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Karajan: Russian Music 1949-1960 Mussorgsky, Tchaikovsky, Borodin, Balakirev, Stravinsky

Karajan, Herbert von (1908-1989)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
2564633620
Number of Discs
:
7
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Limited,Import

Product Description

カラヤン/ロシア音楽集1949−1960(7CD)
カラヤン&フィルハーモニア管、ベルリン・フィル


チャイコフスキー、ムソルグスキー、プロコフィエフ、バラキレフ、ボロディン、ストラヴィンスキーの作品を収録。モノラル期の1949年からステレオ初期の1960年までに制作された音源のコレクション。
 チャイコフスキーの交響曲第4番は、1953年のフィルハーモア管と、1960年のベルリン・フィルとの録音を収録しています。

【カラヤン・オフィシャル・リマスター・エディション】
没後25周年記念企画。カラヤンがEMIで制作した音源を、アビー・ロード・スタジオでオリジナル・マスターテープから新たにリマスターしたシリーズ。初登場となる音源も含まれる注目の大規模企画。

【新リマスター】
ヘルベルト・フォン・カラヤン没後25年記念盤のリリースに向け、4人のエンジニアがロンドンのアビー・ロード・スタジオで、オリジナル・アナログ音源を収録した歴史的EMIレコーディングを新たにリマスターしました。サイモン・ギブソン、イアン・ジョーンズ、アンディ・ウォルター、アラン・ラムゼイは、EMIやその他のレーベルのアーカイヴ録音を長年にわたってリマスターしてきたエンジニアです。
 作業に取り掛かるにあたり、常に最初におこなうことは、ロンドンのEMIアーカイヴに保管されているすべてのレコードやテープを探しだし、さまざまなソースやすでにCDとして発売された多数の音源と比較するということです。
 次に、録音セッションについてエンジニアやプロデューサーが書き残した録音に関する記録ファイルをひとつひとつ参照します。そうすることで、テープのセットが複数存在する理由がわかることもあります。
 1940年代から1980年代にかけて収録された録音は、78回転のSPレコード、モノラルやステレオのアナログテープ(1/4インチ)など多岐にわたります。すべてのテープが良い状態で保存されており、録音の特徴を再現できるよう入念に調整した上で、1/4インチ テープ用のStuder社製A80の機材で再生しました。
 今回のリマスタリングによって、オリジナルのスタジオ サウンドに、より近い音質を再現することができました。Prism社製ADA-8コンバーターを使用してアナログから96 KHz/24 bitに変換し、SADiE社製Digital Audio Workstationに取り込んでいます。
 1970年代のカラヤンの録音の中には、1インチ、8トラックのアナログテープによるものもありましたが、私たちはそれを2トラックのステレオマスターテープにリマスターしました。8トラックのアナログを新たにステレオ ミックスすることにより、オリジナルのマスターテープを使用したかのような優れたサウンドを実現しています。例えば、ワグナーの前奏曲や、クレーメルが協演したブラームスのヴァイオリン協奏曲をお聴きになってみてください。これらはすべて8トラックのオリジナルテープをリマスターしたものです。
 そして、リマスタリング作業の最後に、EMI独自のアナログEQ(TG12412とTG12414 トーンコントロールボックス)を使用し調整をおこないました。リスナーの皆さまへ今までにないほど鮮明で繊細な音色をお届けいたします。(サイモン・ギブソン、2014年3月)

【収録情報】


DiscCD1
● バラキレフ:交響曲第1番ハ長調
 録音:1949年(モノラル)

● ボロディン:だったん人の踊り
 録音:1954年(モノラル)

● ムソルグスキー:『ホヴァンシチナ』〜第4幕前奏曲
● ムソルグスキー:『ホヴァンシチナ』〜「ペルシャの奴隷の踊り」
 録音:1954年(モノラル)

● ムソルグスキー:『ボリス・ゴドゥノフ』〜「昔カザンの町でイヴァン雷帝は」
 ボリス・クリストフ(Bs)
 録音:1949年(モノラル)

 フィルハーモニア管弦楽団

Disc2
● ムソルグスキーラヴェル編:展覧会の絵
 録音:1955〜1956年(ステレオ)

