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Review List of 横濱の風 

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  • 3 people agree with this review
     2011/01/10

    数少ないシャブリエのピアノ作品集としては、バルビゼのこのCDが決定盤といえるようだ。フランスの明るさの面が表立って、小難しいことなど言わないで演奏を楽しむことができる。作曲家と演奏者の目指すところが一致していて、気持ちの良いアルバムです。

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     2011/01/10

    常設ピアノデュオとしては、現在鉄壁なコンビネーションを誇る。有名ピアニスト同士の臨時の組み合わせよりも、連弾物はこういう息のあったグループで聴きたいものだ。シューベルトに続いて挑んだのはモーツァルトで、音楽を完全に自家薬籠中の物としているさまはすごい。

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     2011/01/09

    EL&Pのオリジナルにリアルタイムに興奮した世代としては不満が残るのは否めない。ほぼ耳コピというオーケストレーションには脱帽するものの、やはりオリジナルを超えるものではない。
    むしろ、オリジナルのアトムハーツクラプがいい。まさにオーケストラがロックしていて、吉松節全開という感じである。

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     2011/01/09

    今更書くまでも無く、ショスタコービッチとニコラーエワはこの24の前奏曲とフーガの誕生から深い関わりがあり、この初録音はまさに決定盤と言えるもの。2時間半の中に、ピアノ作家としてのショスタコービッチの宇宙が詰まっている。しかし、ニコラーエワはCDとしては3回の録音があり、表現がより深くなっていく後年の録音のほうが音質もよく聴きやすいかもしれない。

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  • 2 people agree with this review
     2011/01/02

    シューベルトのソナタを最初に聴くならば、ケンプは超定番の一つとして絶対的な地位を持つ。ベートーヴェンよりやや抽象的な曲想が、よりケンプには向いているのではないかと思う。ところがソナタのセットには即興曲や楽興の時が入っていないので、こちらの2枚組のお世話になる必要がある。シューベルトのピアノを楽しむためには、欠かすことのできない曲だけにすべてをまとめた方が良心的と言える。

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  • 8 people agree with this review
     2011/01/02

    内田の徹底的に研究していく姿勢は、モーツァルトよりもシューベルトの演奏が向いているように思う。音符と音符の間を埋め尽くすような、考え抜かれた演奏で、究極のシューベルト像を聴くことができる。ただし、聴く側にも相当の覚悟が必要で、気を抜くことはできない。必聴のセット。

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     2011/01/02

    フォルテピアノの軽やかな響きと全体的に早めのテンポ設定によって、随分と明るく楽しげなシューベルトになった。これはこれで悪くはない。情念を燃やしてとことん深く入り込む内田とは対極的な演奏と言えるだろう。

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     2011/01/02

    ミクナというピアニストは浅学でよく知らない。ポーランド人のようで、ショパンは当然重要なレパートリーのようだ。演奏としては、おそらく可もなく不可もなくという感じではあるが、なにしろ企画が面白い。もともとお世辞ににもショパンのオーケストレーションは上手いとは言い難いので、ソロピアノバージョンでは、曲の骨核が丸裸になる。これはこれで、十分に楽しめる。白神典子の室内楽版と共に比較して聞いて見るとよいだろう。

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     2011/01/01

    まだ手元に届いていないうちからレヴューを書くのも気が引けるが、それだけ期待度が高いセットの登場だと思う。オピッツはまさに正統派ピアニストであり、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集でも、ひとつの形をきっちり作り上げていた。シューベルトでは、より思索的な詩情を求められるので、ある意味「生真面目」なオピッツがどのように聴かせてくれるか楽しみです。

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  • 3 people agree with this review
     2011/01/01

    モダンピアノに比べ音の持続が短い文、フォルテピアノの演奏はより躍動感が増して、モーツァルトの狙い通りの音楽が奏でられているように思う。ブラウティハムの演奏は打鍵にムラが無く、大変嫌みがない。ずーっと聴いていても聴き疲れしない。変奏曲なども含まれて、ほとんど全てが揃うお買い得満点のボックスだと思う。

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     2011/01/01

    チュルリョーニスについて、ほとんど無知であったが、そのマルチなタレントに惹かれて購入した。絵画もファンタジーの世界という印象だが、音楽についてもロマン色を残しつつモダンな響きを感じる。ピアノ音楽愛好家としては、一度は聴いておきたい作曲家であろう。

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     2010/12/26

    理論派ブレンデルとしては、ロマンの漂うシューマンなどよりシューベルトの方がより、取り組みやすいのではないか。反復の多さをいかに処理していくかは、最も得意とする分野かもしれない。廉価でシューベルトをまとまって聴けるのは歓迎するところである。しかし、エロークエンス盤BOXに入っているNo.4やNo.9が抜けたのは残念。商業的な事情が見え隠れする。

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     2010/12/19

    マニアによるマニアのための大全集。よくぞここまで、突っ込んだと拍手喝采・・・したいところだが、全集を作ることが目的で、音楽としての完成度にはかなりのばらつきがあるのは否めない。パガニーニ練習曲の別バージョンなど興味深く聴けるが、そんなのもあったんだという程度。大量に収録されているオペラ編曲は、正直聴くのは忍耐が必要。ばらで集めることを考えれば、1/10程度の値段で揃うということは凄いが、リスナーとしてリストを聞くのであれば、ちょうど同時期に復刻発売されるクリダの全集を圧倒的に推す。有名曲だけでよければボレットやシフラの集成を選ぶべき。とはいえ、それまで見えなかったリストの全貌を明示した功績は否定されるわけではなく、偉業として讃えられるべきであろう。本当にリストが好きなら、少なくとも持っていて損はない。

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     2010/11/07

    前出のレビューでも指摘されたとおり、こちら盤の方が同年代のソナタと協奏曲の組み合わせで、より正当な企画と言える。そういう意味で、自分の場合先に出たエロクェンス盤を購入してしまい悔しい思いをしています。値段も大差ありません。70年代の全集は、もともと高価で評判が高いが手が出せなかっただけに、つい飛びついてしまったわけです。内容的には、もちろん素晴らしい出来で言うことはありません。90年代のものが理に走りすぎた感があり、素晴らしいのですが今一歩のめり込めない印象だっただけに、こちらの方がより音楽としての躍動を感じます。

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  • 1 people agree with this review
     2010/11/07

    幻の’’LAST WORDS’’が発売中止になり、未発表だった分はしっかりBootlegの’’Black Album’’として世に出てマニアは、とっくにこのアンソロジーのすべてを手に入れている。確かに一般のファンには便利かもしれないが、むしろよけいなものを除いて純粋にベスト盤として出した方が役に立ったのではないだろうか。マニアには不要で、一般にも中途半端なアルバムであることは否めない。他人のアルバムに参加した物をまとめたアルバムのように、一定のコンセプトがはっきりしたものは出せないのだろうか。さすがに没後20年を経過して、だいたい出尽くした感があるわけで、マイルスファンはもう新しい物に対しては期待はもてないのかもしれない。

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