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Review List of メタリック 

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  • 1 people agree with this review
     2010/06/09

    正直、oasisはあまり好きではありません。

    ただ、こうしてシングルを通して聴いてみると、やはり凄いバンドだった(現時点では解散していますのであえて過去形)なと思わされます。

    更に、今まで作成されたPVを全て収録という事で、観てみるとUSには無いまさにUK色の濃いアーティスティックなPVが多くそのあたりもセンスの良さを感じました。

    個人的にoasisライブは初体験でしたが、「iTunes Live:London Festival 09」の音源は色々なライブの音源を聴いてきましたが、良質なモノだと思います。音の篭りもないし、音離れも良いです。

    また、ブックレットも結構ボリュームがあり、リアムの一言コメントもなかなか興味深いものでした。

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  • 2 people agree with this review
     2010/06/09

    このアルバムはかなり賛否が別れるのではないでしょうか?
    今までのChristina Aguileraを念頭に聴くと物凄い衝撃を受けるかもしれません。
    私個人も、彼女のバラードや、歌い込む彼女のスタイルが凄く好きですが、このアルバムはもはや別人?という域です。ジャンルも完全に違いますね。
    今までがPOPSやR&B系ならば、この作品はエレクトロです。
    Christina Aguileraが我々に「どうだ!」とばかりに叩き付けてきたこの作品に、我々がついていけるかを試されている気がします。
    個人的には、No.1,3,8,10,13,18,19は気に入っています。
    いや、しかしこのアルバムは想像を遥かに超えた(良い意味でも、悪い意味でも)作品でした。

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  • 11 people agree with this review
     2010/05/20

    この手の売り出し方に、私は正直違和感を感じています。「売れるうちに売ってしまおう」というレコード会社の意図が見え隠れするからです。
    新曲4曲追加で特典DVDというのは悪くは無いのですが、どうせなら、DVDのボリュームを増やして(例えばライブ音源とか。彼女はギターを弾いている姿が本当にカッコイイので)、新曲4曲をボーナスにしたほうがファンとしては嬉しいのですが。
    サマソニ来日記念盤の意味合いが強いのでしょうが、正直触手は動きませんね・・。楽曲は良いので少し残念ですね。

    ただ、これからOrianthiを聴くのであったり、サマソニの予習として聴いてみようかという気持ちの方にはこちらをお奨めします。

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  • 1 people agree with this review
     2010/05/17

    Ronnie James Dioが亡くなったと聴き、すぐにLoud Park 08で「Heaven & Hell」として来日した雄姿が脳裏に出てきました。とにかく、

    BLACK SABBATHの名作「HEAVEN AND HELL」をそのままバンド名にしたこのバンドは、当初「本当にアルバムが出来るのか?」とか色々マイナス面が浮き彫りだったけれど、ふたを開ければBLACK SABBATHでもDIOでも無く、まさに「Heaven & Hell」というバンドの音であり、楽曲だったのが嬉しく、そして良い出来でした。

    最初に聴くと地味な印象を受けるのですが、Dioとトニー・アイオミのやりたかった音が地底深くから聴いている私たちを震え上がらせる楽曲ばかりでした。

    21世紀のHR/HM界に「Heaven & Hell」が示した元祖HR/HMの回答がここにありました。

    そんなレジェンドがこの世から去りました。
    恐らく「Heaven」と「Hell」を「Holy Diver」として自由に行き来していることでしょう。

    Requiescat in Pace

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  • 1 people agree with this review
     2010/04/28

    とにかく良い映画です。スポコン+政治+実話ですから、ヒューマンドラマとしての要素をある意味全て兼ね備えた題材であることから、まず間違いの無い映画ではありました。
    ただ、「ミリオンダラー・ベイビ−」ほどスポコンではないし、「チェンジリング」よりも揺さぶられる部分は少ないです。「ミスティック・リバー」のように、ハラハラドキドキもありません。
    恐らく、政治が絡んでいることから、監督として客観的な視点という部分を大切にして作りこんだ結果、この映画の良い映画だけど、なんかさっぱりしすぎたかな?という感じにさせているのではないでしょうか?

    ただ、クリント・イーストウッド監督作品で、久し振りに「死」を連想しない作品でしたね。
    それにしても、モーガン・フリーマン。マンデラに似すぎです!

