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Tchaikovsky (1840-1893)

CD Sym.5: Mengelberg / Concertgebouw.o ('28)+wagner

Sym.5: Mengelberg / Concertgebouw.o ('28)+wagner

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    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  13/August/2011

    何という表現力!メンゲルベルクの凄み全開!身も心も蕩けてしまいそうなポルタメントや、彼方へと誘うようなルバートから、泣く子も黙る怒涛の追い込みまで、チャイコフスキーがスコアに書ききれなかった想いまでも音にするかの如き演奏だ。まさに大胆にして繊細。弦楽器一つ取ってみても、艶やかなレガートから切り裂くようなアクセントまで、その音色の変化は目を見張るほどだし、弾むようなピチカートや地鳴りのようなコントラバスなども、優秀な復刻も相俟って抜群の存在感を見せ付ける。強奏時における金管やティンパニなど、舞台から迫り出して襟首を掴みにくるような恐ろしさだし、木管も埋没せずにくっきりと浮き出てくる。オケのバランスの絶妙さといい表現力といい、かのムラヴィンスキーも青ざめるのではないかとさえ思えるほど。もっとも、SP復刻のためサーフェスノイズやバチノイズは結構大きい。だが、過剰なノイズリダクションによって痩せきった音の復刻盤が跋扈する中、ノイズを敢えて残してもなお音楽そのものの情報量を完璧に引き出すことに重きを置いた安原暉善氏の復刻はさすが(因みに筆者はノー・ノイズ・テクノロジーが大嫌い!あのような金属的に変貌した音のほうが、寧ろノイジーである)。1928年の録音にこれほどの奥行感や残響成分が含まれているものかと、思わず唸る。と同時に、メジャーレーベルに蔓延る安易なリマスタリングが、如何に音楽の中枢的魅力を蔑ろにしているかということに、強い憤りを覚える。願わくは、歴史的遺産ともいうべき音源が改竄されることなく復刻されることを切望したい。オーパス蔵は、そんな想いをカタチにする、数少ない優秀なレーベルといえよう。

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    WE555  |  愛知県  |  不明  |  08/May/2009

    このCDは復刻に成功しています。SP盤本来の音質の味わいをよく伝えていると思います。メンゲルベルクの指揮は歌心にあふれ、艶っぽく、豊潤で 力強く、当時のコンセルトヘボウ管弦楽団が最高レベルであったことも聴いてよくわかります。 Sym.5番はベルリン・フィルを指揮したものも名演 でしたが、コンセルトヘボウを指揮した録音の方に強く魅力を感じます。 弦楽セレナードとタンホイザー序曲も旋律を色濃く歌わせ、テンポの変化も 効果的で感動します。特に演奏内容重視の方には鑑賞をおすすめします。

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    鉄  |  名古屋  |  不明  |  01/July/2007

    ベルリンフィルとの5番も持っていますが、こちらの方が遥かに素晴らしいです。この演奏、テルデックの輸入盤で聴き続けていましたが、演奏が生まれ変わったよう。冗長な5番に演奏カットをメンゲルベルクは施していますが、このお陰で、退屈感もありません。4,5番共に、メンゲルベルクが最高であること間違いありません。この演奏が不満でしたら、それはこの曲がそういうものだからでしょう。

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    son  |  秋田  |  不明  |  02/May/2006

    チャイコの5番は、第4楽章の終わりあたりにカットがあります。ワルツは、1930年代のヨーロッパ映画の中に出てくる舞踏会で使われそうな感じ(下手な例えですいません)。タンホイザー序曲は堂々、勇壮。ステレオのような音の奥行きはないですが、私はこの演奏が大好きです。

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