Sym.4, 5, 6: E.kleiber / Various O+dvorak: Cello Concerto: Janigro Etc

父クライバー名演集
1950年代の放送録音を中心に集めた好企画！

大指揮者、エーリヒ・クライバーの貴重な遺産がTAHRAによって復活！
この3CDセットには、�Eを除き、1950年代のライヴないしは放送録音が集められています。�@は初出。�AはURANIAでCDになっていたくらい。�B�Cはこのデータでは初出。�Dと�Eは数社からCDが出ていました。
　エーリヒ・クライバーの指揮は、基本的に引き締まった男性的な音楽で、強いエネルギー放射があり、その上手応えのある質感が常に伴っているという優れたもので、大家の風格に満ち満ちています。
　ベートーヴェンで高く評価された人だけあって、ここでも第5交響曲の第4楽章など、オーケストラを輝かしくかつ豊かに鳴り響かせ、ただただ圧倒。さらにエーリヒ・クライバー得意中の得意の『田園』では、キビキビと進みつつも、ベートーヴェンが音に込めた自然讃歌が豊かに湧き上がり、ことに歌いまくる第2楽章は見事というほかありません。やはり天下の大指揮者です。肉声も貴重。

�@モーツァルト：交響曲第36番K.425『リンツ』−第1&2楽章
　NDR交響楽団
　1955年3月11日

�Aベートーヴェン：交響曲第4番変ロ長調Op.60
　コンセルトヘボウ管弦楽団
　1950年4月28日

�Bベートーヴェン：交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』
　NDR交響楽団
　1955年3月11日

�Cベートーヴェン：交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
　ケルン放送交響楽団
　1955年4月4日

�Dドヴォルザーク：チェロ協奏曲ロ短調Op.104
　アントニオ・ヤニグロ(Vc)
　ケルン放送交響楽団
　1955年3月28日

�Eリスト：交響詩『前奏曲』
　チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
　1936年6月22日

　エーリヒ・クライバー（指）

＋ボーナス　エーリヒ・クライバーは語る