モーツァルト(1756-1791)

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CD

ホルン協奏曲全集 ダム(hr)ブロムシュテット&SKD

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC9479
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ハイパー・リマスタリング・シャルプラッテン・ベスト
第4弾全20タイトル! 
いま甦るドイツ・シャルプラッテンの名録音の数々!

モーツァルト:
・ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495
・ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412+512
・ホルンと管弦楽のためのロンド 変ホ長調 K.371
・ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
・ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
 ペーター・ダム(hr)
 ディーター・パンサ(第2hr)
 シュターツカペレ・ドレスデン
 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
 録音:1974年、ドレスデン、ルカ教会(ステレオ)

ドイツ・シャルプラッテン本来の優秀録音が蘇ったと評判のシリーズに第4弾が登場します。かつてLP時代には、その深みのある豊潤な音質によってファンの心を捉えて離さなかったドイツ・シャルプラッテンの名盤の数々が、CD時代になるとよくある薄手のサウンドに変質してしまい、熱心なファンを失望させることも少なくなかったとか。
 今回のシリーズ第1弾、第2弾、第3弾では、そうした熱心なファンの方々にも十分に納得していただけるクオリティの高さが、すべてのCDで確保されていたので、第4弾への期待も高まります。
 大手レーベルなどでよくおこなわれる一律のノイズ・リダクションやイコライジングがもたらす均質化された薄手の響きとは次元の異なる、オリジナル・テープ本来の素晴らしさがダイレクトに伝わってくる情報量の非常に多いサウンドが、かつての名盤の数々を見事に引き立ててくれるはずです。

ハイパー・リマスタリング5大特長
@オリジナル・アナログ・マスター・テープからの完全リマスタリング! 世界最高水準の音質を誇るスーパー・アナログ・ディスクからの技術に裏打ちされた妥協なき職人技の全貌を初めてCDで聴くことが可能になりました!
Aケーブルのみによる原音再生主義! EQ等、手を加えて原音の精緻を損なうことを徹底的に防ぎます。
B名匠たちが残した幅広いレパートリーから、レーベルの真髄を伝える名録音の数々をセレクト。カラヤンも絶賛したドレスデン・ルカ教会などの録音を多数含み、初めての人にも愛好家にも、ドイツ音楽界の深遠な魅力とエネルギーを伝えます!
Cシャルプラッテン・レーベル秘蔵の写真を使用した新オリジナル・ジャケット仕様。
D録音風景などの写真も取り入れたシリーズ書き下ろし解説書付。

内容詳細

ダムによる最初のホルン協奏曲全集。4曲の協奏曲はいずれもロイトゲープのために書かれたもので、自然な演奏が美しい作品だ。ダムの全盛時の録音で、シンプルな表情の中に豊かな音楽性が息づいている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495 第1楽章: アレグロ・モデラート
  • 02. ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495 第2楽章: ロマンツェ、アンダンテ
  • 03. ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495 第3楽章: ロンド、アレグロ・ヴィヴァーチェ
  • 04. ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412 第1楽章: アレグロ
  • 05. ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412 第2楽章: ロンド、アレグロ
  • 06. ホルンと管弦楽のためのロンド 変ホ長調 K.371
  • 07. ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417 第1楽章: アレグロ・マエストーソ
  • 08. ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417 第2楽章: アンダンテ
  • 09. ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417 第3楽章: ロンド
  • 10. ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K.447 第1楽章: アレグロ
  • 11. ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K.447 第2楽章: ロマンツェ、ラルゲット
  • 12. ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K.447 第3楽章: アレグロ

総合評価

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モーツァルトのホルン協奏曲は、不世出の名...

投稿日:2012/09/09 (日)

モーツァルトのホルン協奏曲は、不世出の名ホルン奏者と称されたデニス・ブレインをはじめとして、これまで海千山千の名ホルン奏者によって数多くの名演が成し遂げられてきた。そうした名うての錚々たるホルン奏者による名演奏の中でも、テクニックもさることながら、その音色の独特の魅力においては、本盤におさめられたペーター・ダムによる演奏は、最右翼に掲げられる名演奏と言えるのではないだろうか。シュターツカペレ・ドレスデンは、現在でも伝統ある独特の音色において一目置かれる存在であるが、とりわけ東西ドイツが統一される前の1980年代頃までは、いぶし銀の重心の低い独特の潤いのある音色がさらに際立っていたと言える。そうした、名奏者で構成されていたシュターツカペレ・ドレスデンの中でも、首席ホルン奏者であったペーター・ダムは、かかるシュターツカペレ・ドレスデンの魅力ある独特の音色を醸し出す代表的な存在であったとも言えるだろう。ペーター・ダムのホルンの音色は、同時代に活躍したジャーマンホルンを体現するベルリン・フィルの首席ホルン奏者であったゲルト・ザイフェルトによる、ドイツ風の重厚さを持ちつつも現代的なシャープさをも兼ね備えたホルンの音色とは違った、独特の潤いと温もりを有していたとも言えるところだ。モーツァルトのホルン協奏曲は、卓越したテクニックが必要であることはもちろんであるが、それ以上に愉悦性に富む楽想をいかに内容豊かに演奏していけるのかが鍵になるが、ペーター・ダムの場合は、持ち前のホルンの独特の魅力的な音色だけで演奏全体が実に内容豊かなものになっていると言っても過言ではあるまい。ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンも、ペーター・ダムのホルン演奏の引き立て役に徹するとともに、モーツァルトの音楽に相応しい高貴にして優美な名演奏を展開していると評価したい。いずれにしても、本演奏は、ペーター・ダムの全盛時代のホルン演奏の魅力を満喫することが可能であるとともに、モーツァルトのホルン協奏曲のこれまでの様々な演奏の中でも、ホルンの音色の潤いに満ち溢れた独特の美しさにおいては最右翼に掲げてもいい名演と高く評価したいと考える。併録のロンドヘ長調も、ペーター・ダムのホルン演奏の素晴らしさを味わうことが可能な素晴らしい名演だ。なお、ペーター・ダムの魅力的なホルンの音色は、同時期のシュターツカペレ・ドレスデンの演奏、例えば、特にホルンが大活躍するブロムシュテット指揮によるブルックナーの交響曲第4番において聴くことが可能であるということを付記しておきたい。音質は、本リマスタリング盤もなかなかの良好な音質であると言えるが、かつて発売されていたハイブリッドSACD盤が鮮明な素晴らしい高音質であった。ペーター・ダムの息遣いまでが聴こえる鮮明さは殆ど驚異的であり、SACDの潜在能力をあらためて認識させるのに十分なものであったとも言えるところだ。もっとも、現在では、当該ハイブリッドSACD盤は入手困難であるが、ペーター・ダムによる稀代の名演をできるだけ良好な音質で味わいたいという方には、多少高額であっても、中古CD店などでハイブリッドSACD盤を購入されることを是非ともおすすめしておきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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モーツァルトのホルン協奏曲は、不世出の名...

