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Bach (1685-1750)

CD Orchestral suites No.1-4, : Akademie Fur Alte Musik Berlin +Enhanced Catalogue

Orchestral suites No.1-4, : Akademie Fur Alte Musik Berlin +Enhanced Catalogue

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  25/January/2012

    ベルリン古楽アカデミーと言えば私の場合などは年末聴くクリスマス・オラトリオとかバルトリ(MS)が歌うイタリアン・アリア集のバックをサポートしていた演奏が身近でありすぐ思い出します。これらの録音では確か前者はR.ヤーコブス、後者ではB.フォークを指揮者としていたのですが1982年設立のこの団体はオーケストラ曲演奏では基本的には指揮者を置かず・・・従って強烈な個性に偏らず緻密なアンサンブルでバロック音楽中心に各作品自体の「良さ」をアピールする演奏に傾注しているとの世間の評で旧東独のバッハ演奏に共通するDNAの様なものも窺えるかも・・・?と聴き始めました。この楽団の来日時にもよく演奏していたバッハ管弦楽組曲・・・さて、本盤は1995年録音演奏のもので古楽器によるものでも響きそのものは鋭角的ではなくその佇まい管弦共に融け合う優美さが特徴と思われます。しかし、古色蒼然一点張りではなく指揮者がいない為の求心力をバネにした躍動感はそのテンポの緩急と相俟ってある生彩すら放っている場合があります。サンプリングで第2番(タイム@11’50A1’43B2’47C2’02D3’41E1’10F1’33)を聴きますとスタート序曲から何か目新しいイレギュラー的な感じで少々私には意表を突かれた思いです。フルート協奏曲的な曲なのでそのフルートは流麗に、バックは切れ切れにさせ対照的な処を強調します。展開フーガは勢い込まずちょっとメリハリ感に乏しいのですがその何気なさが面白くはあります。この第1楽章は反復演奏がなされている事も特徴の一つでしょう(他盤でこの反復演奏がカット編集されている場合もある様です)。途中は省略して最後の第7楽章パデェネリは幾分ゆっくり目で斬新な響きで〆めます。こう聴きますと結構「個性的」な面もある事に気づいた次第であります。第3番(5曲トータルタイム24’45)でのトランペットやティンパニーの各バロック楽器の持ち味を生かした音色も聴き処になりましょう。私は別盤で聴いていたので本盤付録のエンハンストCD・・・2008年HM版ですがどんなものか内容はともかく興味が沸きますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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