Shostakovich, Dmitri (1906-1975)
Sym, 10, : Karajan / Bpo (1981)
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浪江権太左右衛門 | 宮城県 | 不明 | 30/March/2010
勝手な推測ですが、R.シュトラウスや新ウィーン楽派などの名解釈人の自負から、本曲も同様の解釈で料理することで、自身の美学を十分に表現できる良い演奏が生まれるとの確信があったのではないでしょうか。しかし二重言語とも多重言語とも言われるショスタコ中期交響曲郡は、彼のなじんできた、直接的で歌心あふれる曲とは全く異質なものであり、ここに帝王の勘違いと気づかぬ誤算があったと言わざるをえません。例えれば、天性のフランス料理の名シェフが、その独自の経験と嗅覚で、ウナギともナマズとも見分けのつかない、そもそも魚かどうかもわからない毒肝入り素材でパイを作るような行為と言えばよいでしょうか。たしかに第1楽章の前半と後半、第4楽章の序奏部などのアダージョの箇所では、彼らしい上品で美しい表現力が光りますが、それもほんの一握り、トゥッティやアレグロ(プレスト)などの箇所は、名門BPOがブリキのおもちゃ楽団のように聴こえます。久々に買って損したと思わせる1枚で残念です。3 people agree with this review
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fmk | 東京都 | 不明 | 29/May/2009
この演奏のどこがいいのか?曲の本質がまったく伝わらない軟弱な演奏。1 people agree with this review
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