投稿日:2012/09/09 (日)

モーツァルトのホルン協奏曲は、不世出の名ホルン奏者と称されたデニス・ブレインをはじめとして、これまで海千山千の名ホルン奏者によって数多くの名演が成し遂げられてきた。そうした名うての錚々たるホルン奏者による名演奏の中でも、テクニックもさることながら、その音色の独特の魅力においては、本盤におさめられたペーター・ダムによる演奏は、最右翼に掲げられる名演奏と言えるのではないだろうか。シュターツカペレ・ドレスデンは、現在でも伝統ある独特の音色において一目置かれる存在であるが、とりわけ東西ドイツが統一される前の1980年代頃までは、いぶし銀の重心の低い独特の潤いのある音色がさらに際立っていたと言える。そうした、名奏者で構成されていたシュターツカペレ・ドレスデンの中でも、首席ホルン奏者であったペーター・ダムは、かかるシュターツカペレ・ドレスデンの魅力ある独特の音色を醸し出す代表的な存在であったとも言えるだろう。ペーター・ダムのホルンの音色は、同時代に活躍したジャーマンホルンを体現するベルリン・フィルの首席ホルン奏者であったゲルト・ザイフェルトによる、ドイツ風の重厚さを持ちつつも現代的なシャープさをも兼ね備えたホルンの音色とは違った、独特の潤いと温もりを有していたとも言えるところだ。モーツァルトのホルン協奏曲は、卓越したテクニックが必要であることはもちろんであるが、それ以上に愉悦性に富む楽想をいかに内容豊かに演奏していけるのかが鍵になるが、ペーター・ダムの場合は、持ち前のホルンの独特の魅力的な音色だけで演奏全体が実に内容豊かなものになっていると言っても過言ではあるまい。ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンも、ペーター・ダムのホルン演奏の引き立て役に徹するとともに、モーツァルトの音楽に相応しい高貴にして優美な名演奏を展開していると評価したい。いずれにしても、本演奏は、ペーター・ダムの全盛時代のホルン演奏の魅力を満喫することが可能であるとともに、モーツァルトのホルン協奏曲のこれまでの様々な演奏の中でも、ホルンの音色の潤いに満ち溢れた独特の美しさにおいては最右翼に掲げてもいい名演と高く評価したいと考える。併録のロンドヘ長調も、ペーター・ダムのホルン演奏の素晴らしさを味わうことが可能な素晴らしい名演だ。なお、ペーター・ダムの魅力的なホルンの音色は、同時期のシュターツカペレ・ドレスデンの演奏、例えば、特にホルンが大活躍するブロムシュテット指揮によるブルックナーの交響曲第4番において聴くことが可能であるということを付記しておきたい。音質は、本リマスタリング盤もなかなかの良好な音質であると言えるが、かつて発売されていたハイブリッドSACD盤が鮮明な素晴らしい高音質であった。ペーター・ダムの息遣いまでが聴こえる鮮明さは殆ど驚異的であり、SACDの潜在能力をあらためて認識させるのに十分なものであったとも言えるところだ。もっとも、現在では、当該ハイブリッドSACD盤は入手困難であるが、ペーター・ダムによる稀代の名演をできるだけ良好な音質で味わいたいという方には、多少高額であっても、中古CD店などでハイブリッドSACD盤を購入されることを是非ともおすすめしておきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ブレインも勿論良いと思いますが、総合的に...

投稿日:2012/01/22 (日)

ブレインも勿論良いと思いますが、総合的に見てモーツァルトのホルン協奏曲のベストはこのペーター・ダム盤だと思います。この音色、一度聴いたら忘れられないし、一度ハマったら抜けられませんね。ブロムシュテットのバックも良し、録音は最新録音と遜色ありません。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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