チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

交響曲第6番『悲愴』 ムーティ指揮フランス国立管(2003)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
V4970
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

ムーティ本領発揮の大迫力ライヴ! フランス国立管との『悲愴』
ムーティの実演といえば、ダイナミックなカンタービレとリズムが交錯するオペラがまず有名ですが、コンサート物でも優れた演奏を聴かせています。
 特にウィーン・フィルとは密接な関係を築いていますが、そこでのレパートリーは(最近では)古典派作品が中心となっており、ムーティの魅力の重要な側面でもあるダイナミズムが投影されたものとはいい難いのが実情でした。
 しかし、同じく常連としてよく客演しているフランス国立管弦楽団とはロマン派レパートリーもよくとりあげており、ここで聴ける『悲愴』のような強烈な演奏も生まれやすいという背景があります。

 この『悲愴』はユニークです。オーケストラのサウンドはやや明るめで色彩的ですが、ムーティの解釈はときにマーラーをも思わせるような壮絶な盛り上がりや深い悲しみを大きなうねりと共に刻み込む音楽を志向しており、その意味で第1楽章(恐るべき展開部後半!)と第4楽章は圧巻といえる演奏となっています。
 ムーティの『悲愴』は、すでにフィルハーモニア盤(1979年)、フィラデルフィア盤(1989年)の2種のスタジオ録音が存在しますが、今回の録音はそれらを大きく上回る魅力をもっていることはまず間違いの無いところです。

■チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
リッカルド・ムーティ(指揮)フランス国立管弦楽団

録音:2003年4月26日、パリ、シャンゼリゼ劇場でのライヴ録音

収録曲   

  • 01. Symphony no 6 in B minor, Op. 74 "Pathetique"
  • 02. Symphony no 6 in B minor, Op. 74 "Pathetique"
  • 03. Symphony no 6 in B minor, Op. 74 "Pathetique"
  • 04. Symphony no 6 in B minor, Op. 74 "Pathetique"

総合評価

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リッカルド・ムーティのこの演奏はHMVの...

投稿日:2014/07/04 (金)

リッカルド・ムーティのこの演奏はHMVのレビューにある通りであり、なかなかの好演だと思います。HMVの評は決してヨイショしたものではないです。 私はフィラデルフィアもフィルハーモニアの演奏もしらないですが(ムーティの特別なファンではないから)、あまた悲愴を聴き込んだ耳には、非常に個性的に聞こえました。既出の諸氏の感想もみなさん的確に表出されていると思います。 ケレン味たっぷりの演出過剰と感じられる方も居られるかも知れませんが、アーティキュレーションも十分であり、テクスチュアも見事に演じられています。ティンパニの活躍も際立ってドラマティック、緩徐なメロの歌う弦の音は美麗、こういうチャイコもあっていいと感じました。 ライブなるも録音は極めて明瞭で聴き応え十分と思いました。

田舎爺 さん | 岡山県 | 不明

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過去2回の録音からかなり解釈の変わった演...

投稿日:2013/11/24 (日)

過去2回の録音からかなり解釈の変わった演奏。とくに終楽章はヴェルディのオペラを聴いているかのようなフレージングで、シンフォニー指揮者としては決して成功したとは言えないムーティだが、近年はレパートリーを絞ってきており、その結果到達した世界観が表現されていて興味深い。「悲愴」の演奏としては万人受けするものでは無いが、ムーティを軽く評価してきた人にはぜひ聴いてもらいたい。

ホセ・アントニヲ さん | 北海道 | 不明

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ムーティの『悲愴』は、すでにフィルハーモ...

投稿日:2008/07/20 (日)

ムーティの『悲愴』は、すでにフィルハーモニア盤(1979年)、フィラデルフィア盤(1989年)の2種のスタジオ録音が存在しますが、今回の録音はそれらを大きく上回る魅力をもっていることはまず間違いの無いところです。

ビン太 さん | 栃木 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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