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2017年8月25日 (金)

日本の国民的スポーツ、フィギュアスケート。2018年2月には韓国で平昌オリンピックが開催されるので、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。フィギュアスケートでは多くのクラシック音楽が使われています。今回はその中でも特に印象的な名曲をご紹介します!

1. プッチーニ / トゥーランドット

2006年トリノ五輪のフリースケーティングで金メダルを獲得した荒川静香さんが使用した曲です。イナバウアーがとても印象的でしたよね。中でも第3幕に歌われる「誰も寝てはならぬ」はとても有名。テノール歌手の名アリアです。韓国のキム・ヨナ選手が現役最後のステージでも使用しました。

2. ラフマニノフ / ピアノ協奏曲第2番

2014年ソチ五輪のフリースケーティングで浅田真央さんが使用した曲です。ソチ五輪開催地ロシアの作曲家ラフマニノフによって作曲されています。1992年のアルベールビル五輪で銀メダルを獲得した伊藤みどりさんも使用していました。冒頭の深く響くピアノソロがとても印象的な曲で、一度聞いたら忘れられません。

3. ショパン / バラード第1番

2014-2016年シーズンにエキシビジョンで羽生結弦さんが使用した曲です。2018年平昌五輪のショートプログラムに選曲することでも話題となっています。羽生結弦さんはロックや映画音楽からショパンのような王道のクラシックまで幅広く選曲をしています。この曲はショパンのバラードの中でも最も人気のある曲です。浅田真央さんが2010-2011シーズンのエキシビションで選曲したことでも知られています。

4. プッチーニ / 蝶々夫人

2017-2018年シーズンのフリースケーティングで宮原知子さんが使用する曲です。『蝶々夫人』はプッチーニのオペラで日本を舞台にしています。『トゥーランドット』、『西部の娘』とともに「ご当地三部作」として知られています。特に第2幕のアリア「ある晴れた日に」はとても有名です。浅田真央さんが2015-16シーズンのフリースケーティングで使用しました。

5. レオンカヴァッロ / 道化師

2017-2018年シーズンのフリースケーティングで村上大介さんが使用する曲です。レオンカヴァッロが作曲したオペラで、1890年代から20世紀初頭にかけてのイタリア・オペラを指す「ヴェリズモ・オペラ」のひとつとして知られています。中でも第一幕の幕切れで歌われる「衣装をつけろ」はとても有名なアリア。テノール歌手にとって大事なレパートリーのひとつです。

 

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