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Bruckner (1824-1896)

CD Symphonies Nos.2, 5, 6, 7, 8, 9 : Eichhorn / Linz Bruckner Orchestra (9CD +Bonus CD)

Symphonies Nos.2, 5, 6, 7, 8, 9 : Eichhorn / Linz Bruckner Orchestra (9CD +Bonus CD)

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    ゆっきー  |  千葉県  |  不明  |  21/March/2021

    交響曲第2番が同曲のベストCDといえるほどの出来。1872年版も1873年版も両方いい。以下は1872年版についての感想。テンポは速すぎず遅すぎずちょうどいい。ヴィブラートで始まる。冒頭の一音からはっきり聴こえるのはいいこと。録音も全体的にきれい。木管楽器同士の掛け合いになると、他の楽器の音量を絞り、より主題を奏する楽器を引き立たせる。効果抜群だ。第1楽章の終わりは丁寧そのもの。録音もきれい。続く第2楽章は、スケルツォ楽章。リピート部分もカットすることなくすべて繰り返す。1873年版との大きな違いだ。個人的にはリピートしない方が好きだが、アイヒホルン盤は美しく、ゆったりと聴いていられる。第3楽章、美しいアダージョが始まる。ここでも録音のきれいさが心に染み入る。リンツ・ブルックナー管弦楽団については細かく知らない。もちろんベルリン・フィルのような艶のある響きは期待できない。ただ、アイヒホルンのブルックナーを聴かされると、オケの技能などどのくらい必要なものかと思わされる。第4楽章、キリエエレイソンのテーマも2回省略せずにちゃんとやってくれる。アイヒホルン自身、真のブルオタある。

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  • ★★★★★ 

    ウーヤーター  |  東京都  |  不明  |  28/December/2019

    これは素晴らしいブルックナーです。演奏は現代風でスマートですし、録音も鮮明で聴きやすいです。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  04/March/2012

    ドイツの名指揮者であったアイヒホルンであるが、本盤におさめられたブルックナーの交響曲選集は、その最良の遺産と言っても過言ではあるまい。第1番、第3番及び第4番の録音を果たすことなくこの世を去ってしまったのは大変残念なことであるが、第2番についてはキャラガンによる新しい校訂版を用いたり、第9番については、通例の第3楽章までの演奏に加えて、1992年に刊行された未完の第4楽章の復元版を世界に先駆けて録音するなど、ブルックナーの研究学的にも極めて貴重な選集ということができるのではないだろうか。こうしたブルックナーの交響曲の演奏に際しては避けて通ることができない版の問題への強い拘りは、アイヒホルンによる長年に渡って地道に積み重ねてきたブルックナー研究の成果とも言えるとともに、ブルックナーの交響曲に対して深い愛着を抱いていた証左とも言えるところだ。演奏も素晴らしい。1990年代に入って、神々しいまでの超名演を繰り広げたヴァントや朝比奈などの演奏ほどの高峰に聳え立ったものとは言い難いが、それでも演奏の持つ懐の深さやいぶし銀の輝きさえ感じさせる重厚さは、ブルックナーの交響曲演奏の理想像の具現化と言っても過言ではあるまい。6曲の演奏は、いずれ劣らぬ名演であると評価したいが、第5番や第7番〜第9番の4曲については、前述のヴァントや朝比奈、そして他の海千山千の大指揮者がそれぞれ素晴らしい名演の数々を成し遂げていることから、アイヒホルンによる本選集の演奏をベストの名演とするのはいささか困難と言わざるを得ないところだ。これに対して、第2番及び第6番については、それぞれの楽曲の演奏史上でもトップの座を争う名演に仕上がっていると言えるのではないだろうか。特に圧倒的なのは第2番の演奏であり、演奏全体の堅固な造型を堅持しつつ、スケールは雄大であり、ブラスセクションの朗々たる響かせ方もいささかも無機的に陥ることなく、重厚で剛毅な中にも豊かな情感を失うことがないのが素晴らしい。彫の深さにも尋常ならざるものがあり、ブルックナーの初期の交響曲であるにもかかわらず、これほどの奥行きの深さ、そしてスケールの雄大さを感じさせる演奏は、他にも類例を見ないと言ってもいいだろう。同曲の名演には、ヨッフムやジュリーニなどによるものが存在しているが、スケールの雄大さや懐の深さと言った点においては、アイヒホルンによる本演奏の方を随一の名演に掲げるべきではないかと考えているところだ。第6番も素晴らしい。同曲にはヨッフムやヴァントによる名演が成し遂げられているが、ヨッフムのロマンティシズム溢れる演奏と、ヴァントによる重厚かつ剛毅な演奏の中間に位置する演奏とも言えるところであり、剛柔のバランスがとれた演奏という意味では、随一に掲げられる名演と言ってもいいのではないだろうか。アイヒホルンの確かな統率の下、渾身の名演奏を繰り広げたリンツ・ブルックナー管弦楽団にも大きな拍手を送りたい。そして、本選集の素晴らしさは、リマスタリングによって大幅な高音質化が図られたことであろう。私は、各曲単独で発売された初期盤をこれまで愛聴してきたが、本選集は、そもそも次元の異なる素晴らしい音質に生まれ変わったと言える。加えて、100ページ以上にも及ぶ詳細で読み応えのある解説書が添付されたのも見事であり、アイヒホルンによる名演奏も相まって、全体として至高の名選集と高く評価したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    Salomon  |  広島県  |  不明  |  17/January/2012

    80才を過ぎてこの統率!! ブレない、ダレない見事な意志の透徹。テンポもとても80過ぎのご老体のものとは思えず、ひたすらこの厳しい目配りに感服。こういうブルックナーを聴かないといけません。   3番、4番がない代わりに、2番と6番があるのがせめてもの救い。まだ5番を聴いてないけど、HRカッティングの効果か、とにかく全編に渡って音像がきちんと座っていて、私のオンボロ再生装置との相性とはとてもよかったです。ただ低音は充分な量が拾えているけど、ティンパニはいまいち感心せなんだ。。。質・量ともに不満だった。しかしね、ブルックナーはこういうしなびた感じが要るんだよ。   コンサートに行ったと思って8000円出してください、皆さん。それ以上のことはあるし、何よりアイヒホルン翁もきっと喜びますよ。

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  • ★★★★★ 

    ブーレール  |  岡山県  |  不明  |  03/January/2012

    音場はしっかりとした低音の上に構築され、各楽器の純度は高く かつ分離、広がり、バランスも良好、オーケストラの立体的配置が うかがえるような録音。 やや多め目のホールの残響も的確にとらえられている。 PPでのノイズ感、ffでのひずみ感は全く感じられずDレンジが どこまでも伸びているかのように鮮明な音は透明感があり空気感、 プレズンスが素晴らしい。 そのためかブルックナーらしい厚い響きより旋律が際立つ。 HDカッティングなる高音質化技術の音質への貢献度は定かでは ないが全体的に音質は素晴らしくオーディオ的にも十分楽しめる。 演奏自体は真摯でブルックナーへの敬意が感じられ、アイヒホルン の解釈というより作品自体が味わえる。 特に7番は弦のトレモロからチェロの主題が浮かび上がる冒頭から 引き込まれ一気に聴き通した。 大指揮者の定評ある全集が数千円で入手可能な今、選集としての この価格に躊躇したものの、録音、演奏に加え資料満載の100ページ を超える解説書を考えれば結果的には大満足のセット。 唯一の不満は白の不織布のCDスリーブ、扱いにくいのみか取り出さない と中身がわかり難い。

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