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Vaughan Williams (1872-1958)

CD Symphonies Nos.5, 6 : Andrew Manze / Royal Liverpool Philharmonic

Symphonies Nos.5, 6 : Andrew Manze / Royal Liverpool Philharmonic

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  23/May/2018

    どうしちまったんだろう 涙が溢れる 長閑な牧歌に浸れると思ったのに ”第5番”はニ長調を掲げながらも”プレリュード”からニ短調やホ短調に”スケルツォ”すらイ短調にとマイナーに終始する ”ロマンス”を経てフィナーレの”パッサカリア”に至って漸くニ長調に落ち着くが後半はヘ長調で展開する 鑑賞はメジャーへ至る歴程を謂わばその旅の道程を共に歩いた感が強い 第二次世界大戦前夜から戦中にかけて書かれた作品であれば作曲者の心境が反映しないはずもない ”第6番”は戦中から戦後にかけて書き上げられた 勝利による終戦の歓喜が反映するやと思えば ホ短調を基調とした暴力と沈鬱に塗り込められた作品となった 戦争がRVWの心情を如何に傷つけ苦しめたかを知るばかりだ 二曲とも終楽章が弱音で静謐に終わるのが辛い マンゼ&RLPOの演奏はppからffまでニュートラルに奏でている 不鮮明にならないソノリティは賞賛に値する テュッティは煩くならずソロも無機質にならない それなりの装置と環境があって初めて再現可能である 全集の完成に期待が高まる 朋よもっとRVWの音楽を あなたも如何    

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