ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD

交響曲第5番『運命』(+リハーサル) 朝比奈隆&大阪フィル(SACDハイブリッド)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PCCL60026
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

高音質(SACD)で聴くキャニオンクラシック名盤シリーズ
朝比奈隆 生誕100周年 ベートーヴェン交響曲全集C

2001年末、惜しまれつつ世を去った巨匠朝比奈隆の真骨頂ベートーヴェン交響曲全集のSACD化。いまでは、最短5枚に収録できるベートーヴェンの全集が、朝比奈の場合7枚になるのは、彼が「ベートーヴェンがスコアに記したすべての指定を忠実に守って演奏している」からです。
 今回の再発にともないSACDマルチトラック盤として、音質も一段と向上。
 この第5番の余白には、朝比奈の音楽作りの秘密ともいえるようなリハーサル・シーンを納めています。(ポニーキャニオン)

このアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声(5.0チャンネル)という3つの音声が収録されています。
 直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。

・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
・リハーサル風景(第1楽章より)
 大阪フィルハーモニー交響楽団
 朝比奈隆(指揮)
 録音:1997年6月19日、大阪、ザ・シンフォニーホール
 DSDリマスタリング
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND(5.0)

【高音質(SACD)で聴くキャニオンクラシック名盤シリーズ】
・キャニオンクラシックの名盤の中からすばらしい録音を選りすぐってSACD(5chマルチサラウンド)(Hybrid盤)で順次発売。
・SACD化にあたっては 潟Iクタヴィア・レコードを率いてこれまでに、ノイマン、アルブレヒト、アシュケナージ、朝比奈隆、小林研一郎をはじめとする指揮者や多くの演奏家の1,000タイトルを超える録音を手掛け、内外において録音制作に掛かる多くの賞を受賞している江崎友淑氏を起用。
・ヨーロッパ各地の録音で培ってきた経験から作り上げたTCシステム6000(サラウンドリバーブシステムに)よって、あたかも実際にホールの中で聴いているかのような環境を作り出します。(ポニーキャニオン)

内容詳細

朝比奈の6度目のベートーヴェン交響曲全集からの1枚。悠然としたテンポの中に、巨大なベートーヴェン像を浮かび上がらせている。朝比奈の曲作りの一端が知れるリハーサル風景が付いているのも嬉しい。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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4.5

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朝比奈隆と言えば私たち地元においては即ベ...

投稿日:2011/03/13 (日)

朝比奈隆と言えば私たち地元においては即ベートーヴェン「第九」と連想するくらいベートーヴェンはブルックナーと共に彼の主要なレパートリーであり夫々演奏が度重ねられ録音盤も数々、一時はマニア・ファンには格好の収集対象でありました。周知のとおり朝比奈の指揮ぶりは重厚そのもので最近のトレンディな演奏からすると隔世の感になりつつある事も事実ではあります。さて、運命交響曲なのですが本盤は1997年大フィルを振ったライブもので演奏タイムは@9’01A10’22B5’32C11’48とやはり他の指揮者分と比べると反復演奏の関係もあり全体長めとなっています。最終楽章などそのせいか途中やや弛緩を感じさせる処もありますが武骨さと重厚さは懐かしく決して忘れてはならない・・・本盤演奏に限らず朝比奈の「運命」交響曲はずしりと手ごたえ風格のある一つの普遍性を有する日本の代表演奏として末長く残しておくべきものでしょう。ライブなので最終楽章割と引っ張った末最後ティンパニー一打〆後即ブラボー拍手が入るのもちょっと今ではダサイ印象がありますが一頃のコンサート原風景なのでしょうか。「風景」と言えば本盤にはリハーサル風景が収録(タイム31’24)されており先日朝比奈指揮のシューマン「ライン」交響曲リハーサル風景でも触れたましたが本盤でも「運命」第1楽章を繰り返しいろいろ指示・解説しながら特に正確なテンポ作りに力点を置きつつこの作品の古典的様式美を格調高く掘り起こして行く過程が興味深いですね。指揮者の常としてオーケストラの自発性との綱引き部分もあるかと思います。リハーサル風景といえば他盤では2000年収録の二種ライブ・・・福岡タイム@8’57A10’00B5’42C11’48、大阪タイム@8’32A10’02B5’32C11’18・・・にも各々各楽章分が残されています。その他今辛うじても含め求められる運命演奏盤は1985年大フィル(@8’46A9’58B5’57C11’43)、1989年新日本PO(@9’02A10’33B6’07C11’53)、1992年大フィル、1994年NHKSO、1996年大フィルなどがある様でDVD盤も何種類か出ていますが是非90歳手前の朝比奈の真摯な本盤演奏も仕様改善も含め一聴してもらいたいものです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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朝比奈隆のベートーヴェンは、第5番に関し...

投稿日:2011/03/02 (水)

朝比奈隆のベートーヴェンは、第5番に関して言えば名演と言えるディスクに遭遇したことがない。’89年録音のフォンテック盤、’92年録音のキャニオン盤と、徐々に音が締まり 好くなってきてはいるが、まだまだ3番6番7番9番などの彼自身の演奏と比較すると、凡演と類になってしまうだろう。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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最近速い演奏が多く、朝比奈氏から遠ざかっ...

投稿日:2008/05/19 (月)

最近速い演奏が多く、朝比奈氏から遠ざかっていたが久しぶりに聴いた。やはり世の中こういう演奏は必要だ!!小細工せず自然体のベートーヴェン・・大いなる喜び

宇野 さん | いばらき | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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