Tosca : Sabata / Teatro alla Scala, Callas, Di Stefano, etc (1953 Monaural)(2CD)

User Review ：4.5

(2)

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Item Details

Genre

Classical

Catalogue Number

8110256

Number of Discs

Label

Naxos *classic*

Release Country

International

Original Release Year

1997

Format

Product Description

あのカラスの『トスカ』が、初期盤LPの音質で復活！

カラスやカラヤンの数々の名盤を手がけたことで知られるウォルター・レッグが、『カラスの最高傑作』と述べたように、プッチーニの名作オペラ『トスカ』の1953年スカラ座録音の名声はもはや伝説の域に達しています。
　当時の偉大な歌手三人、カラス、ディ・ステファノ、ゴッビが揃い、スカラ座の名音楽監督デ・サーバタが、最上の歌唱を引き出す統率力を発揮し、完璧を期しているので一瞬の緩みもありません。第一幕のフィナーレでは満足の行く仕上がりになるまで三度も録り直したといいうこの録音、オペラの全曲盤として、レコード史上に燦然と輝く最も偉大なセットの一つとされています。

マーク・オバート＝ソーンによる制作者後記より
この古典的名演が、これまで制作されたオペラ全曲盤の中で最も優れたスタジオ録音であることはほぼ間違いありません。過去半世紀に渡ってカタログから消えたことは一度もなく、様々なメディアに形を変えて幾度も再発売されています。しかし、マリア・カラス研究家ロバート．E．セレツキー博士が記しているように、これまでリリースされてきたソフトには、最新シリーズ中のCDも含めて、マスターテープと編集作業に起因する若干の問題点が残されています。
　オリジナルのLPレコードには、盤面ごと、また同じ盤の中でさえもピッチの不一致がありました。編集ミスもあり、唐突に目立って現われる音量のばらつきもあります。過去のCD復刻盤では、こうした問題のいくつかが、訂正されていたり、そうでなかったりしました。無理にピッチの平準化をしようとして、一分半近くも演奏時間が伸びてしまい、テンポと歌手の音色がオリジナルと違って聴こえてくるものもありました。
　今回のNAXOS盤の復刻に当たり、私は10セット以上の『トスカ』LP盤を組み合わせ、8週間の大部分を復刻作業、試聴、比較に費やし、何度も計画をやり直しました。この結果にはとても満足しています。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

4.5

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編集ミスは是正されているので、EMI盤と同...

投稿日：2004/06/22 (火)

編集ミスは是正されているので、EMI盤と同じ感想を書いている人は間違っている。しかし、音質に関してはLPからの板起こしよりもオリジナルテープからのEMI盤のほうが鮮明である。

ＹＭさん | tokyo | 不明

カラス様は、スタジオ録音は本来の仕事でな...

投稿日：2004/03/31 (水)

カラス様は、スタジオ録音は本来の仕事でないと考えていたのか、どれもいま一歩なのですが、この録音だけはライブ並みの力の入り方で、圧倒的。デ・サーバタの棒も、トスカニーニすら超えるできばえで、本当に大指揮者だったんだと痛感します。もちろんスカラの底力もすごい。スタジオ録音で、こんなことが起こるなんて、奇跡としか言いようがない名盤中の名盤です。

kv492 さん | 群馬県 | 不明

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