知られざる名匠ムラデン・バシチのモーツァルト
Thursday, June 25th 2009
クロアチアの名匠ムラデン・バシチ Mladen Basic (1917-)モーツァルトのセレナードを語るのに欠かせない名盤・待望のCD化!
最初の一音を聴いた瞬間に魅了されてしまうほど、爆発的な喜びに満ちた演奏。セレナードの隠れ名盤として語り継がれてきたものです。ムラデン・バシチ(かつてはバジークと表記)はザグレブ出身、マタチッチの後輩にあたり、今年(2009年)92歳を迎える長老指揮者。1960〜69年モーツァルテウム管弦楽団の首席指揮者、その後ザグレブ・フィルの常任やマインツ州立フィルの音楽監督を歴任、2006年にはその貢献に対しロヴロ・フォン・マタチッチ賞が贈られている知られざる巨匠です。この録音は彼が手兵モーツァルテウム管とともに60年代におこなったもの。彼自身、モーツァルトは最も愛する音楽家と言っており、この演奏にはその揺るぎない自信と限りない愛情がたっぷりと注ぎ込まれています。
【ライナーノートより抜粋】
バシチが1964年に旧西ドイツのオイロディスク社のために録音した《コロレド・セレナード》と《ポストホルン・セレナード》は、日本でも1966年にキング・レコードから発売された。前者はSH5237、後者がSH5230の品番が与えられ、指揮者名はムラデン・バジークというドイツ語読みの表記だった。1967年には2枚のLPから、それぞれカップリングの行進曲2曲を外して、A面に《ポストホルン》B面に《コロレド》を組み合わせた超長時間レコードで再発売されている(品番はSR5044)。筆者はSH5230とSR5044を所有しているが、残念なのはオリジナルLPでセレナード演奏の前後に配されていた行進曲2曲が、SH5230ではセレナードの後にまとめられ、SR5044では省かれるなど、制作者の意図を軽んじたような扱いがされていたことだ。今回のCD化では2枚ともオリジナルLP通りの曲順に復刻されたので、指揮者のバシチ、オイロディスク制作者の意図が初めて日本盤で披露される訳である。
演奏も実に素晴らしい。行進曲K.408-2が堂々としたテンポと溌剌と弾むリズム、愉悦的に歌うメロディで現れただけで、聴き手は若きモーツァツトの華やかな音楽世界に魅せられると同時に、先行きのセレナード演奏への期待に胸が高まることだろう。20世紀末に流行した古楽器演奏の影響をまったく受けていない、1960年代のモダン楽器による何の変哲もないモーツァルト演奏で、人によっては時代遅れと言うかも知れないが、あまりにも極端に走った古楽器演奏への反省からモダン楽器による演奏の良さが見直されているのが今日の状況でもある。バシチとモーツァルテウム管弦楽団による、豊かな響きと細やかな表現を併せもった演奏が伝えてくれる理屈抜きの美しさと楽しさは、今日の聴き手に大きな示唆を与えてくれるに違いない。
OrchestralLatest Items / Tickets Information
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
featured item
Serenade No, 9, Marchs : Basic / Salzburg Mozaerteum Orchestra
Mozart (1756-1791)
Price (tax incl.):
¥1,320
Member Price
(tax incl.):
¥1,214
-
Deleted
%%header%%![]()
%%message%%

featured item
Serenade No, 4, Marchs : Basic / Salzburg Mozaerteum Orchestra
Mozart (1756-1791)
Price (tax incl.):
¥1,320
Member Price
(tax incl.):
¥1,214
-
Deleted
%%header%%![]()
%%message%%

