CD 輸入盤

グルダ/モンペリエ・リサイタル1993(2CD) 

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4761894
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

グルダ/モンペリエ・リサイタル1993(2CD)

今は亡き名ピアニスト、フリードリヒ・グルダが1993年のモンペリエ・サマー・フェスティヴァルに登場して開いたリサイタルを、グルダのナレーションも含めて完全収録。
 モーツァルトとベートーヴェンのソナタをメインにしたまっとうなプログラムによる前半と、鬼才ぶりを遺憾なく発揮した後半の二部構成で、異能の音楽家グルダの魅力が堪能できるアルバムです。
 ウィーンを拠点にベートーヴェン、モーツァルト、シューベルトなどドイツ・ピアノ音楽の王道レパートリーで最高級の評価を受けながら、即興ジャズや弾き語りなどもさかんにおこない、ジャンルの枠に囚われない活動を展開したグルダ。
 いわゆるクロス・オーヴァーの先駆者ともいえるわけですが、類似した活動をしている現代の奏者と決定的に違っているのは、グルダ自身の鬱屈した感情がそうした果敢な越境行為の裏になんとなく感じられるところ。その独特の陰影が、このピアニストの他に代えがたい魅力ともなっていることは事実でしょう。
 この2枚組のライヴも、そんなグルダの微妙にうつろう感情のありかたを想像しながら聴くと、また違った味わいが得られるかも知れません。

・ドビュッシー:前奏曲第1集より「音と香りは夕べの大気の中に漂う」
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
・モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
・モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
・モーツァルト(グルダ編曲):スザンナのレチタティーヴォとアリア
・シューマン:幻想小曲集〜夕べに
・シューベルト:即興曲 変ト長調 作品90-3
・ショパン:夜想曲 嬰ヘ長調 作品15-2
・ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 作品60
・ドビュッシー:中断されたセレナード
・ドビュッシー:ヴィーノの門
・ビゼー(グルダ編曲):『カルメン』〜ハバネラ
・グルダ:前奏曲とフーガ
・J.シュトラウス(グルダ編曲):『こうもり』幻想曲
・民謡(グルダ編曲):辻馬車の御者
・民謡(グルダ編曲):レーブラウス
・ブラームス:子守歌
・グルダ:アリア

フリードリヒ・グルダ(P)

1993年7月31月、モンペリエにおけるライヴ録音

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Preludes I
  • 02. Debussy, Claude - Nr. 4 Les Sons Et Les Parfums To
  • 03. Gulda, Friedrich - Annonce
  • 04. Sonate Fuer Klavier Nr. 31 As-dur Op. 110
  • 05. Beethoven, Ludwig Van - 1. Moderato Cantabile Molt
  • 06. Beethoven, Ludwig Van - 2. Allegro Molto
  • 07. Beethoven, Ludwig Van - 3. Adagio Ma Non Troppo -
  • 08. Gulda, Friedrich - Annonce
  • 09. Mozart, Wolfgang Amadeus - Fantasie Fuer Klavier C
  • 10. Fantasie Fuer Klavier C-moll Kv 475 Und Sonate Fue
  • 11. Mozart, Wolfgang Amadeus - Molto Allegro
  • 12. Mozart, Wolfgang Amadeus - Adagio
  • 13. Mozart, Wolfgang Amadeus - Allegro Assai

ディスク   2

  • 01. Gulda, Friedrich - Annonce
  • 02. Le Nozze Di Figaro Kv 492 (die Hochzeit Des Figaro
  • 03. Mozart, Wolfgang Amadeus - Giunse Alfin Il Momento
  • 04. Gulda, Friedrich - Annonce
  • 05. Fantasiestuecke Op. 12
  • 06. Schumann, Robert - 5. In Der Nacht
  • 07. Schubert, Franz - Impromptus D 899 Op. 90
  • 08. Nocturnes Op. 15
  • 09. Chopin, Frederic - Nr. 2 Fis-dur
  • 10. Chopin, Frederic - Barcarolle Fis-dur Op. 60
  • 11. Gulda, Friedrich - Annonce
  • 12. Preludes I
  • 13. Debussy, Claude - Nr. 9 La Serenade Interroumpue
  • 14. Preludes Ii
  • 15. Debussy, Claude - 3. La Puerta Del Vino Mouvement
  • 16. Gulda, Friedrich - Annonce
  • 17. Carmen (franzosisch)
  • 18. Bizet, Georges - La Fleur Que Tu M'avais Jetee (zw
  • 19. Gulda, Friedrich - Annonce
  • 20. Gulda, Friedrich - Prelude & Fugue
  • 21. Strauss (sohn), Johann - Fantaisie Sur La Chauve-s
  • 22. Traditional - La Chanson Du Cocher De Fiacre (fiak
  • 23. Traditional - Die Rehblaus
  • 24. Gulda, Friedrich - Annonce

総合評価

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街頭ライブの楽しさ もう最高ですね。 飛...

投稿日:2008/06/22 (日)

街頭ライブの楽しさ もう最高ですね。 飛行機の騒音、舞台のきしみ、聴衆の声、本来阻害する部分すべてがグルダのコンサートの一部となっている。

みどこ さん | 広島 | 不明

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性格の違う曲を描き分けるとき、プレトニョ...

投稿日:2006/03/23 (木)

性格の違う曲を描き分けるとき、プレトニョフはピアニスティックに処理するけど、グルダは自己流の、一番やりやすい方法に持ち込むみたい。これがクロスオーバーなんだろうなあと思う。その先駆者のライブ録音とすれば納得。でも難しいのだろうな実際ライブでするとなったら。

桜前線北上中 さん | 標本木 | 不明

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☆素晴しい、感激しました。 モーツアルト...

投稿日:2006/02/04 (土)

☆素晴しい、感激しました。 モーツアルト、ベートーヴェンも良いのですが、ドビッシー、シューマンもなかなのもの。 それに最後の曲、グルダ作の 『Aria』もとても綺麗な曲です。 ほんとうにグルダの幅広い面が見られて最高です。 グルダのフランス語のアナウンスで進行し、常に観客を楽しませるグルダの姿が目に浮かぶようです。

ruzeru125 さん | Japon | 不明

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