孤独の意味も、女であることの味わいも 新潮文庫

三浦瑠麗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101043715
ISBN 10 : 410104371X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;16

内容詳細

人に絶望しても、性暴力に遭っても。愛する子を喪って、すべての「いま」に正解がないように思えても。人生には必ず意味がある。救えない人間などどこにもいないのだから―。母親の後ろに隠れていた少女が、異性の欲望に晒されて呆然とした青春時代を経て、自由を渇望し、自らの言葉だけで生きるに至るまで。気鋭の国際政治学者が、端正な文章で紡ぐようにして綴った等身大のメモワール。

目次 : 転機/ 子育ての日々/ はじめの孤独/ 子どもを産む/ 茅ヶ崎の家/ 珠/ 残された者たち/ 夫と暮らす決心/ 強情っぱりの幼稚園児と女になるということ/ 湘南高校へ/ どうしようもない状況/ 大学へ/ 門司の家/ 彼氏という存在/ 初めての経験/ 籠る日々/ 弔い/ 他人との触れ合い/ ほんとうの自立/ 「女」が戻ってくるとき/ 女が男に求めるものについて/ 孤独を知ること

【著者紹介】
三浦瑠麗 : 1980(昭和55)年、神奈川県生れ。国際政治学者、山猫総合研究所代表。東京大学農学部卒業後、同公共政策大学院及び同大学院法学政治学研究科修了。博士(法学)。東京大学政策ビジョン研究センター講師などを経て現職。2017(平成29)年、正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • そると さん

    瑠璃さんのようなポジションの女性は、自らの女性性に無関心であるかのように振舞ったり、ことさら男性的な自己像と親和的に振舞うことが多いように思う。でも瑠璃さんは男性顔負けの論客でありながら、かつ、自らが女性であることを謳歌しているように見え、とても不思議な人に見えた。本書を読むと今の彼女に至るまでの「硝子戸の内側」をほんの少し垣間見ることができる。自らの内からあふれる思いを、それが激しい痛みを伴うものであっても、一粒の水滴もこぼし逃さないよう丁寧につづられた文章の在り方が彼女の生き様そのままと感じた。

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