CD 輸入盤

交響曲第3番(ペイン補筆完成版)、ほか 尾高忠明&札幌交響楽団

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SIGCD118
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

エルガー:
・交響曲第3番(ペイン補筆完成版)
・行進曲『威風堂々』第6番(ペイン補筆完成版)

 札幌交響楽団
 尾高忠明(指揮)
 録音:2007年3月30日、31日、札幌コンサートホール Kitara

収録曲   

  • 01. 交響曲第3番(ペイン補筆完成版)
  • 02. 行進曲『威風堂々』第6番(ペイン補筆完成版)

総合評価

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このCDは尾高忠明指揮、札幌交響楽団による...

投稿日:2023/02/19 (日)

このCDは尾高忠明指揮、札幌交響楽団によるエルガーの作品集。 『交響曲第3番』と『威風堂々第6番』を収録している。 いずれもアンソニー・ペインが補筆したエルガーの未完成作品である。 本CDの最大の聴きどころは、威風堂々第6番が収録されている事である。 この作品はこのCD録音がされる1年前に初演されており、もちろん日本で録音されるのはこのCDが初めてである。 交響曲第3番は幾つか音源はあるが、日本のオケによる演奏は初のはず。 札幌交響楽団は名前通り札幌に所在し、北海道唯一のプロ・オーケストラ。 日本の地方オケの中では知名度が高く、演奏のレベルもなかなかのものであるが、このエルガーも、作品や作曲者への共感がよく感じられて名演と言えるでしょう。 良くも悪くも日本のオケらしさがないため、オケの名前が分からないと日本のオケとは気づかないかもしれません。 発売元はイギリスのレーベルのため、日本語解説はありません。 2007年3月30〜31日に、札幌コンサート・ホールKitaraで収録された物で、音質良好です。

レインボー さん | 不明 | 不明

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日本のオーケストラに抵抗感があるため購入...

投稿日:2016/08/30 (火)

日本のオーケストラに抵抗感があるため購入を躊躇っていたが、エルガーの曲(大部分は編曲者ペインのものであるが)であるため購入した。結論から言えば、客観的に☆5つ、積極的に購入をお勧めする。「客観的に」と前置きしたのは、私の中にはアンドリュー・デイヴィス氏のCDがあるためだ。実は私はロンドン滞在中にこの曲の初演を聴いている。演奏前、編曲者とデイヴィスによるレクチャーで完成までの細かい過程が説明され、どのようにしてエルガーの曲としての完成度に近づけたかが語られた。(この内容についてもっと論じたいが、本製品のレビューとしての論点からそれるため省略する)しかい、演奏後の聴衆の反応は上々であったが。やはり1・2番に比べて密度が低いということを語っており、自分も同感であった。このことが本CDでも顕著に現れている。要するに、デイヴィス盤に比べて水っぽい印象が残るからだ。しかし、それはクック版のマーラーの10番でも同様、あくまでスコアに起因するものであることであり、デイヴィスの演奏は早めのテンポで、BBC響の(エルガー演奏に慣れた)実力で水っぽい印象が少し薄まっているからだ。ほか数枚出ているCDでも同じことが起こっている。従って、尾高氏のように遅いテンポで演奏されれば、それだけ低密度に感じることは仕方がないことなのである。しかし、この演奏を否定はしない。それはこの曲(ないしはエルガーの作品)に対しての理解と共感、愛情がこもった演奏であるからだ。速く締まったデイヴィス盤がある意味無機的の感じる演奏であるが、尾高氏の演奏は極めて有機的で温もりを感じる。この点でデイヴィス盤よりも優っている。その一番の理由は第3楽章であろう。一音一音に魂があり、飽きないのだ。そして札響のレヴェルの高さも評価したい。この曲に対する尾高氏の要求に100%応えている。札響に対する印象が一変に変わった。結論として、この曲を聴きたいが、どの演奏を選べばよいか尋ねられれば躊躇なくこの演奏を推薦したい。長くなったので最後にしたいが、このコンビによる2番の演奏に大いに期待したい。尾高は間違いなくエルガー指揮者である。

のだめノビルメンテ さん | 新潟県 | 不明

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まず、尾高さん、札幌響の演奏を、しかもエ...

投稿日:2012/04/08 (日)

まず、尾高さん、札幌響の演奏を、しかもエルガーの作品を、北海道、Kitaraでの録音を発売したイギリスのSignum レーベルは、偉い。尾高さんのイギリス音楽は、ウェールズのオーケストラで、長年首席指揮者を勤められ、高い評価を得たことで証明済み。その成果を、日本の北国の素晴らしいホール、オーケストラ、地元の演奏で聴けるのは有難い。演奏は、もちろん極上、どうしたって、2番、1番も聴きたくなるわな。「ゲロンティウスの夢」も、「エレジー」も、いつか聴いてみたい。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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