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Bach (1685-1750)

SACD Well-Tempered Clavier Book 1 : El Bacha(P) (2SACD)(Hybrid)

Well-Tempered Clavier Book 1 : El Bacha(P) (2SACD)(Hybrid)

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     |  神奈川県  |  不明  |  18/April/2011

    静かな礼拝堂で祈りを捧げているような、深みのある演奏だと思います。 曲集全てで一つのまとまりとして捉え、構築しているように感じました。 私はシフのような楽しいバッハが好きでしたが、この美しく人生の深みが感じられる演奏も素敵です。バッハの偉大さを改めて感じます。 エル=バシャさんの演奏は、音が美しく絶妙な色彩の変化や呼吸感、キレの良さ、しっかりした音を鳴らす、などといった要素があって、ラヴェル、プロコフィエフ、ラフマニノフにあっているなぁと思っていたのですが、バッハにもマッチしていると思います。また、彼の演奏からは作曲家や作品に対する敬意が強く感じられます。素晴らしい音楽家です。

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  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  神奈川県  |  不明  |  26/February/2011

    店頭の試聴機で聴いたら感動して即購入。いやはや何とも例えようのない美し過ぎるピアニズムの極致。今迄にこんなに心を洗われるような平均律、聴いたことがなかった。もう病みつきです。皆さん、是非一度聴いてみてください。素晴らしいですよ。

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  • ★★★★★ 

    Xm  |  岡山県  |  不明  |  12/February/2011

    『確かな打鍵と一部の隙もなく無表情で冷徹なまでのピアニズム』と書くと、無味乾燥な演奏のように思ってしまうが、その無表情さの中には感情を押し殺し、ひとつひとつの音を構築しようとする確かな意志を感じる。 その結果、出来上がった音楽は説得力のある感動的なものになった! エル=バシャの平均律は、25年くらい前にFM放送で聴いて凄く感動した覚えがあるが、なんでレコーディングしないんだろうと思っていた。全集を出しているベートーヴェンやショパンなんかより、自己の音楽性にいちばん合っている気がする!

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  11/February/2011

    先ず、何よりもエル=バシャの奏でるピアノの音が実に美しい。帯の解説によると、エル=バシャの強い希望によりべヒシュタインD−280を使用したとのことであるが、その効果は抜群であり、他の数々の名演とは一線を画するような、実に美しくも深みのある音色が演奏全体を支配している。エル=バシャのアプローチはあくまでも正攻法であり、いささかも奇を衒うことなく、曲想を丁寧に精緻に描き出していくというものだ。かかるアプローチは、前述のようなピアノの音との相性が抜群であり、このような点に、エル=バシャの同曲への深い拘りと理解を感じるのである。また、エル=バシャのアプローチは正攻法で、精緻でもあるのだが、決して没個性的というわけではない。もちろん、平均律クラヴィーア曲集の綺羅星の如く輝く過去の演奏、例えば、グールドやリヒテル、アファナシエフなどのような聴き手の度肝を抜くような特異な個性があるわけではないが、表現力は非常に幅広く、卓抜したテクニックをベースに、テンポの緩急を自在に操りつつ、強靭な打鍵から繊細な抒情に至るまで、実に内容豊かな音楽を構築している点を高く評価したい。これまでの平均律クラヴィーア曲集の名演では、構成されたプレリュード、フーガの各曲すべてが優れた演奏ということは殆どなく、曲によっては特に優れた演奏がある一方で、いささか不満が残る演奏も混在するというのが通例であったが、エル=パシャによる本演奏では、特に優れた特記すべき演奏があるわけではないが、いずれの曲も水準以上の演奏であり、不出来な演奏がないというのが素晴らしい。こうした演奏の特徴は、長大な同作品を、聴き手の緊張感をいささかも弛緩させることなく、一気呵成に聴かせてしまうという至芸に大きく貢献しており、ここに、エル=バシャの類まれなる音楽性と才能を大いに感じるのである。第2集への期待を大きく抱かせる高水準の名演と高く評価したい。録音は、SACDによる極上の高音質録音であり、エル=バシャの美しいピアノを鮮明な音質で味わうことができる点も評価したい。

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  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  03/February/2011

    此れ程にピアノが美しい平均律はちょっとありません。録音が優秀なせいもあるでしょうが、音の美しく濁り無い点に関しては、著明なスター・ピアニスト、シフ、アシュケナージ、バレンボイム等のいずれよりも上ではないでしょうか(グールド、ポリーニは除外して)。しかもどこをとっても、全く技巧を披露するような演奏でないのが、逆にこのピアニストの恐ろしく精確な技巧をみせつける結果になっています。El Bachaの平均律は、現代ピアノによる古典派・ロマン派的思考を基礎に置くものですが、ペダルを抑制し、自己中心的表現を避け、可能な限りBachの音楽に自分を寄り添わせようとする、非常に誠実なものです。一部、特に小規模な曲において、もう少し音楽構造の厳格な追求を求めたくなる部分もありますが、24番など精確で美しく真摯な演奏は、なかなか他で得難いものと思いました。十分現代第一級の演奏としてお薦めできると思います。続く第2巻がとても楽しみですね。

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