SSW聖地カナダからまたも新種な・・
2013年9月12日 (木)
「フォーキー」、「ジャズ」、「琴(こと)」の大胆マリアージュ☆
混沌に満ちた時代を颯爽と駆ける21世紀型シンガー・ソングライター
SSW聖地カナダからジェシカ・スチュアート・フューが日本初上陸!!
「あぁぁまたまた、カナダからですかぁ〜」と、悦びのため息をもらす女流ヴォーカル〜シンガー・ソングライター・ファン続出。
古くはジョニ・ミッチェル、ホリー・コール、さらにはk.d.ラング、ダイアナ・クラール、アラニス・モリセット、サラ・マクラクラン、ネリー・ファータド、エリザベス・シェパード、エミリー・クレア・バーロウ、マーサ・ウェインライト、昨今もファイスト、キャスリーン・エドワーズ、ダイアナ・パントン、カーリー・レイ・ジェプセンなどなど、百花繚乱、枚挙に暇なく次から次へと優秀な才媛を輩出し続ける、今や「自作自演型女流アクトの聖地」としておなじみとなったカナダから、またしてもひとりのタレントがワールドワイド・デビューを果たす。その名も、ジェシカ・スチュアート。トロント出身、注目のシンガー・ソングライターだ。
すでに当地のインディ・シーンでは、前作『Kid Dream』がスマッシュヒット。今では、同じくトロント出身の才女エリザベス・シェパードの再来という称賛まで頂戴しているという彼女。その彼女の最大の武器が、日本人にはなじみの深い・・・いやむしろ一部の若い人たちにとっては全く時代錯誤なものとして歴史の闇に葬り去られているとも言えそうな、伝統楽器、「琴(箏)」なのである。
ジャズと琴の蜜月といえば、白木秀雄クインテット&スリー・コト・ガールズによるベルリン行脚盤『さくらさくら』('65)や、どちらも名琴奏者・沢井忠夫を迎えた、村岡実『尺八&琴 男の世界』('70)、前田憲男『琴』(’78)あたりが古くから有名だろうか。ただし、対外的にはOKであっても、そこに僕ら日本人にとってのエキゾティシズムというものはほとんど存在しない。ジャズがいくら舶来の音楽とはいえ、日本人ミュージシャンが日本の伝統楽器を採り入れるということにより、逆にドメスティック色濃いナショナリズムに帰依したようなフィールを強く感じさせる、これは至極当然の話だ。つまりは和洋折衷、エクレクティクなジャズ・サウンドに僕らは違和感と快感、アンビバレンツな興奮を憶えるということ。それは例えば、ジョン・海山・ネプチューンによる尺八であったり、マッコイ・タイナーによる琴(『Sahara』収録の問題曲「Valley Of Life」!)の採用であったり、といえば分かりやすいかもしれない。
そんな僕らの逆輸入的エキゾ欲求を満たしてくれるかのように、昨今は欧米ミュージシャンによる日本(または広く東アジア圏)の伝統楽器を使ったパフォーマンスが多く見られるようになった。いわゆる近年のジャパン・クールの余波に乗ったか否か、ジャズにかぎらず、ポップス、クラブ/エレクトロニカ界隈の音楽においても、そうしたオリエンタル・テイストへの耽溺ぶりが如実にサウンドに組み込まれるようになってきた。
ジェシカ・スチュアート、彼女もそんな文脈のひとつとして読み取ることができるアーティストだと思っていたのだが、ところがどっこい、にわか仕込みのクロスオーヴァー・スタイルとは一線を画する、筋金入りの“琴マスター”であり“日本通”であったのだ。 そもそも、民族音楽学者であった母親のすすめで、民謡や雅楽といった日本の伝統音楽に幼い頃から親しんできたジェシカは、9歳のときに家族と共に日本へ移住。郷に入れば郷に従え。地元の小学校に通う生活の中で、音楽をはじめとする“生きた”日本の文化や歴史にどっぷり浸っていったのだという。欧米圏では「ジャパニーズ・フロア・ハープ」とも呼ばれる琴に初めて触れたのもその当時。母親の手ほどきを受けながら、今までに聴いたことのないその不思議な音色に魅せられていった。これがジェシカと琴との出会いである。
2008年、自らが歌とギター、そして13弦からなる琴を操り、地元インディ・シーンの顔役でもあったダン・フォーティン(b)、ネスビット・ラーキン(ds)という腕利きのリズム隊をバックに付ける形で、“フォーク・ジャズ・パワー・トリオ”=「ジェシカ・スチュアート・フュー」が結成された。その頃においても日本とのコネクションは途絶えることがなく、デモ・テープを作るたびに、カナダ・マニトバ在住の日本人ヴィジュアル・アーティスト、岩崎崇(いわさき・たかし)氏にその音源を送っては、彼がそこにインスパイアされ制作した断片的なアートワークを送り返してもらうという素晴らしく有機的なシナジーが築き上げられた。前作『Kid Dream』、そしてこのたびリリースされる『Two Sides To Every Story』のジャケット・アートワークを手掛けているのは何をかくそうこの岩崎氏。ジェシカと日本との切っても切れないコネクション、そのもうひとつのストーリーも、アートとしての作品のクリエイティヴィティを支えている。
カナダ国内の数多フェス出演などでたちまち話題を呼び、2012年には「Toronto Independent Music Award」で最優秀ライヴ・パフォーマンス、最優秀レコーディングの2部門にノミネートされ、カナダ・インディー・シーンでは、押しも押されぬ人気バンドとなったジェシカ・スチュアート・フュー。ネクスト・ステップはK点超えの大ジャンプが期待される中、いよいよ本作をもって、日本上陸はおろか実質的なワールドワイド・デビューを飾る。
