CD

無伴奏チェロ・ソナタ(2種の録音:1948年、1950年)、他 シュタルケル(vc)

コダーイ (1882-1967)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DCCA0035
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

名演!名盤! 松脂が飛ぶ!
(おそらく)一般発売世界初CD化!
シュタルケルの代名詞『コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ』の
超貴重な1回目の録音と松脂が飛び散ると言われた2回目を収録!
これも世界初(?)ファリャのスペイン民謡組曲も聴き応え十分
クリストファ・N・野澤氏選曲、監修、音源提供によるCD化

(制作者より)
シュタルケルの代名詞「コダーイの無伴奏チェロ・ソナタ」は米Periodに録音したものが、あまりにも素晴らしい演奏と録音だったため、当時「松脂が飛び散る演奏」と言われ、シュタルケルを一躍有名にしたのはご存知の事でしょう。
 しかし、シュタルケルがアメリカに渡る前、パリで同曲を録音していたことは熱心なファンの間では知られていましたが、録音したのがフランスのPacific(パシッフィック)というマイナー・レーベルだったため、生産された枚数も少なく今でも幻のアイテムとしてSP盤の中で貴重なアイテムです。
 その現物を日本でも屈指のコレクター、クリストファ・N・野澤氏が所有しており、今回氏の協力を全面的に得てCD化することになりました。
 コダーイの無伴奏のSPも貴重ですが、今回一緒に収録したファリャの方がもっと貴重であり、たぶん現存枚数ではコダーイより少ないと思われます。
 48年と50年とは演奏自体に本質的な変化はないものの、さすが作曲者の目の前で弾いただけあり、完成された演奏が十二分に堪能でき、既に超絶技巧を披露し他のコダーイとは明らかに違う解釈と演奏です。
 録音に差があるのはしかたないですが、2回目のPeriodの方は「松脂が飛び散る演奏」といわれただけあり、かなり生々しく圧倒される事でしょう。シュタルケル独自の解釈なのでしょうか、かなり自由にテンポを揺らしながら実にカッコよく弾いています。
 見出しに(おそらく)とつけたのは、一応調べられる範囲では調査しましたが、カタログに掲載されていない海外のマイナーレーベルや、特典、非売品などで制作されていれば調査できず(おそらく)としています。仮に世界初ではないにしても、入手が簡単な盤として重宝される事間違いなしです。
 尚、録音日は一般的に知られている日を明記しております。
 コダーイの1回目とファリャはSP盤から、コダーイ2回目はLPからの復刻のため、それに伴うノイズがあります。また、コダーイには元の録音時に於ける演奏省略箇所が2楽章、3楽章に御座います。予めご了承ください。
 尚、50年録音のコダーイは初CD化ではありません。(デルタ エンタテインメント)

・コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ作品8
(1948年 パリ録音 Pacific 6160〜63 78rpm)
・ファリャ:スペイン民謡組曲
(録音年不明 Pacific 6170〜71 78rpm)
・コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ作品8
(1950年 アメリカ録音 Period SPLP-510)

 ヤーノシュ・シュタルケル(vc)
 ジョルジュ・ソルシャニー(p、ファリャ)

内容詳細

世紀の名チェリストの名を世界に知らしめたのがコダーイの無伴奏だった。1948年にパリで録音したSP盤からの復刻と、2年後1950年にLP録音した演奏を収録。若きシュタルケルの凄まじい気迫。生々しく切れ味鋭い音色と冴えた技巧に圧倒されてしまう。(長)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
6
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
バルトークとコダーイは、共に現代音楽に突破口を...

投稿日:2010/09/18 (土)

バルトークとコダーイは、共に現代音楽に突破口をあけた、20世紀音楽の旗手であった。ハンガリーという、音楽がイノベーションを起こすときに大きな影響を及ぼす、古くは東洋の音楽に通じた血筋の国。バルトークが没して、御子息ペータの手によって録音された戦友コダーイの無伴奏は、マイクをチェロの中に入れたのではと云われたほど、モノラール録音の極致ともいえる無類の傑作だった。曲自体はやや構成が弱いが、虎や豹の動きを見るような、東欧の人々の力動感と生命力は、コダーイの弟子シュタルケルによって完全に蘇った。これは、正に生一本という驚くべき演奏だと思う。

黒熊怪 さん | 兵庫県 | 不明

0
★
★
★
★
★
バルトークとコダーイは、共に現代音楽に突破口を...

投稿日:2009/04/06 (月)

バルトークとコダーイは、共に現代音楽に突破口をあけた、20世紀音楽の旗手であった。ハンガリーという、音楽がイノベーションを起こすときに大きな影響を及ぼす、古くは東洋の音楽に通じる血筋の国。バルトークが没して、御子息ペータの手によって録音された戦友コダーイの無伴奏は、マイクをチェロの中に入れたのではと云われたほど、モノラール録音の極致ともいえる無類の傑作だった。曲自体はやや構成が弱いが、虎や豹の動きを見るような東欧の人々の力動感と生命力は、コダーイの弟子シュタルケルによって完全に蘇った。これは、正に生一本という驚くべき演奏だと思う。

黒熊怪 さん | 神戸 | 不明

1
★
★
★
★
★
Period盤は“SPLP-510”というbゥらSPの復...

投稿日:2008/09/08 (月)

Period盤は“SPLP-510”というbゥらSPの復刻と勘違いされることがありますが、LP録音です。 過去にPHILIPSから発売されたのはPeriod盤(LP録音)の復刻です。 48年のPacific盤(SP録音)は過去に復刻された例はありません。 レビューに誤解のあるコメントがあったため訂正させていただきました。

Period さん | 埼玉 | 不明

0

コダーイ (1882-1967)に関連するトピックス

器楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品