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String Quartet.10, 15: Capet Q

Beethoven (1770-1827)

User Review :5.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OPK2052
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

カペー四重奏団/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番、第15番

「オーパス蔵がカペー四重奏団の全録音を復刻すると聞いて、待ってました!と思わず歓声を上げた」
音楽評論の重鎮、小林俊之氏は続けて「これほど克明な復刻もめずらしく、生演奏の雰囲気を感じさせて・・・」と、オーパス蔵の復刻の素晴らしさを語り、ベートーヴェンの第15番に関してはとりわけ「序奏を支えるPPのチェロ・パートがオーパス蔵で初めて完全に聴き取れる。やっと音溝に刻み込めたと思われる最低音の収録をひろいとっているのだ」と絶賛、ヒストリカル・ファンには見逃せないリリースと言えそうです。

【収録情報】
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番『ハープ』
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番
 カペー四重奏団
 録音時期:1928年
 
 
カペー四重奏団
 名匠リュシアン・カペー(vn)によって1894年に結成されたフランスの名クァルテット。C.ジロン、アンリ・カサドゥシュ、シャルル=ジョゼフ・フュレーのメンバーで活動しますが、1899年、カペーのサント=セシル音楽院教授就任に伴って活動を中止します。その後、1903年なって、カペーは新たなメンバー(フィルマン・トゥーシュ、エドゥアール・ナドー、クロ・サン=タンジュ)と共に活動を再開、1909年にはふたたびメンバー移動(モーリス・エウィット、アンリ・カサドゥシュ、マルセル・カサドゥシュ)、カサドゥシュ兄弟が抜けたあと、1919年からは、アンリ・ブノワ、カミーユ・ドゥロベールが加わりました。1928年、カペーの死によってその活動を終えました。

CDは国内プレスとなります。

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Comprehensive Evaluation

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CapetSQ.の演奏は、不思議な事に全く古さを...

投稿日:2010/08/02 (月)

CapetSQ.の演奏は、不思議な事に全く古さを感じさせない、いつ聞いても、今日、演奏するのを聞くような普遍性を感じる。電気吹き込み最初期の録音でありながら、音の切れ味は鋭く深く、それでいて流麗で美しい。ドイツ流の深刻さにとらわれず、最晩年のベートーベンの世界を、壮大なスケールで描き、力にとらわれずに自然に構築しながら、非常な力動感がある。約100年にわたり、作品を驚くほど深く、求心的に捉えた不滅の演奏として、伝説的な評価が捧げられた。フランスのSQ.によるこの演奏は、文化の異なるあらゆる国の人々に受け入れられる、音楽の真の意味の国際性が在るのだろう。

黒熊怪 さん | 兵庫県 | 不明

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 15番のカペーの演奏は、第1楽章に特に驚...

投稿日:2009/12/30 (水)

 15番のカペーの演奏は、第1楽章に特に驚かされた。曲想から、テンポも 遅め、リズムも粘り気味になる演奏がおおいが、この演奏は、リズム は明晰、テンポも速めでありながら、この曲の威容を十分表現している。 第1バイオリンのカペーのひらめきは随所に現れ、ソロをやったとしても、 当時を代表する天才だったと思う.  音については、EMI盤より若干まさる。14番ほどの差はない。  ハープ4重奏曲は、曲の書かれ方の成果、録音の古さが比較的苦にならない曲でほとんどカペーでしか聞かない。  第2楽章のポルタメントを使い、ゆったり歌うさまは、比較する者がない見事さである。 第1楽章も地上的重さが少なく、ぬけきった演奏だ。  EMI盤よりだいぶ鮮明だが、雑音はこちらが多く、第2楽章の主題を 歌う重要な部分で音が飛ぶ箇所があり、EMI盤が無難か。

プリン さん | 愛知県 | 不明

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CapetSQ.の演奏は、不思議な事に全く古さを...

投稿日:2009/03/14 (土)

CapetSQ.の演奏は、不思議な事に全く古さを感じさせない、いつ聞いても、今日、演奏しているような普遍性を感じる。電気吹き込み最初期の録音でありながら、音の切れ味は鋭く深く、それでいて流麗で美しい。ドイツ流の深刻さにとらわれず、最晩年のベートーベンの世界を壮大なスケールで描き、力にとらわれずに自然に構築しながら、非常な力動感がある。約1世紀にわたり、作品を驚くほど深く、求心的に捉えた不滅の演奏として伝説的な評価があった。この演奏には、文化の異なるあらゆる国の人々に受け入れられる、音楽の真の意味の国際性が在るのだろう。

黒熊怪 さん | 神戸 | 不明

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