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Comp.symphonies: Skrowaczewski / Saarbrucken Rso

Beethoven (1770-1827)

User Review :4.5
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OC526
Number of Discs
:
6
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

スクロヴァチェフスキ/ベートーヴェン: 交響曲全集

卓越したオーケストラ・ビルダーとしての手腕を発揮し、ザールブリュッケン放送響をドイツ随一のオーケストラに育て上げたスクロヴァチェフスキのベートーヴェン交響曲全集。
 精緻をきわめたサウンド、余情を排した快速テンポによる進行の中に満載された情報量には圧倒されるばかりで、長いキャリアに裏打ちされた語彙の豊富さはもちろん、時代考証まで視野に入れてそれらを自由自在に操る手腕の冴えはまさに完璧。さすがスクロヴァというほかありません。
 長年手塩にかけたアンサンブル、ザールブリュッケン放送響の高度な実力は言うまでもないところですが、ここではバイエルン放送合唱団の素晴らしい技量も見逃せません。オケともども見事に透明な響きを聴かせてくれます。

ベートーヴェン: 交響曲全集
・交響曲第1番ハ長調 Op.21
・交響曲第2番ニ長調 Op.36
・交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
・交響曲第4番変ロ長調 Op.60
・交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
・交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
・交響曲第7番イ長調 Op.92
・交響曲第8番ヘ長調 Op.93
・交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
 アネッテ・ダッシュ(ソプラノ)
 ダニエラ・シンドラム(メゾ・ソプラノ)
 クリスティアン・エルスナー(テノール)
 ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)
 バイエルン放送合唱団(合唱指揮:ミヒャエル・グレーザー)
 ザールブリュッケン放送交響楽団
  スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
 録音:
 2005年1月15,16日(第3番)、2005年5月23-26日(第9番)
 2006年3月20,21日(第8番)、2006年3月22,23日(第7番)
 以上、ザールブリュッケン、コングレスハレ
 2005年6月1-4日(第1番)、2005年6月1-3日(第2番)
 2005年10月17-19日(第5番)、2005年10月20-22日(第4番)
 2005年10月31日-11月3日(第6番)
 以上、ザールブリュッケン、ザールラント放送大ホール(ライヴ)

【スクロヴァチェフスキ・プロフィール】
1923年10月3日、ポーランドのルヴォフ(現ウクライナ)生まれ。11歳でピアニストとしてデビュー、13歳で指揮者としてもデビュー、並行して作曲を始める神童ぶりを発揮。生地の音楽院、クラクフ音楽院で学び、戦争で手を負傷した後は指揮と作曲に専念する。47年にシマノフスキ作曲コンクールで優勝した後、パリで作曲を名教師ナディア・ブーランジェ、指揮をパウル・クレツキに師事。56年ローマ国際指揮者コンクールで優勝、同年から59年までワルシャワ国立フィルの指揮者。58年ジョージ・セルの招きでクリーヴランド管に客演、セルの薫陶を受けた後、60年よりアメリカに移住。60年から79年までドラティの後任でミネアポリス交響楽団(現ミネソタ管弦楽団)の音楽監督、84〜91年ハレ管弦楽団の首席指揮者をつとめ、オーケストラ・ビルダーとしての手腕を発揮して同管を大きく育てたことでも注目を浴びる一方、ルービンシュタイン、スターン、シュタルケルをはじめとする巨匠からの信頼も厚く協奏曲での伴奏を多く手がけ高い評価を獲得。70年代前半よりザールブリュッケン放送交響楽団に客演指揮を頻繁に行い、94年からは同響の首席客演指揮者のポストにあるスクロヴァチェフスキはアルテ・ノヴァ・レーベル(現エームス・クラシックス)にブルックナーの交響曲全集を録音・完成し、日本での評価も著しく高いものに。
 ギュンター・ヴァント亡き後、現代最高のブルックナー指揮者の一人として(97年にマーラー=ブルックナー協会からゴールド・メダル授与)、また現役最高齢の巨匠(今年80歳!)として、スクロヴァチェフスキは日本でもN響、読響へ度々客演指揮し、実演でも最高級の賛辞と評価を批評家、聴衆、楽団員から受けている。2003年10〜11月にザールブリュッケン放送交響楽団との待望の日本公演でのブルックナーはディスクでの期待に違わぬ名演で聴衆を魅了したほか、2004年にN響に再び客演、今年2005年には4月と12月に読響への再客演、またザールブリュッケン放送交響楽団との2度目のツアー(2006年12月)でベートーヴェン:交響曲全曲演奏(4日間、東京オペラシティコンサートホール)が決定済み。(BMG)

Track List   

Disc   1

  • 01. Skrowaczewski, Stanislaw - Sinfonie Nr. 1 C-dur Op
  • 02. 1. Adagio Molto - Allegro Con Brio
  • 03. 2. Andante Cantabile Con Moto
  • 04. 3. Menuetto: Alegro Molto E Vivace
  • 05. 4. Adagio - Allegro Molto E Vivace
  • 06. Skrowaczewski, Stanislaw - Sinfonie Nr. 4 B-dur Op
  • 07. 1. Adagio - Allegro Vivace
  • 08. 2. Adagio
  • 09. 3. Menuetto: Allego Vivace
  • 10. 4. Allegro Ma Non Troppo

Disc   2

  • 01. Skrowaczewski, Stanislaw - Sinfonie Nr. 2 D-dur Op
  • 02. 1. Adagio - Allegro Con Brio
  • 03. 2. Larghetto
  • 04. 3. Scherzo: Allegro - Trio: Allegro
  • 05. 4. Allegro Molto

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Comprehensive Evaluation

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以前NHKのTVでMr.SによるN響のベートーヴェンを...

投稿日:2013/12/14 (土)

以前NHKのTVでMr.SによるN響のベートーヴェンを聴いたことがありますが、音楽の輪郭、構造が目に見えるようで、しかしそれでいて決して無機質になっていないことに感心しました。このCDでもMr.Sの切れ味の良い、贅肉をそぎ取った推進力のある演奏に感銘を受けました。例えばフルトヴェングラーのように精神が内部に沈潜してその塊が爆発するというタイプの演奏ではなく、感情がストレートに表出されていて、こういうベートーヴェンもいいなと納得しています。総じてテンポは速めですが、実際の時間的な速さというよりも、精神が前へ、前へという感じで(しかし、決して前のめりではない)大いに評価しています。

STRAD さん | 千葉県 | 不明

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明晰な演奏はスクロヴァならでは。しかし、...

投稿日:2009/11/16 (月)

明晰な演奏はスクロヴァならでは。しかし、愛聴するクレツキ&チェコフィルの全集には及ばず。オケの魅力が薄い。セル&クリーブランドにも匹敵する素晴らしいコンビであった古巣のミネソタ管と、ベートーヴェンの交響曲を1曲も録音していないのが非常に残念。

メルロ さん | 兵庫県 | 不明

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推進力のある良い演奏だと思いますが、音が...

投稿日:2009/01/05 (月)

推進力のある良い演奏だと思いますが、音が若干硬くなるのが気になります。もう少し響きに開放感があると良かったと思います。

クロイドン さん | 愛知県 | 不明

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