CD 輸入盤

リヒテル(p)ピアノ協奏曲集(ベートーヴェン3番、ブラームス2番、チャイコフスキー1番、シューマン)アーベントロート、コンドラシン、アンチェル、他

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ANDRCD5026
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

リヒテル / ピアノ協奏曲集 1950-1954年

リヒテルの壮年期、35歳から39歳にかけて収録された、シューマン、ブラームス、チャイコフスキーなど得意の協奏曲4つを収めた2枚組。いずれも大物指揮者との顔合わせであることも注目です。
 30代になってからピアニストとして遅咲きのデビューの果たしたリヒテルですが、そのインパクト絶大な演奏でまたたくまに名声を獲得し、当時まだ冷戦で対立していた西側諸国でも「鉄のカーテンの向こうに恐ろしいピアニストがいる」と噂を呼んだほどでした。 このセットに収められた演奏は、リヒテルが破竹の勢いでその地位を築いていった時期にあたるもので、後年の演奏以上に精力的な演奏が魅力です。

・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37
 ソビエト国立交響楽団
 ヘルマン・アーベントロート(指揮)
 録音:1954年10月、モスクワ

・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 op.54
 モスクワ放送交響楽団
 アレクサンドル・ガウク(指揮)
 録音:1954年、モスクワ

・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83
 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 キリル・コンドラシン(指揮)
 録音:1950年5月23日、プラハ

・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ長調 op.23
 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 カレル・アンチェル(指揮)
 録音:1954年5月

 スヴャトスラフ・リヒテル(p)

ユーザーレビュー

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このCDを買って以来、ロシア&東側のオケ...

投稿日:2007/12/18 (火)

このCDを買って以来、ロシア&東側のオケの寒々しい音色にはまってしまった。特にチェコフィル・アンチェルに狂喜!どれも名演だが、他の方のご指摘通り録音状態にばらつきあり。ベートーヴェン、シューマンはあまりよくない。ブラームスは更によくないが、チャイコは美音。チャイコはムラビンスキー・レニングラードのよりもリヒテルの乗りがよく、爽快な気がして自分にとっては同曲のベスト。とにかく音源は古いがどれも名演なので(特にチャイコ、ブラームス!)我が家の宝物のひとつ。買ってよかった。

りひ狂 さん | 愛知三河 | 不明

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良かったです。確かに,ベートーヴェン,ブ...

投稿日:2007/06/20 (水)

良かったです。確かに,ベートーヴェン,ブラームスの音質は悪いですが,その悪条件をものともしないリヒテルのピアニズムに酔えます。ベートーヴェンはとても温かで,シューマンはロマンチック,ブラームスの素晴らしさは,表現不可能(言葉が見つからない),チャイコはさらにものすごいです! ぱりぱりの歯切れのよさで,ほとんどノーミスで終わりまで突っ走ってくれます。本当に心地よいです。もう他の人のチャイコは聞けなくなってしまいました。「最高」にしなかったのは,やはり音質の点です。でも,音楽は「最高」ですよ。

カヨサン さん | 愛知県 | 不明

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曲によって、そして同じ曲の中でも録音状態...

投稿日:2006/01/27 (金)

曲によって、そして同じ曲の中でも録音状態がかなり違い、聴きづらいところも散在する。特にベートーヴェンは良くない。リヒテルもあまりのっていない。シューマンはもっとロマンチックな演奏を期待したかった。迫力あるチャイコフスキーは録音も良く、速いテンポのブラームスからも、リヒテルのパワーが強烈に伝わってくる。伴奏のオケもリヒテルに上手く合わせている。同曲の中で一番といえる盤ではないが、十分聴く価値はある。購入してよかった。

d.kurowa さん | 東京 | 不明

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