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本田雅人自ら解説するマリーンとのコラボ作

2007年4月13日 (金)

16年ぶりとなるマリーンのメジャー作は本田雅人プロデュース。彼が率いるBig Band=B.B.Stationとの共演でスタイリッシュでゴージャスなサウンドを展開。本田氏自ら語る作品解説掲載!

マリーン Meets 本田雅人 B.b.station

80年代のフュージョン全盛期に日本において『デジャ・ヴー』や『マジック』が大ヒットを記録したマリーン。T-Squareとの共演など多くの話題をさらった。一時シーンから離れていた彼女だが、2005年のクロスオーバー・ジャパンにT-Squareのゲストとして登場し、華麗に復活を遂げた。

そして、2007年。いよいよ彼女のナント16年ぶりとなるメジャー・アルバムが登場する。プロデュースは人気ナンバー1を誇るサックス奏者本田雅人。彼が率いるビッグ・バンドB.B.Stationを稼動させ、マリーンの再始動に見事に華を添える形になった。

アルバムはベニー・グッドマンのクラシック<シング・シング・シング>の王道ビッグ・バンド・サウンドで幕を開ける。

そしてボサノヴァ・アレンジ〜スイング・アレンジを施された最大のヒット曲<イッツ・マジック>、Popヴォーカル・チューンとなったバカラックの<ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン>を始め、ボーイズ・タウン・ギャングの<君の瞳に恋してる>、本田オリジナル<カフェ・スタイル>、名曲<テネシー・ワルツ>、過去マリーン本人の歌唱でも有名な<レフト・アローン>、クイーン(F・マーキュリー)の<アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー>など多彩な楽曲の連続となった。

マリーンの衰えない歌唱、本田雅人の見事なアレンジ、そして梶原順(g)、秋田慎治(p)、佐々木史郎(tp)など日本のトップ・プレイヤー達によるサウンド等、豪華な夢のコラボレーション作品に仕上がった。


*本田雅人B.B.Station

本田雅人がビッグバンド活動を行う際のユニットがこの本田雅人B.B.Station(ビッグバンド・ステーション)。メンバーを固定せずベテランから若手まで、その時々の旬なミュージシャンをピックアップして編成されるビッグバンド。

サックス:本田雅人/鍬田修一(as) 竹野昌邦/米田裕也(ts) 近藤和彦(bs)
トロンボーン:佐野聡/河合わかば/宮内岳太郎(tb) 小野祐介(btb)
トランペット:佐々木史郎/佐久間勲/奥村晶/小林正弘
リズム:梶原順(g) 秋田慎治(p) コモブチキイチロウ(b) 藤井摂(ds)

マリーン Meets 本田雅人 B.b.station


本田雅人氏による作品解説

マリーンにとっては実に16年ぶりのメジャー・レーベルからの作品であり、ついでに言わせて頂くと、本田雅人 B.B.Station(Big Band Station)としてもかなり久しぶり(9年ぶり)となる本アルバム。

マリーンとはもう随分昔からの付き合いで、一番最初は僕が「原信夫とシャープス&フラッツ」に所属していた頃ですから、数えるのが面倒なくらい(20年くらいか?)古いハナシになりますね。T-SQUAREに入る以前にはマリーンのライブサポートをやっていた事もありますし。

その後はあまり一緒に演奏する機会に恵まれなかったんですが、どうやらその間、マリーンはちょっとこういう世界から距離をおいていたようですね。

そんなマリーンが突然復活!そして僕がその復活の呪文を唱えるべく、プロデュースを仰せ仕る事に。

きっかけは、あるフェスティバルでマリーンの事務所関係者と談笑している中での盛り上がりからという、特にドラマティックでもないハナシなんですが、そこからが見事なまでにドラマティックで、あれよあれよという間にバンド編成やレコーディングの段取り、ライブ関係等、いろいろなことがあり得ないくらいとんとん拍子に決まっていきました。関係者も含めてみんなで言ってるんですが、ホント「縁」なんですよね。

今回、僕にとっても久しぶりのビッグバンド。はっきり言ってアレンジするのは相当面倒くさい作業なんですけど、その分出来た時の達成感も並大抵ではありません。それに自分のアルバムを創るのとちょっと違って、ある程度のお題がある中でいろいろな事を考えたりしながらプロデュースしていくという作業がこれまた結構大変で、だけど僕自身、こういうことするの、とっても好きなんですよね。苦しみながらもすごく楽しめました。

選曲もバラエティに富んでいて、直球ど真ん中的なビッグバンドサウンドから往年のポップス、そしてマリーンのヒット曲など、幅広い曲想があり、それをアレンジによって方向性のバランス取りを楽しみながら全体を仕上げていくというのがとっても面白かったですね。

結果として、幅はありながらも、一本筋の通った、いかにもマリーンと本田雅人らしい、この組合せでしか表現できないようなアルバムに仕上がったのではないかと自負しております。

二人ともポップな感覚が好きなので、曲は年代を問わずかなり親しみやすいものが多いですが、多少のヒネリの効いたサウンドが微妙にピリカラって感じで、食も進むのでは?

ジャズなんてあんまり聴いた事がないという方からジャズのベテランの方まで、きっとそれぞれに楽しめると思いますので、是非、聴いてみて下さい。

本田雅人

本田雅人


[本田雅人Voice Of Elements DVDの本人解説記事]

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