Wind Of Change / Frampton's Camel
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tasuke | 新潟県 | 不明 | 13/January/2013
タイトルやジャケットに込められた決意が作風にそのまま表れています。70年代後半に、シンガー・ソング・ライターあるいは、アダルト・オリエンテッド・ロックがひとつの流行になり、彼はその中心と目されるようになります。AORとは、リズムだけロックのものを使い、アレンジに高級感をまぶした、結局は使い捨て音楽なのでありますが、フランプトンの音楽性はもっと複雑なものです。アコースティック。ギター主体の曲でも、さりげなく彼はブリティッシュ・ビートの香りを匂わせています。それは歪んだギターであったり、60年代風のエレピであったり、コーラスであったりするわけです。しかし地味と言えば地味。どうもハードな音楽をハードなまま提示することにフランプトンは疲れていたのではないでしょうか。 実にいいアルバムです。自分の甘さ、屈託のなさを判っていて、それを無理なくわたしたちに届けてくれます。0 people agree with this review
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