サヴァリッシュ『影のない女』復活!
Wednesday, October 5th 2011
EMI THE HOME OF OPERAR.シュトラウス『影のない女』全曲
サヴァリッシュ&バイエルン放響盤復活
『影のない女』の非常に条件の整った完全全曲盤として知られたサヴァリッシュ盤が久々の復活となります。
ベーム、ショルティ、カイルベルト、シノーポリなど注目盤に恵まれているこの作品ですが、サヴァリッシュ盤は、歌手もオーケストラも非常に高水準で、さらにセッション録音のため音質も優秀という各種条件の整った全曲盤として注目を浴びながらも、かつてフルプライス盤で出たきり長く廃盤だったので、今回の廉価での復活は大いに歓迎されるところです。
【影のない女】
『バラの騎士』が『フィガロの結婚』に範をとったと言われるのと同じく、『影のない女』は、やはりモーツァルトの『魔笛』から多大な影響を受けたとされています。
それはたとえば『魔笛』と同じく現実離れしたメルヘンの世界を題材としていることや、「象徴」の手法が多用されている点にもみてとれますが、このオペラは、ホーフマンスタールの台本がたいへんな力作ということもあって、より複雑で繊細な味わいに富みながらも、全体のスケールはきわめて大きなものとなっているのが特徴。ちなみにホーフマンスタールは、1915年に完成された台本版のほか、4年後には小説版まで書きあげ、作品への深い愛着を示してもいました。
作曲時期は1914年から1917年、第一次世界大戦のさなかということもあってか、かえってこの作品に集中的に取り組むことが出来たようで、ホーフマンスタールとの数多い書簡のやりとりからもそのことはよく伝わってきます。
数多い登場人物の描き分けの巧みさ、オーケストレーションの見事さもまさにシュトラウスの絶頂期を示すものと言え、その作曲技法の熟達ぶりは、ホーフマンスタールとの一連の共同作業から生まれた傑作群(『エレクトラ』『バラの騎士』『ナクソス島のアリアドネ』『影のない女』『エジプトのヘレナ』『アラベラ』の6作品)の中にあってもまさに最高クラスの水準を示すものと言えます。
【作品の舞台】
舞台設定は、架空の時代の東方のある国、というもので、体裁はまさにおとぎ話。カルロ・ゴッツィの諸作やゲーテのほか、世界各地の民話や伝説、『千夜一夜物語』などに取材しています。
台本作者のホーフマンスタール自身が述べているように、モーツァルトの『魔笛』を意識して書かれたため、ウィーンの民衆劇が定型としていた「皇帝&皇后」のペアに対し、コメディア・デラルテのペアが置かれる予定でしたが、実際にはそれはアラビアの影響を感じさせるキャラクターでもある「染物師バラク夫妻」に変更され、猥雑さや滑稽さよりも家族愛・人類愛の表現にシフトしたものとなっています。もちろん、本来のコメディア・デラルテのペアが持っていた騒々しさが無くなったわけではなく、その役割はここでは、バラクの兄弟たちによって実現されています。
このオペラの数多い登場人物中で、唯一名前があるのがこのバラクというのも何やら象徴的ですが(カイコバートは実際には登場しませんので)、これに女性版メフィストフェレスともいうべき魔法使いの「乳母」が絡んで、女性版ファウストのような「皇后」と「バラクの妻」の価値観の変質を描いてゆきます。
【サヴァリッシュの影のない女】
演奏にあたっては大編成のオーケストラを要し、透明で室内楽的なサウンドから管弦楽曲的な巨大音響まで含むという表現の幅の広さは、オーケストレーションの達人であるシュトラウスとしてもかなり高度なもので、スコアが完璧に再現された際のオーケストラ・サウンドの雄弁さには凄いものがあります。
実際、サヴァリッシュの『影のない女』には、バイエルン国立管を指揮したライヴのDVDもあるのですが、収録条件の違いもあって、今回のバイエルン放送響を指揮したセッション録音盤との差には大きなものがあります。微細なソロから強大なトゥッティに至るまで高密度に仕上げられたセッション録音盤は、作品理解に最適な全曲盤としても大きな存在意義を持っています。(HMV)
【収録情報】
・R.シュトラウス:歌劇『影のない女』全曲 [190:50]
皇帝:ルネ・コロ(T)
皇后:シェリル・ステューダー(S)
乳母:ハンナ・シュヴァルツ(Ms)
霊界の使者:アンドレアス・シュミット
染物師バラク:アルフレート・ムフ(Br)
バラクの妻:ウーテ・ヴィンツィング(S)
バラクの片目の兄弟:ヤン・ヘンドリク・ローテリング(Bs)
バラクの片腕の兄弟:クルト・リドル(Bs)
バラクのせむしの兄弟:ケネス・ギャリソン(T)
夜警:ヤン・ヘンドリク・ローテリング(Bs)
夜警:クルト・リドル(Bs)
夜警:ケネス・ギャリソン(T)
生まれざる子供達:テルツ少年合唱団
侍女たち:バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音時期:1987年2,3,11,12月
録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
録音方式:デジタル(セッション)
歌唱:ドイツ語
OperaLatest Items / Tickets Information
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
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Die Frau Ohne Schatten : Sawallisch / Bavarian Radio Symphony Orchestra, Kollo, Studer, H.Schwarz, etc (1981 Stereo)(3CD)(+cd-rom)
Strauss, Richard (1864-1949)
Price (tax incl.):
¥4,180
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(tax incl.):
¥3,637
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FEATURED TITLE
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Import Arabella : Sawallisch / Bavarian State Opera, Varady, F-Dieskau, Donath, Berry, etc (1981 Stereo)(2CDR)
Strauss, Richard (1864-1949)
Price (tax incl.): ¥6,160
Release Date:09/December/1993
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Import Elektra: Sawallisch / Bavarian Rso Marton Studer Lipovsek Winkler Weikl
Strauss, Richard (1864-1949)
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(tax incl.): ¥2,871Release Date:04/February/2008
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Strauss, Richard (1864-1949)
Price (tax incl.): ¥4,840
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(tax incl.): ¥4,211Release Date:18/September/2004
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Import Die Frau Ohne Schatten : Ennosuke Ichikawa, Sawallisch / Bavarian State Opera, Seiffert, DeVol, Lipovsek, Titus, Martin, etc (1992 Stereo)(2DVD)
Strauss, Richard (1864-1949)
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(tax incl.): ¥6,156Release Date:26/April/2011
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