チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

交響曲第6番『悲愴』 上岡敏之&ヴッパータール交響楽団

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TDKMA301
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

宇野功芳氏も激賞!優美にして繊細、慟哭の『悲愴』!
上岡敏之&ヴッパータール交響楽団の注目演奏!

豊かな残響を誇るシュタットハレの特性を熟知した上岡が、絶妙なバランス感覚でオーケストラをドライヴ。内容も、繊細なニュアンスを大切にしながら、激情と慟哭が入り混じった壮絶な演奏を展開するというもので、細部の克明さ、トゥッティのマッシヴな量感の豊かさには、とてもライヴ録音とは思えない見事なものがあり、宇野功芳氏も「薄味にならず、随所に名人芸が隠され、大爆発を起こす。本当に耳の良い音楽ファン、通のファンに真に喜ばれる、未来のシューリヒトともいうべき演奏家」と手放しの絶賛ぶりです。
 録音に使用されたヒストーリッシェ・シュタットハレは、サイモン・ラトルによると「世界で最も美しい響きのホール」とのことで、古風で豪華な内装はウィーンのムジークフェラインザール以上とも言われています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 作品74『悲愴』
 ヴッパータール交響楽団
 上岡敏之(指揮) 

 録音時期:2007年5月13、14日(デジタル)
 録音場所:ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ(ライヴ)

【アーティスト・プロフィール】
上岡敏之 Toshiyuki Kamioka
2004/2005年のシーズンより、ヴッパータール市の音楽総監督。ヴッパータールに就任する前は、8年間にわたり、ヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇場の音楽総監督として成功。
 ヴッパータールでは、オペラ『リゴレット』を振って、オペラ指揮者として輝かしいスタートを切り、彼の高い音楽性と、きめ細かい解釈が、マスコミと聴衆双方から絶賛。
 上岡は東京の生まれ。東京芸術大学で、指揮、作曲、ピアノ、そしてヴァイオリンを並行して習得。1982年、名誉ある安宅賞を受賞。2年後には、ロータリー国際奨学生として、ハンブルク音楽大学に留学し、クラウスペーター・ザイベルに指揮を師事。キール市立劇場のソロ・レペティトール、およびカペルマイスターとして、歌劇場でのキャリアをスタート。1992年から1996年まではエッセンの市立アールト劇場の第一カペルマイスター。
 1998/1999年のシーズンより、ヘアフォートの北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も兼務。また、バンベルク交響楽団、ケルン放送交響楽団(WDR)、中部ドイツ放送交響楽団(MDR)、バイエルン放送交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団など、国内外で数多くのオーケストラでも客演活動を展開。
 上岡は、多忙な中、後進の育成にも力を注いでおり、1999年から2000年まではドイツ音楽協議会の指揮者フォーラムを主宰。すでに1987年から、ハンブルク音楽大学で室内楽と伴奏の講師を務めているほか、2000/2001年には、フランクフルト音楽大学のオペラクラスの代理教授として活躍。2004/2005年の冬学期からはザールブリュッケン音楽大学の指揮科正教授に就任。2007年6月、第15回渡邉暁雄音楽基金音楽賞受賞。

ヴッパータール交響楽団 Sinfonie Orchester Wuppertal
このオーケストラの歴史は150年近くにおよぶ。初期の段階からオーケストラには、クララ・シューマン、ヨーゼフ・ヨアヒム、ヨハネス・ブラームス、マックス・ブルッフといった高名な音楽家がソリストや指揮者として登場し、名声を得ていった。
1900年(この当時、リヒャルト・シュトラウスも客演)から、シュターツ・ハレを本拠地として活動、今でも近隣のオーケストラがうらやむ立派な建物は、第二次世界大戦で焼け落ちたが、1995年12月に修復され、昔の輝きを取り戻している。エーリヒ・クライバー、オットー・クレンペラーなどの偉大な指揮者たちも、ヴッパータールで音楽的キャリアの第一歩を踏み出している。
世界大恐慌の時代に、オーケストラを助けた音楽家の一人に、エルバーフェルト(ヴッパータール市の旧名)出身のハンス・クナッパーツブッシュがいる。後には、ゲオルク・ラティエン、フリッツ・レーマン、マルティン・シュテファーニが指揮台に立った。22年間におよぶ、ハンス・マルティン・シュナイトに続いて、1986年から1996年の間は、指揮者であり、音楽学者でもあるペーター・ギュルケがオーケストラを率いてきた。一時的に任命されたシュテファン・クリーメからバトンを引き継ぎ、1998年から2004年までは、アメリカ人のジョージ・ハンソンが、ヴッパータール市の音楽総監督を務めた。
2004/2005年のシーズンからは、上岡俊之が新たにヴッパータール市の音楽総監督に就任。現在、オペラからコンサート、バロック音楽から現代音楽にいたるまで多岐にわたるレパートリーを誇っている。ドルトムントのコンツェルトハウスとケルンのフィルハーモニーに定期的に客演しているほか、ミュンヘン、パリ、ブレスラウ、トリノ、およびローマなどをツアーで訪れている。
ヴッパータール交響楽団は、アウトリーチ活動にも力を入れており、積極的にオーケストラが毎回様々な編成で学校を訪問、それぞれの楽器を紹介する「オーケストラにさわろう」といった企画が特に好評を得ている。

収録曲   

  • 01. Tchaikovsky: Symphony No. 6 "Pathetique"

ユーザーレビュー

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実演聴きました!凄かった!!このCDは実...

投稿日:2007/10/15 (月)

実演聴きました!凄かった!!このCDは実演を彷彿とさせてくれ、あの感動を反芻できます。宝物です。

kikiaruky さん | 東京 | 不明

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スケルツォからフィナーレにアタッカで入る...

投稿日:2007/10/13 (土)

スケルツォからフィナーレにアタッカで入るのには相当抵抗があるが、それ以外は素晴らしい。ブルックナーは未聴だが、猛烈に遅いテンポらしいが、悲愴はむしろシューリヒト風に素っ気無いほど淡白なテンポ感だが、無限のニュアンスが込められていて、この指揮者の豊かな才能を感じさせられる。

カバポチ さん | 横浜市 | 不明

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 これほど、細部の表現に拘った悲愴は稀有...

投稿日:2007/10/09 (火)

 これほど、細部の表現に拘った悲愴は稀有である。それなのに音楽の流れは自然でしかも美しい。  第一楽章冒頭の極限に抑えたピアニッシモの出だしからしてただものでない雰囲気。  第4楽章の消える和音とともにジーンと寂寥感が胸に染み渡る。  

シュン さん | 茨城県牛久市 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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