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  • 2 people agree with this review
     2010/04/28

    1st「H.E.A.T.」もスマッシュヒットし、Loud Park 09でFair WarningやGotthardのファンも納得させたバンドが、間髪入れずにリリースしてきた2枚目ですね。

    正直、現在のアメリカやヨーロッパでは売れないかもしれませんが、日本では恐らくファンを獲ることが出来るバンドだと思います。とにかく、北欧は凄く日本が好きな音楽をやっていますね。
    JournyやToto、Bostonが好きな人には間違いなく嵌るバンドですが、それ以上でもそれ以下でもないのが少し残念です。

    ケニー・レックレモの歌唱力は素晴らしいし、メロディアス・ハードとして申し分無い楽曲の数々なだけに、もう少し「H.E.A.T」らしさが出てくると大きく化ける可能性を秘めていると思います。今回も、EDGUYのトビアス・サメットが「Black Night」で参加しているようです。

    アルバム全体が爽やかでこの時期に最適なアルバムですね。

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     2010/04/27

    このアルバムの「Time To Burn」をストリーミングで聴いた時に「あ、Baz良い曲書いたじゃん!」と思いました。それくらいボーカルのクリス・バビットのSkid Row時代のセバスチャン・バックに声が似ています。

    「Close Your Eyes」もSkid Rowの「I Remember You」を髣髴とさせるし、「Take Me Away」なんかはBon Jovi、「Fight ‘Em With Your Rock」はMotley Crueです。

    ここ最近、WigWamやSteel pantherなどL.A.Metalがバックグラウンドにあるであろうバンドがデビューをしていますが、その集大成ともいえるかもしれません。ラスベガスのバンドという事で、ShowBiz的にもビジュアル的にもPVを観る限り良いですし。

    バンドとしても演奏面で安定感はピカイチだし、楽曲も申分無いです。

    日本でこのバンドが売れない理由が見つかりませんが、レコード会社が余りパワープッシュしていませんね。ロードランナー・ジャパンさん!!このバンドを埋もれさせないでください!!!

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     2010/04/22

    「シャイニング」は、映画から原作の順番だったので、原作を読んでいてもジャック・ニコルソン=ジャック・トランスというイメージが抜けきりませんでした。
    映画の恐怖と、原作の恐怖は別物ですね。映画は「ホテル」の影響により精神異常を起こしますが、原作は「ホテル」の意思により、ジャックが獲りこまれます。
    また、「輝き(シャイニング)」能力を持つダニーの「ホテル」に対する漠然とした恐怖と、明確な恐怖な差といった、やはり活字ならではの恐怖(人間の空想力を刺激)は必読の価値ありですね。映画自体にスティーブン・キングは酷評をしたそうですが、活字のパワーにはやはり勝てるものは無いので仕方ないでしょう。
    私自身、2度3度と読んでいますが、この作品は読むたびに見えてくるイメージが違うのが面白いです。成長と共に読むと良いですよ。ただし、映画を観るとどうしても”あのシーン”ではジャック・ニコルソンの顔しか出てきませんけど。

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     2010/04/22

    とにかく明るくポップな、まさにRatt N’ Rollの復活ですね。
    この中にロビン・クロスビーがいないことが残念で仕方ありませんが、とにかくMotley CrueとL.A.Metal創世期を支えてきたバンドが、原点回避して復活するのは嬉しいことです。

    ラインナップは97年に再結成した時と同じなので、ある程度気心が知れていることが、バンドとしてのまとまりを強靭なものにしています。ただ、あの時にリリースされた「RATT」は時代に流されRatt N’ Rollとはいえないものばかりでした。

    個人的に元QUIET RIOTのカルロス・カヴァーゾの客観的なRATTというバンドを見る眼が原点に回避させたのではないかと思います。なによりウォーレンのギターが最高にカッコイイです。

    「Eat Me Up Alive」を聴いた時には、少し不安になりましたが、「Best of Me」以降は、確かに原点に戻ったかのように躍動しています。

    色々なゴタゴタもありましたが、納得いく作品を作ってきたバンドを賞賛しましょう!!

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     2010/04/21

    BFMVの3作目です。彼らのデビューアルバム「The Poison」からすると、Voのマシュー・タックの扁桃腺を痛め唄い方を変えざる終えなかった状況もあるけれど、メタルコア色は殆ど消えています。スクリームが殆どありませんからね。それは、前作の「Scream Aim Fire」よりもという意味でも。
    前作よりもスピードが遅くなっていますが、Metallicaバリのリフの刻みっぷりは圧巻です。
    楽曲自体も、メタルコアからオーソドックスなメタルに近くなっているので、メタルコアがイマイチ苦手だからという事で、BFMVに触れてこなかった人も是非聴いていただきたい作品ですね。
    日本盤のボーナストラックも正直期待はしていませんでしたが、アコースティック Verやピアノの弾き語りなど、ボーナスには勿体無い内容でした。ただ、確かに本編(1〜11)に収録したら違和感は感じるでしょうが。

    DVDはPVも含め4:3、リニアPCMで思っていたより画像・音質が良くないです。ツアードキュメントもバンドの声は無く(BFMVへのQ&Aは勿論声は聴けますが)、ハンディで撮っているのでこれまた映像が悪いです。
    PVやドキュメントは興味が無いのであれば、通常盤で十分かと思います。

