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Top 50 Singers of All Time - 5位

2006年12月27日 (水)



ロック/ポップスを探求し続ける冒険家

音楽が研ぎ澄まされ精錬されてくると、シンプルで無駄の無いものとなって形を現す。しかし、例え音楽的な意匠や構造が複雑に入り組んでいたとしても、それらの按配が「完璧」であれば、ごくシンプルで単純な音楽として人々に伝わる。

山下達郎が作り出すそんな音楽、そして歌。それらはリスナーの中に様々な"空気"や"気配"を生み、20年前の誰かの車のバックシートでの出来事や、海辺で過ごした夜、雨の中に置いてきた記憶にスッと忍び込んでそれらを彩る...

山下達郎の音楽が決して小難しい耳で聴かなくとも伝わってくるのは、彼の音楽が紛れもなく「ロック」であり最後まで「ポップス」だから。

バイオグラフィー

1953年2月4日東京都豊島区生まれ。

1973年 大貫妙子村松邦男らとともにバンド"シュガー・ベイブ"を結成。75年に大瀧詠一のレーベル"ナイアガラ・レーベル"よりシングル「Down Town」アルバム『Songs』でデビュー。

当時の周囲の状況や社会的な流行と合致しなかったこともあり、シュガー・ベイブはこのアルバム1枚のリリースのみで解散。しかしその後起こったこのアルバムへの賞賛の声は周知の通り。シュガー・ベイブはただ試みが早すぎたというだけの事かもしれない。

1976年には『Circus Town』でソロ・デビュー。その後1980年に発売されたシングル「Ride On Time」が爆発的なヒットを放ちオリコンで3位を記録。

1983年には誰もが知っている日本のクリスマスソングのスタンダード「クリスマス・イブ」が収められたアルバム『Melodies』を発売。その後6年経った1989年に「クリスマス・イブ」はオリコンチャート1位を記録。

ちなみに「クリスマス・イブ」は2005年のクリスマスシーズンにオリコンTop100位内にチャートインした事を以って"オリコンシングルチャート20年連続チャートイン"という偉業を成し遂げた。

1984年以降は妻である歌手竹内まりやのプロデュースを全面に負っており、プロデューサーとしての才覚も発揮している。

また、CM楽曲や他アーティストへの楽曲提供なども行なっており、有名なところではKinki Kidsに提供した「硝子の少年」などは大ヒットを記録している。TVには全く出演せず、基本的にスタジオワークで生み出された楽曲をアルバムとして発表するという正統派ミュージシャンの姿勢を貫いている。

音楽を紹介するDJとしてのキャリアも長く、自身のFM番組では個人所有しているオールディーズのレコードを使って放送を行なっている。その知識や解説の適切さに対してもファンが多い。

最新アルバムは2005年9月14日リリースの『Sonorite』。キャリア30年目、オリジナルフルアルバムとしては12枚目となるアルバムで、ケツメイシのRyoとのコラボレーションなども話題を呼んでいる。

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RIDE ON TIME (ライド・オン・タイム)

CD

RIDE ON TIME (ライド・オン・タイム)

山下達郎

ユーザー評価 : 4.5点 (17件のレビュー) ★★★★★

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会員価格(税込) : ¥2,313

発売日:2002年02月14日
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