CD Import

Sym.6: Jansons / Lso

Mahler (1860-1911)

User Review :5.0
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
LSO0038
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD

Product Description

マーラー交響曲第6番『悲劇的』
ヤンソンス指揮ロンドン交響楽団による
絶賛されたコンサートのライヴ録音!


2002年11月、ヤンソンスがロンドン響に客演した際のライヴ録音。このコンサートは新聞各紙から絶賛が寄せられるなど高い評価を獲得、オーケストラ自前のレーベルである「LSO LIVE」でのリリースの運びとなったというものです。
 ヤンソンスの細部までクリアに表現するスタイルが、オーケストラの精緻な表現力と結びついた作品構造の透けて見えるような演奏で、これにはバービカン・センターの残響少なめの音響がプラスに作用しているとも考えられます。

【新旧比較】
ヤンソンスはこの録音の2年9ヶ月後にコンセルトヘボウ管弦楽団ともこの曲を演奏、同じくオケ自前のレーベルからライヴ録音がリリースされています。
 時期が近いため解釈は基本的に同じ、オーケストラもどちらも第一級ということで、主にホールの響き具合と、音質傾向の違いが印象的なものとなっています。
 バービカン・センターの残響が少なめのため、ロンドン響の演奏は総じて若干テンポが速めとなっており、また、各パートの透明度も高いため、第4楽章など混沌としがちな部分でも視界良好、作品のドラマ構築の仕組みが手に取るようにわかるのは、ライヴ録音としては驚異的な水準にあるといえます。
 コンセルトヘボウ盤は、ホールの豊かな響きが作品の雰囲気をよく伝えてくれる演奏で、オーケストラの柔らかなアタックもロンドン響とはずいぶん傾向が違っているのがおもしろいところ。ちなみに第4楽章ハンマー・ストロークはロンドン響が強烈です。(HMV)

 2002 LSO 22:54 + 15:13 + 12:38 + 30:22 = 81:07
 2005 RCO 23:45 + 15:35 + 13:15 + 31:12 = 82:47

【収録情報】
マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』

 ロンドン交響楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:2002年11月
 録音場所:ロンドン、バービカン・センター
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
4
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
マーラーのロマン主義と近現代的側面の中間...

投稿日:2008/04/01 (火)

マーラーのロマン主義と近現代的側面の中間の立場に立った演奏であると思う。楽曲が悲劇的様相を帯びるのは、終楽章になってからだが、最後の一撃で悲劇性が本物となる。ブーレーズ、VPOのものよりも楽曲に同調できる。ヤンソンスの正体は未だわからないが、聴き易いのが特徴ではないかと思われる。とにかくこの演奏には最高点を付けたい。

Johannes さん | 埼玉県 | 不明

0
★
★
★
★
★
21世紀を代表するマーラー指揮者になって欲...

投稿日:2003/08/29 (金)

21世紀を代表するマーラー指揮者になって欲しいという意味も込めて10点。期待以上の演奏。ライブながら完成度高く、ロンドン響のアンサンブルのレベルにも感心した。ただ、ドロドロした鬼気迫る様な部分を期待するリスナーには不向きかも。ヤンソンスについては皆さんどう評価しますか?値段も安いので興味ある方は聴いてレビューを書き込んで欲しいです。

安曇野のカラヤン さん | 長野県穂高町 | 不明

0
★
★
★
★
★
これまで聴いたヤンソンスの演奏はどうもオ...

投稿日:2003/08/14 (木)

これまで聴いたヤンソンスの演奏はどうもオケの鳴りが悪く,BPOを指揮しても何か今ひとつ足りない感じがしていたのですが,LSOとは相性がいいようです。最近日本ではほとんど無視されてる感がありますが,LSOはうまいです。そういえばこないだFMで聴いたヤンソンスとBPOのショスタコ5はオケがめっちゃ下手だった…。それはともかく,この値段,買いです!

Mulder さん | 福島県 | 不明

0

Symphonies Items Information

Recommend Items