『Two Sides To Every Story』 収録曲
- 01. Walking The Line
- 02. Don't Ya
- 03. Winter Warm
- 04. Here Comes The Rain (ユーリズミックスのカヴァー)
- 05. Intone
- 06. Two Sides To Every Story
- 07. Heart Map
- 08. Talk About It
- 09. Grass Is Greener
- 10. At My Window
- 11. Somehow (日本盤ボーナストラック)
- 12. Kid Dream (日本盤ボーナストラック)
Jessica Stuart (vo,g,koto) / Dan Fortine (b) / Nesbitt-Larking (ds)
最後になったが簡単に収録曲の解説を。琴プレイにことさら拘泥しなくとも、彼女が才能溢れるミュージシャンだということはこの12曲(日本盤のみボーナストック2曲を含む)を聴けばたちどころに明白となる。歌い手、あるいはソングライターとしてのうまさ、センスのよさが随所にキラリ。
「ノラ・ジョーンズやライのファンにもアピールする・・・」と資料にあるが、オープニングの「Walking The Line」、リード・トラックとなる「Don't Ya」、タイトル曲の「Two Sides To Every Story」を聴くにつけ、むしろここ最近のエミ・マイヤーやプリシラ・アーンなんかにも近い躊躇のない突き抜け感と、よりマージナルでボーダーレスでハイブリッドな、“不確定要素”たっぷりのポテンシャルが魅力の人というような気もする。これぞ混沌に満ちた時代を颯爽と駆けるための地力を持つ21世紀型シンガー・ソングライター、と言ってしまえば大げさか。
いずれにせよ、ジャンル超越的に聴き手を自らの世界に引き込む柔らかな強さがどの曲にも満ち満ちている。カナダ・インディーにはこれぐらいの穎才ゴロゴロいるよ、と言ってもはじまらないが・・・とまれ、繰り返しにはなるが、抑揚のあるメロディ・ラインやよく練れたリズム・アレンジなど、ソングライティング〜アレンジ力の高さにはやはり目を見張るものがある。
「Winter Warm」、「Talk About It」、さらにはユーリズミックスの名曲「Here Comes The Rain」カヴァーなどで爪弾かれるお家芸(?)の琴は、ときにシタール、ときに三味線、ときにハープ、ときにガット・ギター、と百面相のごとくコロコロと表情を変えて楽曲全体に独特なスパイス&トリートメントを加える。琴がこんなにも多彩な表情を持つ楽器だったのかと驚きをかくせない方もきっと多いことだろう。
今ではジャズを超えるところにジャズの真髄があるとさえ言われる時代。青い瞳の琴マスターがもたらす不思議なエキゾ感、ハイブリッド感こそが、「いやはやジャズですね」と指摘されてもおかしくはない。10月には「横濱ジャズプロムナード 2013」やMotion Blue Yokohama公演をハイライトとする来日ツアーも決定している。「フォーク」「ジャズ」「琴」という、あまりにも気になるキーワードをたずさえた、カナダからの最注目シンガー・ソングライター、是非ご自身の目でそのパフォーマンスを確かめていただきたい。
ジェシカ・スチュアート・フュー 来日公演日程
10月4日(金)横浜 Bay Jungle
“People Of The World”
後援:横浜アーツフェスティバル実行委員会
10月5日(土)サンクチュアリ出版イベント1階スペース
“Creators' Lounge in Tokyo”
協力:サンクチュアリ出版・Rook留学センター・Garden Grove
10月6日(日)むつかわバール トミーズカフェ
“ 女子JAZZ。The Jessica Stuart Few〜TWO SIDES TO EVERY STORY〜”
10月7日(月)丸山幼稚園
協力:IMAGINE横浜
10月8日(火) Motion Blue Yokohama
“蓮-REN-×The Jessica Stuart Few〜日加文化交流イベント〜”
The Jessica Stuart Few〜蓮-REN
後援:カナダ大使館・横浜アーツフェスティバル実行委員会
10月10日(木) Weekend Garage Tokyo
“Power to the woman”
10月13日(日)横浜みなとみらいホール
“ 横濱ジャズプロムナード 2013”
後援:横濱ジャズプロムナード実行委員会・カナダ大使館・横浜市芸術文化振興財団・横浜市文化観光局・テレビ神奈川・FM YOKOHAMA 他
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カナダからハイセンス女性Vo
ヴォーカル大国カナダより、アンジェラ・ガルッポのデビュー作。スタンダードからポップまで、好感度大の声質と洗練されたサウンドによる若々しく瑞々しい作品。
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
ポップ&不思議なエキゾ感がミソ☆
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こちらは1stアルバム
本文中に登場のSSW〜歌姫ほか 色々オススメです。
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