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     2010/04/20

    Rolling Stonesの影響がもろに出ている彼らのデビューアルバムですね。
    とにかく印象が強いのはロッド・スチュワートを髣髴とさせるスパイクのVoと、UKの古き良きRock N’ Rollを継承した楽曲の数々ではないでしょうか?
    とにかく見た目とは違い渋いRockを聴かせてくれます。楽曲の粒もそろっていて、バラード、パーティソング、スライド、ホンキートンク、ピアノ、ハーモニカと多彩。
    ただ、不幸なことに当時のマネージャーがシャロン・オズボーンだったことで、HR/HMというイメージが先行してしまい、楽曲と刷り込まれたイメージとのギャップが大きかったので、大衆的に聴かれず、更に渋い音と比較して、歌詞がL.A.Metalか!!と突っ込みたくなるものが多く、一発屋として消えていってしまいました。

    このリマスターアルバムには8曲のデモ音源が追加されるそうですが、この価格ならまず、「Little Bit Of What You Fancy / Bitter Sweet And Twisted」の2枚の初期オリジナルアルバムをコンプリートした作品を聴くことをお奨めします。この2枚の作品は本当に素晴らしい楽曲満載の隠れた名盤ですので。

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     2010/03/31

    いまやタイガー・ウッズの不倫騒動により、「Whatcha Say」が彼のテーマソングとなって、思いも寄らない形で名前が売れたJason Derulo。

    しかし、アルバム全体を通して非常にキャッチーで聴き易い作品となっています。「What If」というバラードも秀作ですね。

    ただこの手の作品は、直ぐに「飽き」がきてしまうのも事実ですね。
    1枚目としては合格点でしょう。次回作をUsher路線行くのか、Ne-Yo路線にするのか明確に打ち出していかないと、数多く消えていったアーティストと変わらない運命をたどるでしょう。
    とにかく、今のR&B界は「クセ」が無いと生き残れないですから、「Jason Derulo」というジャンルを作るような勢いがほしいものです。現時点では、どっちつかずで方向性があやふやなので。

    次回作に期待です。期待をこめて、★4です。

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     2010/03/30

    フィクション&ノンフィクションでは「弥勒世」の方が圧倒的に秀作だったと思います。

    馳 星周氏はもはやオールフィクションはネタ切れなのかもしれません。「不夜城」シリーズは非常に素晴らしい作品でしたが、その後の失速振りは残念です。「沈黙の森」も酷かったし・・。

    さて、この「煉獄の使徒」もオウム真理教事件をベースになぞり、フィクションとノンフィクションを交差させて物語を進めていきます。オウムの背後に、警察と政治家が暗躍していた。というストーリーは実際にありそうで背筋が凍りました。出家信者、教団No.2、公安、政治家という4本柱がしっかりしているので、読んでいて安定感がありますが、ベースがベース(皆が知っているという意味で)なので先が読めてしまい、またそれを裏切ることなく進んでいくストーリーなので緊張感に欠けます。結論は同じでも、もう少し捻りが欲しかったです。

    そういう面では、フィクションとノンフィクションを交差させて物語を進めていく手法は、ジャンルは違いますが真山仁氏の方が圧倒的に手腕は上だと感じます。

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     2010/03/29

    このライブ&ドキュメンタリーは素晴らしいです。各アルバムもシンプルながら破壊力がありましたが、このアルバムはそれに匹敵するか、もしくはそれ以上です。間違いなく、CD&DVDを購入することをお奨めします。CDだけでは勿体無いです。

    ライブ音源も、現時点でBest of Bestな選曲だと思います。勿論、あの曲を聴きたいな・・というのもありますけれど。今、失われつつある「Rock N’ Roll」はここにあるぞ!!とたたきつけられたような錯覚を受けます。それくらい迫力があります。複雑な音は無く、ギター、ドラム、歌声。音の隙間ですらも「音楽」として伝えるバンドはここ数年いなかったですよね。

    そして、メグがいることによってWhite Stripesが完成するんだなとこのドキュメントを観て思いました。Jackは天才。それは誰もが認める事実ですが、メグの存在はやはり重要ですね。

    カナダの景色にふたりの黒いシルエット。これ、かっこよすぎますよ。

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     2010/03/29

    Jimmy Page&Black Crowes名義でのリリースです。Led ZeppelinもBlack Crowesも好きなので非常に魅力的な組合せです。特に、Led Zeppelin時代には余りLiveで演奏しなかった曲をやっているのはマニアックな選曲で良かったです。あえて代表曲を外した選曲という感じを受けますね。恐らく、これを初めて聴いた人は、オリジナルがどちらなのか分らないでしょう。
    特にクリスのVoが全盛期のロバート・プラントに似ている部分もあり(真似ている?が正解かもしれませんが)背筋がゾクッとする瞬間が随所にみられます。Jimmy Pageという大物に飲み込まれずにリラックスした状態で臨めているようで良いです。

    もう少し、Black Crowesの楽曲を演奏して貰いたかったというファンとしての我侭もありますが、これはこれで凄く贅沢な我侭ですね。

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