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Strauss, Richard (1864-1949)

SACD Richard Strauss: Eine Alpensinfonie/Vier Letzte Lieder

Richard Strauss: Eine Alpensinfonie/Vier Letzte Lieder

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  28/May/2012

    大好きな「アルプス交響曲」、それなりに期待させる指揮者とオケですから(しかもSACDだし)、わくわくしながら聴きました。落ち着いた感じといえば聞こえはいいですが、換言すれば、地味というか勢いがないというか、迫力や豊麗さに欠けるというか、そういう捉え方にもなってしまいます。同じDSKではケンペさんが、ほとんど開き直り的な大開放でオケの能力全開だったのとはあまりに対照的だなあ。私はこの曲、単なるオケのショウピースとは受け取らず、感情豊富な実に美しい名曲だと信じる者でして、その意味でこの演奏も嵐の後の部分の美しさは確かに格別です。でもなあ、前半ももっと意気盛んでよかったね。ちょっと残念。歌曲はいずれも美しい出来。「深み」よりも美しさの際立つ出来栄えで、ま、それはそれでよい気もします。録音は優秀。ルイージさんのアプローチが上述の通りなので、スペックのすごさはあまり有効利用とはいえないかもしれませんな。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  29/March/2010

    SKDとのアルプス交響曲というと1971年のあのケンペ演奏、1993年シノーポリ演奏分が頭に浮かびます。どちらももう故人なのですが特に前者の名演評判は既に定着済みで、ある意味ルイージも一からの見直し的スタンスに立ってのアプローチにならざるを得なかったのでは? ルイージはこれからの楽壇を背負う一人としてSKDとR.シュトラウスの管弦楽曲一連を録音しており本盤もそうした頃2007年の録音で演奏タイムは50’33と特に違和感がありません、多数同曲の演奏がありますが偶々先述のケンペ、シノーポリも似たようなタイムではあります。この曲は作曲者が50歳を超えての作曲でいろんな作曲技法を駆使して楽器も自然描写のためのハープは勿論ウインドマシーンとかサンドマシーンとかを動員した賑やかな色彩豊かな交響詩とも言える曲で21場面から成って続けて演奏されます。本演奏についての感じなのですが、ただ全体鳴ることは鳴っているのだけれど激しさというかその辺りの突っ込みが統制が利きすぎ?大人しいようです。逆に静かな場面では彼のアプローチが活きて来る感じであります。壮大な叙景詩というより純音楽的な感じがしました。余白に入っているR.シュトラウス晩年の声楽曲「四つの最後の歌」(タイム3’12+4’34+4’54+7’37)は私などはシュワルツコップが歌った分が懐かしいのですがアニヤ・ハルテロスも無難にこなしているようで好感が持てました。「夕映え」なんては我々老境夫婦に本当は分かる心境世界だと思いますがやヽやはり健康的なイメージ? 全体としてはアルプス交響曲の少し他と異なるイメージからと録音の良さで素晴らしいランクには入れたい演奏と思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★☆ 

    Victor  |  Taiwan  |  不明  |  09/March/2008

    A fine recording with spectacular sound and great dynamic range, Luisi’s approach is direct.

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