CD

『レクィエム』 ヨッピヒ&聖グレゴリオの家聖歌隊

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD9279
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

東京、聖グレゴリオの家聖歌隊によるグレゴリオ聖歌シリーズ。

今回再発売の5タイトルは、1988年から始まった『クリスマスのミサ曲』から、2002年発売の『レクイエム』まで14年間にわたる、国内での本格的なグレゴリオ聖歌録音の歴史と言えるものです。各CDはそれぞれグレゴリオ聖歌解釈の第一人者を指揮者として招いています。
グレゴリオ聖歌は『典礼行為において首位を占める教会音楽』と称されていますが、音楽の形態としては極めてシンプルなものです。作曲家・細川俊夫は『クリスマスのミサ曲』CDに寄せた文章でこのように書いています。――この音楽のメリスマの時間の流れ(グレゴリオ聖歌の旋律)に垂直的に耳をすますと、ユニゾンの響きの微妙なずれが生み出すニュアンスの豊かさ、息が母胎となって生み出されるたゆたうような計量不可能なリズム、メリスマの相互間の美しいしじま、人々が心を一つにして歌い始めるときの響き・・・。静けさのうちに、実に豊かで多義的な音楽世界が実現しているのです。(中略)グレゴリオ聖歌を歌う人々は、美しいラテン語の言葉を心の内に持ち、その言葉の奥底に人間を超えたものへの祈りが泉のように湧き出ています。――

聖グレゴリオの家聖歌隊
教会音楽の研究と普及をめざして設立された団体。ミサ典礼で、グレゴリオ聖歌・ミサ曲などを演奏するために1986年復活祭に発足しました。教会音楽研究の第一人者である橋本周子指導のもと、実際の演奏を通して西洋音楽の根源をたどりながら、現代における宗教音楽の可能性とあり方を模索し活動しています。

『レクイエム』

・レクイエム―死者のための典礼

 録音:2002年

聖グレゴリオの家聖歌隊
指揮:ゴデハルト・ヨッピヒ

この歌は、何世紀にもわたって人々が臨終の床にある者に話しかけ歌ってきた祈りや、葬儀そして墓に向かう荘厳な行列の際に歌われたうち、最も古いものです。

内容詳細

臨終の床にある者への祈りや、葬儀、葬列の際に歌われてきた教会音楽のうちの最古の歌のひとつ。ミュンヘン音楽大学他でグレゴリオ聖歌と典礼学の教鞭をとるヨッピヒが、静謐に、そして感動的に表現した。(CDジャーナル データベースより)

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