Tchaikovsky Symphony No.6 (1951), Mozart Symphony No.39 (1942 / 43): Wilhelm Furtwangler / Berlin Philharmonic -Transfers & Production: Naoya Hirabayashi
Customer Reviews
-
(0 posts)
-
(0 posts)
-
(1 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
Showing 1 - 1 of 1 items
-
カニさん | 兵庫県 | 不明 | 13/December/2023
残念ながら、これは、リマスター版、特有のきれいに整えすぎだ。これは、戦前の録音のモーツァルトの交響曲第39番に顕著だ。確かに、聞きやすくなった。モーツァルトらしくない演奏というのもわかる。しかし、時代の感じが失われた。そして、一番重要な「フルトヴェングラーらしさ」が、失われた。これでは、出来の悪い「ベートーベン的モーツァルトの交響曲第39番」で、「フルトヴェングラー的な魂の燃焼(ロック的な)演奏」で無い。次の戦後のチャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」も、聞きやすく「演奏の特徴」は、わかるが、「フルトヴェングラー的な燃えるところが無い。」この頃、フルトヴェングラーは、既に老いや病気の前兆があったのかと、想像する。確か、この「1951年のエジプト巡業」の時、ベルリンフィルのメンバーのひとりが、難聴の兆候を証言していたと思う。そう想像すると、この「生煮えなチャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」」も、仕方が無いかもしれない。0 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items