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CD Stokowski RCA Stereo Collection (14CD)

Stokowski RCA Stereo Collection (14CD)

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  • ★★★☆☆ 

    あまでうす  |  Kagawa  |  不明  |  19/April/2017

    レオポルド・ストコフスキーは昨日ご紹介したユージン・オーマンディの前任のフィラデルフィア管弦楽団のシェフで、なんと95歳まで生きた。 デイアナ・ダービンが主演した映画「オーケストラの少女」にカッコ良く登場したり、ウオルト・ディズニーの「ファンタジア」に曲をつけたり、ずいぶんクラシック音楽の大衆化に貢献した人だが、バッハの有名な「トッカータとフーガ」を聴いても分かる通り、その音楽のたたずまいには、あまり繊細なところはなくて、豪放闊達にして表情豊かである。 従ってここに収められた14枚の中では、やはりワーグナーの「ワルキューレ」や「トリスタンとイゾルデ」、「マイスタージンガー」や「タンホイザー」などの抜粋、マーラーの「復活」などでエキサイテイングな演奏を繰り広げている。 こういうシンプル&ボールドなアプローチは、当節流行の例えばN響首席指揮者の凡庸なパーヴォ・ヤルヴィの、何かがありそで、なさそで、結局何もない空疎なサクランボの如き神経衰弱音楽のちょうど対極にあるもので、彼の「復活」に間違って拍手喝采してしまった人などには絶対のお薦めである。

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  • ★★★☆☆ 

    半世紀  |  千葉県  |  不明  |  30/December/2012

    ストコフスキーはLP時代から現在まで敬遠してきた指揮者。1960〜70年代の欧米評論家からも高い評価を得ていませんでした。今回じっくり聴くことにしました。予想通り、ストコフスキーを聴きたいのでなければ、選択しないでもよいでしょう。「彼の」演奏なのです。バッハやワグナーなどは面白いし、演奏機会の比較的に少ない曲も楽しめます。けれども、しばしば演奏される名曲の数々は聴き方が違ってきます。名演や名盤にはならないものです。ブラームス4番などはオケが必死で棒に付いてくる猛烈なスピード・加速には仰天しました。そして、そうかこれを楽しむのがストコフスキーの聴き方なのだと感じたのです。いわゆる「名演」ではありません。オーケストラを聴きこんだ者が、他と異なるものにであったとき、ある者にとっては違和感であり、別の者にとっては驚きにも似た出会いなのです。評論家から高い評価を得ないのもうなずけます。傑作映画「オ−ケストラの少女」で颯爽と指揮する姿を想い起こします。ただ、このセットのオケはしばしば乱れます。それが、彼らしいのか、彼らしくないのかはわかりませんが。

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  • ★★★☆☆ 

    らびっと  |  福島県  |  不明  |  21/April/2012

    ブラームスやベートーヴェンは意外と普通でしたが、マーラーは結構びっくり。でも最高に特筆すべきは編曲したバッハですね。 ヴァイオリンソロやオルガンの曲をここまで派手に演奏するとは驚きです。 全般的に言えるのは、オーケストラの音外しが非常に多いことですねぇ。 私個人的には完璧に演奏して、そこからの遊び心があれば星5つでしたが とにかくどのオーケストラもうまいアマチュアオーケストラみたいで、当時はこの程度の演奏でも許されていたんだと感心しました。 音の雰囲気は、古い映画を音声だけ聞いているような?? まぁ値段が値段だけに文句は言えませんが、初心者と言うよりはある程度聞き込んだ人向けのお楽しみってところでしょう。

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