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TOP > My page > Review List of 磐央
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1 people agree with this review 2021/05/25
日本のロック黎明期の幻のバンド「FLOWER TRAVELLIN’ BAND」。恥ずかしながら彼らを知りそして聴くトリガーとなったのは、NHKのEテレで土曜日の深夜に数年前まで放送されていた「ミュージック・ポートレイト」でした。その番組で彼らの楽曲である「SATORI」を選曲したのはあの樹木希林さんでした。夫である内田裕也氏がプロデュースしたという贔屓目もあったのかと思います。僅か3年の活動期の中で、ライヴ盤を含む4作のアルバムを残した「FLOWER TRAVELLIN’ BAND」。その中でも彼らのセカンドアルバムである本作「SATORI」は最高傑作として国内外で高く評価されています。その内容は五つのパートから構成される組曲で、全曲英語の歌詞で唄われ、インストゥルメンタルやブルース等も取り入れた東洋的でサイケデリックな感覚が漂う楽曲が特徴で、白眉はパート2でしょう。ジョー山中氏の傑出したヴォーカルと石間秀樹氏の圧倒的なギターの絡みが素晴らしい!!孤高のヴォーカリストであるジョー山中氏は後年、映画「人間の証明」の主題歌や「戦国自衛隊」のエンディングテーマ曲等でブレイクしましたね。最後に、本作の2017年リマスター盤にはボーナストラックとして彼らのシングル曲「MAP」が収録されています。私の所持している1998年盤には残念なことに「MAP」は収録されていないので、この曲の原曲を収録している「クニ河内とかれのともだち」の名盤「切狂言」とサードアルバムである「Made In Japan」の再々発売を期待したいと思います。この2作は何故か再発売されても直ぐに廃盤になってしまうんですよね。
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0 people agree with this review 2021/05/21
日本のロック界の黎明期に超豪華メンバーの集結により制作されたロックバンドである「サディスティック・ミカ・バンド」のセルフタイトルのデビューアルバムです。当時のフォーク全盛期の日本音楽界に於いては本作も例に漏れずにその評価は残念ながら低く、やはり初めは海外で特にイギリスロンドンで高評価されました。メンバーが加藤和彦氏、加藤ミカさん、高中正義氏、小原礼氏、そして高橋幸宏氏の5人ですよ。名作名盤でない訳が無いでしょう。因みにあの小田和正氏も本作にピアノ参加しています。常にグラムロック、グリッターロックを意識し、スカやレゲエ、ブギ、そしてロックンロールと多彩でストレートな乗りのいい楽曲で構成された全11曲収録のアルバムです。そして勿論ミカさんのヴォーカルもバンドの演奏も最高峰です!!必聴の名盤であること間違いないでしょう。
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日本のロック界の黎明期を代表するバンドグループの一つである「カルメン・マキ&OZ」。和製ジャニス・ジョプリンとも言える女性ロッカー、カルメン・マキさんを中心に僅か5年の短い活動期の中で、3作のオリジナルアルバムを残しました。本作はその中でも名盤の誉れ高いセルフタイトルのファーストアルバムです。本作は不朽の名曲「私は風」を含む全6曲で構成されています。ジャニスを彷彿とさせるマキさんの迫力のある素晴らしいヴォーカル、春日博文氏の熱いギターとバンドの演奏が冴えわたります。これからも日本ロック史に於けるトレジャー、歴史的名盤として君臨していく事に変わりはないでしょう。
詩人寺山修司氏の申し子カルメン・マキさんの初期のヒット曲集で、シングル中心の楽曲が全6曲収録されています。特に代表曲である「時には母のない子のように」は、寺山修司氏の作詞した歌詞に対して賛否両論があったにも拘わらず、彼女の当時17歳とは思えない妖艶な雰囲気と天賦の歌唱力が注目されて遂にはミリオンセラーとなりました。彼女が女性ロックミュージシャンへと転向する前の代表的楽曲を聴く事が出来る貴重なアルバムであると思います。是非とも入手したい一枚ですね。
0 people agree with this review 2021/05/19
「天才少女」、「昭和の歌姫」、「歌謡界の女王」等と美空ひばりさんを称賛する表現は数多あります。そして多くの輝かしい功績を遺して彼女が逝去してからもう32年も経ってしまった事と、52歳で逝去した事に改めて驚きます。無事に生きていれば現在それでも84歳なので、その早過ぎる死を唯々惜しむばかりです。昭和の音楽はやはり彼女抜きでは語る事は出来ないでしょう。そして天賦の歌唱力を高音質で聴きたくなり、数多ある彼女のCDアルバムの中で取り敢えず入門盤として本作を選ばせていただきました。入手必携の作品の一つです。
0 people agree with this review 2021/05/17
偉大なる稀代のヒットメーカー、作曲家筒美京平氏のCD9枚組となるヒストリーコレクションボックス。ご存知のように彼は1960年代から2010年代へと長きに渡りグループサウンズや歌謡曲、アイドル歌謡曲そしてアニメの主題歌等々と様々なジャンルで数々のヒット曲を世に送り出してきました。彼のその功績は到底語り尽くせない事でしょう。しかし誠に遺憾ながら、昨年の10月に80歳にて逝去されました。メディアでは追悼の特別特集番組等が多く放送され、改めて彼の偉大さと日本音楽界に於いての影響力と損失の大きさを認識する事が出来ました。本作は高額ではありますが、必ず手に入れたいアルバム作品の一つです。
