Strauss, Richard (1864-1949)

DVD Richard Strauss: Der Rosenkavalier

Richard Strauss: Der Rosenkavalier

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  • ★★★☆☆ 

    bobprn  |  不明  |  不明  |  03/January/2011

    値段が安かったので,購入した.内容はここでの評判どおり.舞台美術はすばらしいし,歌手もまあまあなので,星2つは可哀想と思い,3つにした.とにかく演出はまるっきり?で,ひどい. ばらの騎士の献呈の場が何でキッチンなのか? マリオネットのような付け人の意味は何なのか? さっぱりわからないし,こうした演出が効果を上げているとも思えない.第3幕も元帥夫人の居間にテントを張ってレストランにしているのも,台本からしてつじつまが合わないし,必然性も感じられない. 歌手を褒めている人が多いが,確かに実力はあるとは思うが,最後の3重唱では,3人が雁首揃え叫ぶように歌っている様のアップは猛獣が3匹吼えているようで(特に元帥夫人)どうにもいただけない. これを見た後,クライバーのバイエルン盤を見たが,主役3人の女声歌手の実力の違いは明らか.どんなに叫ぶように歌っていても,そこには涙を誘うような情念の演技が横溢している.これを見ると今回の3重唱はスポーツ選手の筋力競技のようだ.歌の迫力の点でもゾフィーはルチア・ポップに到底及ばない.この3重唱では,ゾフィーがオーケストラのバイオリンのように底辺で全体を主導していく役割があると思うが,ルチア・ポップを見習って欲しい.カサロヴァは確かに歌はうまいし,縁起もいいが,角張った顔に歌舞伎役者のような化粧とつり上がった眉,大きな目で,3枚目的喜劇役者を思わせ,美男・美女による本来のばらの騎士のイメージからはほど遠い. 歌唱の点だけでも,これまでの名盤と同等では絶対ないと思う.クライバーやカラヤンの名盤の歌手は筋力勝負でも負けない上に,とびきりの情念の演技の点で比較にならない.今回の元帥夫人がギネス・ジョーンズ以上という人がいれば,お目にかかりたい.

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  • ★★★★☆ 

    燕の巣  |  静岡  |  不明  |  18/March/2009

    お目当てのカサロヴァは歌も演技も上手いが、ポニーテールの長髪は17歳のズボン役としては減点。売れっ子で髪を切れない事情はあるにしても、新国で観たツィトコーワと94年のオッターは短髪でハマッてた・・・。 定番(?)のダブルベッドが登場せず、厨房を使ったりもした演出は疑問。調髪師役が不気味で妙に浮いてたし、中世貴族社会という時代考証を無視した演出が昨今の公演で増えているのは残念。 元帥夫人とゾフィー役は気品があり、ラストの重唱で甘美な気分にさせてくれたのが救いか・・・。

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  • ★★★★☆ 

    伊東洋輔  |  神奈川  |  不明  |  15/November/2008

    演出の意図が?なので1点減点したが、メストの棒捌きに感嘆。こんなデリケートに歌手陣をサポートできる人だとは全然思わなかった。歌い手も見事だ(特にカサロヴァのオクタヴィアンが出色の出来栄え)。

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  • ★★★★☆ 

    村井 翔   |  名古屋  |  不明  |  27/October/2007

    ベヒトルフ演出は普通と違うことをやろうとして、古き良き『ばら』好きを怒らせているに過ぎない所が多々ある。台詞通り「甲虫」が出てきたりするのは失笑もの。でも最終場を元帥夫人の館に戻しているのは秀逸だし、幕切れの寂寥感には見るべきものがある。少なくとも台本作者は最後をハッピーエンドと考えていないことは知っておくべき。ゾフィーは平凡な娘に過ぎないし、オクタヴィアンも妻に構わず狩り(女狩り?)に明け暮れる元帥のような普通の男になってしまっただけだ。淡彩だが、まるでドビュッシーのような繊細な指揮も素晴らしい。

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  • ★★★★☆ 

    かんぼう  |  東京  |  不明  |  20/September/2007

    来日公演は最高の演奏だった。心配していた演出も実際見てみるとユーモアがあって、かわいらしかった。みんな声出して笑ってました。確かに中には失笑のようなものも混じってた気がしますが・・・気になる方は目をつぶって聴いてもこの指揮者と特にカサロヴァは価値があります。

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  • ★★★★★ 

    Carlos  |  愛知県  |  不明  |  17/September/2007

    薔薇の騎士はオペラファンにとっても理解するのは難しい。メストの美しい指揮に、ステンメ、カサロバ、ハルテリウス、ムフなどの歌手陣が圧巻である。演奏のすばらしさはクライバーに匹敵するほど、歌手陣は全体ではこのDVDの方が上である。来日公演の薔薇の騎士は最高の感激を与えてくれた。演出の好き嫌いはあると思うが、歴代の指揮者と比較してもトップクラスである。

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  • ★★☆☆☆ 

    wakei  |  千葉県流山  |  不明  |  27/August/2005

    演奏はとてもよい。特に女性陣はカラヤンやクライバーの歌手陣にも対抗しうる。メストの指揮もすばらしい。しかし、なんとも奇妙奇天烈な演出は完全に興ざめ。ベッドではなく床の上の敷物で抱擁していたり、バラの騎士や婿(オックス)を迎えるのが厨房であったり、と無茶苦茶としかいいようがない。カラヤン、クライバーの新旧があり、カラヤン新盤の方が安いとあっては、よほどバラの騎士の好きな人の4番目くらいのチョイスではないか。音楽家はこのような演出は拒否してほしいものだ。

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