TOP > Music CD・DVD > Classical > Bach (1685-1750) > Chromatic Fantasy & Fugue, Italian Concerto, Partita No ,6, : S.Edelmann

Bach (1685-1750)

SACD Chromatic Fantasy & Fugue, Italian Concerto, Partita No ,6, : S.Edelmann

Chromatic Fantasy & Fugue, Italian Concerto, Partita No ,6, : S.Edelmann

Customer Reviews

  • ★★★★★ 
  • ★★★★☆ 
    (0 posts)
  • ★★★☆☆ 
    (0 posts)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 posts)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 posts)

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 1 of 1 items

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  16/January/2010

    エデルマンは、長い活動休止期間を経て、本盤を久々に録音したということであるが、漸く50歳に到達しようというピアニストとは思えないような、堂々たる巨匠風のピアニズムだと思う。半音階的幻想曲とフーガは、第1部の幻想曲からして雰囲気満点の味わい深さだ。フーガの威風堂々たる歩みも壮大なスケールであり、同曲のトップを争う名演と言っても過言ではあるまい。イタリア協奏曲の第1楽章の快活さも、卓越したテクニックを駆使したこれ以上は望めないような表現ぶりであるし、第2楽章の内省的な憂いや第3楽章の胸のすくようなプレストも感動的だ。パルティータ第6番は、緩急自在のテンポ設定とダイナミックの幅の広さを最大限に活かして、各部を巧みに描き分けしている点を高く評価したい。これだけの名演を聴かされると、エデルマンには、例えば、ゴルトベルク変奏曲や平均律クラヴィーア曲集などのバッハの他のピアノ作品の演奏を聴きたいというのは私だけではあるまい。録音は、SACDマルチチャンネルによる極上の音質であり、部屋がコンサートホールにいるような豊かな音場に満たされた。エクストンは、マルチチャンネルから撤退するのであろうか。本盤の高音質に接すると、いささか残念な気がする。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 1 of 1 items