CD

Leo Sirota A Tribute To Prof.leo Sirota

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GD2009
組み枚数
:
3
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

日本音楽界の恩人「レオ・シロタ教授を讃えて」
没後40周年企画

レオニード・クロイツァー「ピアノ講座より」(GD-2005〜8)に続く、戦後の日本音楽界に貢献しながらも過去に封印されたピアニスト、レオ・シロタの業績を偲ぶ。
 ロシア生まれのユダヤ人ピアニスト。少年時代、パデレフスキーに才能を認められウィーンへ留学。ブゾーニに師事し大きな影響を受けたシロタは、ブゾーニ派ピアニストへと成長する。ウィーンを拠点にヨーロッパで活躍し、若手ピアニストとして名声を博した。その演奏スタイルはヴィルテュオーゾ・タイプと評された。シベリアを横断し、1928年初来日。山田耕筰と親交を深める。1931年、東京音楽学校教授に就任し、教育面でもすぐれた才能を発揮した。多くの才能を育み、園田高弘も弟子の一人であった。1944年敗戦が濃厚になった頃、軽井沢に軟禁状態になり苦しい生活を強いられる。戦後アメリカに移住。後進の指導に当たり、またリサイタルや放送の活動も続けた。1963年再来日し、シロタの最後の演奏会が開催された。クリストファ・N・野澤氏監修。

内容詳細

戦前戦後を通じ、クロイツァーと並ぶ、日本の音楽界に多大な貢献をしたピアニストで教育者、ユダヤ系ロシア人レオ・シロタの、貴重な音源がまとめられた。40年代録音と東京告別演奏会は初CD化。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

東京告別演奏会(東京日比谷公会堂 1963年12月3日)

  • 01. スカルラッティ:パストラーレとカプリッチョ、ソナタより(タウジヒ編)
  • 02. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ18番 変ホ長調
  • 03. シューベルト:ピアノ・ソナタ16番 イ短調

ディスク   2

東京告別演奏会(東京日比谷公会堂 1963年12月3日)

  • 01. ホセ・アントニオ:前奏曲
  • 02. ストラヴィンスキー:ワルツとポルカ
  • 03. バーバー:エクスカージョン 4番
  • 04. 山田耕筰:「荒城の月」を主題とする変奏曲
  • 05. ショパン:夜想曲 5番 嬰ヘ長調
  • 06. ショパン:練習曲 ハ短調
  • 07. リスト:ハンガリー狂詩曲 6番

《日本コロンビアSP盤より》

  • 08. 山田耕筰:彼と彼女
  • 09. 山田耕筰:主題と変奏(母に捧ぐる変奏曲)
  • 10. ショパン:練習曲 変ト長調、黒鍵
  • 11. ショパン:練習曲 変ト長調、蝶々

《イギリスホモコードSP盤より》

  • 12. ショパン:円舞曲 変ニ長調(ローゼンタール編)
  • 13. リムスキー・コルサコフ:熊蜂の飛行
  • 14. スカルラッティ:カプリッチョ、ソナタ(タウジヒ編)
  • 15. リスト:ラ・カンパネラ
  • 16. リスト:ハンガリー円舞曲 6番 変ニ長調
  • 17. ヘンデル:調子のよいかじ屋、ハープシコード組曲5番より
  • 18. グリンカ:ひばり(バラキノフ編)

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ユーザーレビュー

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クロイツァーと同様、日本に定住して数々の...

投稿日:2006/04/15 (土)

クロイツァーと同様、日本に定住して数々の弟子を育てたシロタの貴重な集成。東京の告別演奏会は特別な感傷無しに聞いても立派な内容。しかし元のテープの常態か、音があまり良くない。しかし一番問題なのはSP盤の復刻。せっかく貴重なSPなのに、またもやクレデンザ再生・マイク収録の、スカスカで何の実体感も無い音でまったく興ざめ! こんな企画は止めて欲しい。意味が無いし、その程度の復刻を商品化しないで欲しい。最近のグリーンドアはこの方式を止めたようだが、このシロタ盤もできる事なら新たに復刻し直して欲しい。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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