● ムソルグスキー:『ホヴァンシチナ』〜第4幕前奏曲
 録音:1959年(ステレオ)

● プロコフィエフ:ピーターと狼
 ピーター・ユスティノフ(語り)
 録音:1956〜1957年(ステレオ)

 フィルハーモニア管弦楽団

Disc3
● チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
● チャイコフスキー:バレエ組曲『白鳥の湖』
 録音:1953年&1952年(モノラル)

 フィルハーモニア管弦楽団

Disc4
● チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
● チャイコフスキー:バレエ組曲『眠れる森の美女』
 録音:1952年(モノラル)

 フィルハーモニア管弦楽団

Disc5
● チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
● チャイコフスキー:バレエ組曲『くるみ割り人形』
 録音:1955年&1952年(モノラル)

 フィルハーモニア管弦楽団

Disc6
● ボロディン:だったん人の踊り
 録音:1960年(ステレオ)

● チャイコフスキー:バレエ組曲『白鳥の湖』
● チャイコフスキー:バレエ組曲『眠れる森の美女』
 録音:1959年(ステレオ)

● チャイコフスキー:序曲『1812年』 Op.49
 録音:1958年(ステレオ)

 フィルハーモニア管弦楽団

Disc7
● ストラヴィンスキー:かるた遊び
 録音:1952年(モノラル)

● ムソルグスキー:『ホヴァンシチナ』〜「ペルシャの奴隷の踊り」
 録音:1960年(ステレオ)

 フィルハーモニア管弦楽団

● チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36*
 録音:1960年(ステレオ)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

Track List   

Disc   1

  • 01. Symphony No. 1 in C Major: I. Largo - Allegro Vivo
  • 02. Symphony No. 1 in C Major: II. Scherzo (Vivo)
  • 03. Symphony No. 1 in C Major: III. Andante
  • 04. Symphony No. 1 in C Major: IV. Finale (Allegro Moderato)
  • 05. Borodin: Prince Igor: Dance of the Polovtsian Maidens
  • 06. Borodin: Prince Igor: Polovtsian Dances
  • 07. Mussorgsky: Khovanshchina: Act 4 Entr'acte
  • 08. Mussorgsky: Khovanshchina: Dance of the Persian Slaves
  • 09. Mussorgsky: Boris Godunov: In the Town of Kazan (Varlaam's Drinking Song)

Disc   2

  • 01. Pictures at An Exhibition: I. Promenade - Gnomus - Promenade
  • 02. Pictures at An Exhibition: II. the Old Castle
  • 03. Pictures at An Exhibition: III. the Tuileries
  • 04. Pictures at An Exhibition: IV. Bydlo - Promenade
  • 05. Pictures from An Exhibition: V. Ballet of the Unhatched Chicks
  • 06. Pictures at An Exhibition: VI. Samuel Goldenberg and Schmuyle
  • 07. Pictures at An Exhibition: VII. the Market-Place at Limoges
  • 08. Pictures at An Exhibition: VIII. the Catacombs (Catacombae Sepulchrum Romanum) - Cum Mortuis in Lingua Mortua
  • 09. Pictures at An Exhibition: IX. the Hut on Fowl's Legs (Baba-Yaga)
  • 10. Pictures at An Exhibition: X. the Great Gate of Kiev
  • 11. Khovanshchina, Act 4: Entr'acte
  • 12. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: Introduction
  • 13. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: Early One Morning
  • 14. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: On a Branch of a Big Tree
  • 15. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: Just Then, a Duck Came Waddling Round
  • 16. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: Suddenly, Something Caught Peter's Eye
  • 17. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: Grandfather Came Out
  • 18. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: No Sooner Had Peter Gone
  • 19. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: And Now, This Is How Things Stood
  • 20. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: Imeanwhile, Peter Made a Lasso
  • 21. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: Just Then
  • 22. Prokofiev: Peter and the Wolf, Op.67: And There... Imagine the Triumphant Procession

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Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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お値段にビックリして購入しました。音質は...