0 people agree with this review 2021/05/16
日本シンガーソングライターの大御所的存在である井上陽水氏。日本ミュージック界に於ける金字塔と言える彼の大名盤「氷の世界」を発表した同年の4月に現在は無き新宿厚生年金会館ホールで演奏されたライヴ記録の名盤。改めてその内容を語る必要も無いでしょうが、アコースティックギターとハーモニカの演奏を十分に堪能する事が出来ますし、またその選曲が素晴らしいのです。彼の特長は独創的で前衛に富んだ作詞力と曲創りのセンス、そしてセクシーで魅力的な歌声でしょう。それをライヴで存分に味わう事が出来る絶対名盤間違いなしのライヴアルバムです。
天才さだまさし氏のオリジナルスタジオアルバムのソロ3作目となる作品「私花集」。さだ氏の特長である品格のある優しい歌詞とバイオリンに秀でていることに起因していると思われる楽曲の淀みのないメロディーの美しさを存分に味わえるアルバムです。収録曲も「檸檬」、「案山子」、「秋桜」、「加速度」、「主人公」等々、殆んどベストアルバムと言っても過言ではない名曲ばかり全10曲が連なります。間違いなく彼の代表作の一枚でしょう。また彼の作品には駄作が殆んど無いと思います。グレープ時代のアルバムも含めてお勧め出来ますね。
東京大学卒業そして銀行マン出身と異色のシンガーソングライターである小椋佳氏の3作目となるオリジナルスタジオアルバム。本作は超ロングセラーアルバムとなり、何と5年越しでミリオンセラーアルバムとなっています。「青春〜砂漠の少年」と「雨」の前2作からの楽曲とシングルで構成された全14曲で、収録曲1、3、10、そして不朽の名曲14と佳曲揃いの名盤です。何時聴いてもしんみりと穏やかな気持ちになれる私の大切な心のアルバムです。
テクノニューウェイブのカリスマ的存在であるYMOの記念すべきデビューアルバム。収録曲10曲の内、リーダーの細野晴臣氏が4曲提供で、坂本龍一氏と高橋幸宏氏がそれぞれ1曲ずつの提供、そしてYMOで3曲、カバー曲1曲という構成になっています。細野氏の楽曲である収録曲3、4、9、10は勿論ですが、特に坂本氏の収録曲6と高橋氏の収録曲7に於いてはベストセラーとなった次作のブレイクと名曲「テクノポリス」と「ライディーン」誕生の布石となっているのは間違いないと思います。また高橋氏は当時作曲経験がまだ浅く、坂本氏から作曲の方法を教えてもらっていたというから驚きですよね。本作と約半年後にリリースされた「米国版」とを聴き比べてみるのもまた乙なものだと思います。
0 people agree with this review 2021/05/11
早世の叙情的正統派シンガーソングライター、村下孝蔵氏の4作目のオリジナルアルバムにしてベストセラーアルバム。大ヒットしたタイトル曲の収録曲1は勿論、収録曲3、5、8、10等の佳曲をさだまさし氏も称賛した素晴らしい歌声で一曲一曲丁寧に唄っています。間違いなく彼の代表作と言えるでしょうね。また彼は「ゆうこ」、「かざぐるま」、「陽だまり」、「ロマンスカー」等の優れた楽曲を遺してくれているので、心和らぎ健やかになりたい方にはベストアルバムもお勧めです。
0 people agree with this review 2021/05/10
孤高のシンガーソングライターの6作目となるオリジナルアルバム。内容的には以前よりもメッセージ性が強い歌詞とビート&ロックンロールサウンドが強くなっているのが特徴であると感じています。収録曲8は今の所は佐野元春氏の最大のヒットシングル(アルバム発売から3年後にTVドラマの主題歌となり再リリースして大ヒット)となっていますが、アルバム作成当時に彼はスランプに陥っていて、自分を奮起させるために創られた楽曲とのエピソードがありますね。スランプ中にこの様なアルバムを創るとは流石ですよ。名盤です!!
0 people agree with this review 2021/05/07
言わずと知れた1970年代後半に日本音楽界を席巻したシンガーソングライターのシングルコレクションベストの第一弾。売れに売れてミリオンセラーアルバムとなり、当時は井上陽水氏の「氷の世界」に次ぐ歴代2作目のミリオン達成でした。収録曲8がテレビCMで起用されて大ヒットした事で人気に火が付き、一気にスターダムに伸し上がりました。文句の付けようがない楽曲が12曲、売れて当然の内容でしたね。今でも偶に聴きたくなります。起承転結シリーズも現在は14作発売されている様で息の長い作品になりましたね。
1 people agree with this review 2021/05/07
今の所はKUWATA BANDの唯一となっている大ヒットオリジナルアルバム。内容的には全曲英語の楽曲で、本場のロックを意識した曲創りになっていると思います。評論家からは賛否両論で、桑田佳祐氏本人は若気の至り的な発想で取り組んでしまった大失敗作だったと評価している様ですが、彼はサザンオールスターズやソロでの作品でも自己評価は厳しいので、全然今聴いても悪くない内容だと思います。大ヒットしたシングル4曲の英語バージョンが収録されていたら尚更良かったと思います。
1 people agree with this review 2021/05/05
夏になると必ず聴きたくなるアルバムの一枚です。映画「ビッグ・ウェイブ」の山下達郎氏が手掛けたサウンドトラックアルバム。ほぼ達郎氏自身のオリジナル曲とザ・ビーチ・ボーイズのカヴァー曲で構成されていて全曲英語詞による楽曲です。ザ・ビーチ・ボーイズ等の曲の選曲のセンスの良さもさる事ながら、映画のために書き下ろした曲を含む楽曲の良さが光ります。個人的ベストソングは収録曲4ですね。夏ソングにピッタリです。また当時、サントリーのテレビCMで使われた収録曲12とのコンビネーションも絶妙でした。
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