opera: Act 2. Part 1. Siam Pentiti E Contriti
  • 11. Falstaff, Opera: Act 2. Part 1. Reverenza!
  • 12. Falstaff, Opera: Act 2. Part 1. Alice Mia! Va', Vecchio John
  • 13. Falstaff, Opera: Act 2. Part 1. Signore, V'assista Il Cielo!
  • 14. Falstaff, Opera: Act 2. Part 1. C' a Windsor Una Dama
  • 15. Falstaff, Opera: Act 2. Part 1. Sogno? O Realt?
  • 16. Falstaff, Opera: Act 2. Part 2. Presenteremo Un Bill... Giunta All'albergo Della Giarrettiera
  • 17. Falstaff, Opera: Act 2. Part 2. Fra Poco S'incomincia la Commedia!
  • 18. Falstaff, Opera: Act 2. Part 2. 'Alfin T'ho Colto, Raggiante Fior'
  • 19. Falstaff, Opera: Act 2. Part 2. 'Quand'ero Paggio Del Duca Di Norfolk'... Signora Alice!
  • 20. Falstaff, Opera: Act 2. Part 2. Egli Scavalca Le Siepi Del Giardino... Vien Qua - Che Chiasso
  • 21. Falstaff, Opera: Act 2. Part 2. Al Ladro!

ディスク   2

  • 01. Falstaff, Opera: Act 3. Part 1. Ehi! Taverniere! Mondo Ladro
  • 02. Falstaff, Opera: Act 3. Part 1. Reverenza. La Bella Alice
  • 03. Falstaff, Opera: Act 3. Part 1. Quando Il Rintocco Della Mezzanotte
  • 04. Falstaff, Opera: Act 3. Part 1. Sarai la Fata Regina Delle Fate
  • 05. Falstaff, Opera: Act 3. Part 2. Dal Labbro Il Canto Estasato Vola
  • 06. Falstaff, Opera: Act 3. Part 2. Una, Due, Tre, Quattro
  • 07. Falstaff, Opera: Act 3. Part 2. Ninfe! Elfi! Silfi!... Sul Fil D'un Soffio Etesio
  • 08. Falstaff, Opera: Act 3. Part 2. Alto L!... Pizzica, Pizzica
  • 09. Falstaff, Opera: Act 3. Part 2. Ogni Sorta Di Gente Dozzinale
  • 10. Falstaff, Opera: Act 3. Part 2. Tutto Nel Mondo Burla

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
ローレンガーのアリーチェ、ベリーのファル...

投稿日:2010/01/13 (水)

ローレンガーのアリーチェ、ベリーのファルスタッフなどこれまで録音がないのが不思議なくらいで是非一度は聞いてみたかったはまり役、それにルードヴィッヒのクイックリー夫人やアライサのフェントンなど他にも録音のある実力者達が脇をかためます。個性派のミルチェヴァが脇役のページ夫人を歌うのももったいないくらいの贅沢さ!!これらをまとめるマゼールの指揮がこれまた一癖もふた癖もある面白さ。これまでの演奏では聞くことができないようなテンポ設定や特定の楽器が突然、強調されるなど、個性的な演奏。これがウィーンで実際に上演されていたのですねぇ。録音のレベルはやや低いのが不満なものの、立派なステレオ録音。数あるこのオペラを聞いてこられた「すれっからし」の耳も十分満足させてくれる内容です。ただしこのオペラのファーストチョイスには相応しくないかもしれないという思いから星四つに抑えておきます。

カラスの息子 さん | 東京都 | 不明

7

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

プロフィール詳細へ

ヴェルディ(1813-1901)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト