フランケンシュタイン 創元推理文庫
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ねも | 兵庫県 | 不明 | 12/January/2019
映画がホラーだったので、読まず嫌いだったが、読んでみたら興味深い内容だった。 生命の謎を解き明かそうという野心を持ったフランケンシュタインは、墓を暴いて掘り出した死体を繋ぎ合わせ、怪物を作り出す。しかし、その醜さに辟易し、怪物を残し逃亡する。怪物は、自分を作り出したフランケンシュタインを探しだし、自らの孤独を癒やすパートナーを創造することを頼むのだが…。 ゴシック小説、ホラー小説、SF小説の側面を持ち、200年にわたって様々な人々を魅了してきた。現在では、“生命”という視点から読まれることもある。怪物の懊悩は、人間が“神”に対して感じる懊悩に近い、といえよう。 著者のメアリー・シェリーは、パーシー・ビッシュ・シェリーの夫人で、彼女の人生そのものも興味深い。0 people agree with this review
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