投稿日:2017/02/27 (月)

お値段にビックリして購入しました。音質はどれも滑らかで耳に心地よいものでした。このセットを聴くとカラヤンには若い頃から一貫した様式があることがわかります。またチャイコフスキーなどはカラヤン節がたっぷり表現されていて興味深いです。

ルシータ さん | 東京都 | 不明

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このボックスは色々と廉価だが、七枚組で千...

投稿日:2016/10/26 (水)

このボックスは色々と廉価だが、七枚組で千円いかないとは、いくらその後にカラヤンがBPOやVPOとより音の良いステレオ録音を入れているプログラムであるにせよ安い、安すぎる。ロシア物はドイツ物についで、この指揮者が繰り返し録音したレパートリーで、ここでもチャイコフスキーの三大バレーがモノとステレオの二通り―もちろん違う時期―が入っている(因に下のレビューの方が「悲愴」がモノ表記だと書かれているが、それはバレーの方を特定化した表記との混同だろう。確かに間違い易い表記だとは思うが)。珍しいのはバラキレフの交響曲位(冒頭はブラームスみたいだが、三楽章が国民学派風で美しい)。偶々チャイコフスキーの交響曲は後の吹き込みをもっているが、バレーとか「展覧会の絵」とかはもってないし、一々フォローしていないから、聞き比べは出来ない。けれどもこの覇王になる以前のカラヤンの指揮振りはやはり実に聞き応えがあり、巧いし、若々しい推進力に満ちている。チャイコフスキーの交響曲は、五番が一番彼の得意だと思うが、ここでも素晴らしい。二楽章のホルンのソロはうまいが、ブレインなのだろうか?「悲愴」のみステレオで、55-56年と言うのはEMIとしては実験的な最初期のステレオだが、これまたびっくりするくらいいい音で(もっと後のEMI録音でこれより音が冴えないいのは枚挙にいとまがない)、演奏も後年のものよりかえって引き締まって、かつ彫りも深い。オケの手綱の取り方はこの頃の方が求心的だ。オケも実に巧い。「展覧会」のブイドロのチューバが半音近くも音が低いという指摘をウェブで見たが、ちょっとフラット気味としてもそんなことはない。オーボエの音もクレンペラー時代にはチャラメラみたいな音だが、この時期のは巧いし音も良い(好き好きではあるけれど)。管のソロはレッゲが名手を集めたのだと思う。いずれも巧い。やがて他への移籍とかでレヴェルが落ちていったのではないか?で、最後はこれだけBPOとのもうひとつのチャイコの四番。もちろんステレオ。これも音はとても良い。POとのモノ盤はそれほど特徴がないが、こっちは筋肉質に引き締まったのみならず、色々と懐というか奥の深い演奏で、後年のと比べてもいいのではないかと思う。同じ60年のムラヴィンスキーの抜き身の刀みたいな演奏とも匹敵する。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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HMVで「悲愴」がモノラル表記されている...

投稿日:2015/07/27 (月)

HMVで「悲愴」がモノラル表記されているが、真正ステレオである。私が初めて聴いた「悲愴」はこのカラヤン/フィルハーモニアの疑似ステレオ盤で、音が悪かったせいもあるが、地味な印象であった。その後、モノラル盤も買い直したが 印象は変わらず。ところが、今回ステレオ・バージョンを聴いて印象一変。誠実に緻密に描き出した内省的な名演であり、カラヤンでは、最後のウィーン・フィル盤に次ぐ出来。音質も瑞々しい。次には4番が面白い。ベルリン・フィルがカラヤンの音になっておらず、時にフルトヴェングラーのように響く。その分、カラヤンも懸命であり、珍しくエモーショナル。カラヤンのチャイコフスキー交響曲というと、71年盤が有名だが、確かにオケの音圧は物凄く圧倒されるものの、何度も聴くと弦とホルンばかり目立ち、それが曲を単純化させ飽いてくる。私には、こちらのほうが好ましい。他の演奏もどれも好演だが、この時代のフィルハーモニアのオーボエの音色が好きになれず、特にモノラル録音では悪目立ちして大きなマイナス。カラヤンが、これだけお世話になったフィルハーモニアに対して肯定的な発言をしていないのも、このあたりに一因がありそうだ。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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