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Karajan, Herbert von (1908-1989)

CD Karajan: Russian Music 1949-1960 Mussorgsky, Tchaikovsky, Borodin, Balakirev, Stravinsky

Karajan: Russian Music 1949-1960 Mussorgsky, Tchaikovsky, Borodin, Balakirev, Stravinsky

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  • ★★★★☆ 

    ルシータ  |  東京都  |  不明  |  27/February/2017

    お値段にビックリして購入しました。音質はどれも滑らかで耳に心地よいものでした。このセットを聴くとカラヤンには若い頃から一貫した様式があることがわかります。またチャイコフスキーなどはカラヤン節がたっぷり表現されていて興味深いです。

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  • ★★★★★ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  26/October/2016

    このボックスは色々と廉価だが、七枚組で千円いかないとは、いくらその後にカラヤンがBPOやVPOとより音の良いステレオ録音を入れているプログラムであるにせよ安い、安すぎる。ロシア物はドイツ物についで、この指揮者が繰り返し録音したレパートリーで、ここでもチャイコフスキーの三大バレーがモノとステレオの二通り―もちろん違う時期―が入っている(因に下のレビューの方が「悲愴」がモノ表記だと書かれているが、それはバレーの方を特定化した表記との混同だろう。確かに間違い易い表記だとは思うが)。珍しいのはバラキレフの交響曲位(冒頭はブラームスみたいだが、三楽章が国民学派風で美しい)。偶々チャイコフスキーの交響曲は後の吹き込みをもっているが、バレーとか「展覧会の絵」とかはもってないし、一々フォローしていないから、聞き比べは出来ない。けれどもこの覇王になる以前のカラヤンの指揮振りはやはり実に聞き応えがあり、巧いし、若々しい推進力に満ちている。チャイコフスキーの交響曲は、五番が一番彼の得意だと思うが、ここでも素晴らしい。二楽章のホルンのソロはうまいが、ブレインなのだろうか?「悲愴」のみステレオで、55-56年と言うのはEMIとしては実験的な最初期のステレオだが、これまたびっくりするくらいいい音で(もっと後のEMI録音でこれより音が冴えないいのは枚挙にいとまがない)、演奏も後年のものよりかえって引き締まって、かつ彫りも深い。オケの手綱の取り方はこの頃の方が求心的だ。オケも実に巧い。「展覧会」のブイドロのチューバが半音近くも音が低いという指摘をウェブで見たが、ちょっとフラット気味としてもそんなことはない。オーボエの音もクレンペラー時代にはチャラメラみたいな音だが、この時期のは巧いし音も良い(好き好きではあるけれど)。管のソロはレッゲが名手を集めたのだと思う。いずれも巧い。やがて他への移籍とかでレヴェルが落ちていったのではないか?で、最後はこれだけBPOとのもうひとつのチャイコの四番。もちろんステレオ。これも音はとても良い。POとのモノ盤はそれほど特徴がないが、こっちは筋肉質に引き締まったのみならず、色々と懐というか奥の深い演奏で、後年のと比べてもいいのではないかと思う。同じ60年のムラヴィンスキーの抜き身の刀みたいな演奏とも匹敵する。

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  • ★★★★☆ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  27/July/2015

    HMVで「悲愴」がモノラル表記されているが、真正ステレオである。私が初めて聴いた「悲愴」はこのカラヤン/フィルハーモニアの疑似ステレオ盤で、音が悪かったせいもあるが、地味な印象であった。その後、モノラル盤も買い直したが 印象は変わらず。ところが、今回ステレオ・バージョンを聴いて印象一変。誠実に緻密に描き出した内省的な名演であり、カラヤンでは、最後のウィーン・フィル盤に次ぐ出来。音質も瑞々しい。次には4番が面白い。ベルリン・フィルがカラヤンの音になっておらず、時にフルトヴェングラーのように響く。その分、カラヤンも懸命であり、珍しくエモーショナル。カラヤンのチャイコフスキー交響曲というと、71年盤が有名だが、確かにオケの音圧は物凄く圧倒されるものの、何度も聴くと弦とホルンばかり目立ち、それが曲を単純化させ飽いてくる。私には、こちらのほうが好ましい。他の演奏もどれも好演だが、この時代のフィルハーモニアのオーボエの音色が好きになれず、特にモノラル録音では悪目立ちして大きなマイナス。カラヤンが、これだけお世話になったフィルハーモニアに対して肯定的な発言をしていないのも、このあたりに一因がありそうだ。

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