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　2011/06/21

「元」幻の名盤。ブルックスのテナーは、バリバリ吹くでもなく、
ソフトな音色を聴かせるでもなく、中庸な感じ。
親しみやすく聴ける。典型的なブルーノートのハードバップ。

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　2010/08/30

落語、と言っても当代の名人、五街道雲助さんの語りに耳を傾けると、
お笑いを聴いているというよりはラジオドラマを聴いている感覚に近いです。
いたずら好きの酔っぱらいとその周りの人々が織り成す冬の夜の一こま（替り目）、
訳有りの過去を持つ夫婦の、極限の状況での虚々実々の会話（お直し）、
といった物語の世界にすっぽり包まれる６６分間。
何度聴いても聴き飽きない点は、並の音楽CDより数段上です。
「落語って、面白いの？」といった人にこそおすすめしたいです。