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Tchaikovsky (1840-1893)

SHM-CD "Symphony No.4, Capriccio Italia Seiji Ozawa & Berlin Philharmonic"

"Symphony No.4, Capriccio Italia Seiji Ozawa & Berlin Philharmonic"

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Showing 1 - 5 of 5 items

  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  18/July/2011

    ああ、これはいいですね、曲の特徴をしっかりつかんで鮮やかに再現いたしました。セッションではこじんまりとまとまって煮え切らない演奏が多い小沢さんですが、これは結構燃え立っていていい感じで聴けました。ま、チャイコフスキーの書きっぷりが見事なので、スコア通り鳴らせばそれだけでずいぶんと強烈な演奏になるのですけどね。ベルリンフィルの威力も絶大。カラヤンほどの爆演にはなりませんが、迫力いっぱい。なかなかに堪能できます。イタリア奇想曲はまあまあ。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  19/June/2011

    素晴らしい名演だ。名演となった理由は2つあると思われる。1つ目は、小澤自身がチャイコフスキーを得意のレパートリーとしている点だ。小澤は、最近ではブラームスなどのドイツ音楽でも名演奏を聴かせてくれているが、もともとはフランス系の音楽やロシア音楽を十八番としていた。特に、チャイコフスキーは、かつての手兵であったボストン交響楽団とともに、交響曲第5番やバレエ音楽「白鳥の湖」などの名演を生み出しているし、近年の大病復帰後のサイトウ・キネンとの復帰コンサートに選んだ曲は、弦楽セレナードであったことなどからして、小澤としても、かなりの愛着と自信を有しているものと考えられる。2つ目は、ベルリン・フィルの気迫溢れる名演奏だ。当時のベルリン・フィルは、カラヤンとの関係が決裂寸前の状態にあり、カラヤンの高齢もあって、ポストカラヤンが現実味を帯びていた。そのような状況の下、カラヤンの後継者たる可能性のある指揮者の下では、カラヤンへの対抗意識もあって、圧倒的な名演を成し遂げることが多かった。本盤など正にその最たる演奏の一つであり、一糸乱れる精緻なアンサンブル、重量感溢れる低弦の厚み、金管楽器や木管楽器の卓抜した技量、ティンパニの圧倒的な迫力など、カラヤン全盛時代にも比肩し得るような圧巻の演奏を行っていると言える。このように、チャイコフスキーを深く愛するとともに自家薬籠中にする小澤と、超絶的な気迫溢れる名演奏を繰り広げるベルリン・フィルの絶妙の組み合わせによる演奏が、名演にならないわけがない。いずれにしても、本演奏は、小澤としても、ベストの状態にあった史上最高のオーケストラを得て行った会心の名演と言っても過言ではあるまい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  12/February/2011

    素晴らしい名演だ。名演となった理由は2つあると思われる。1つ目は、小澤自身がチャイコフスキーを得意のレパートリーとしている点だ。小澤は、最近ではブラームスなどのドイツ音楽でも名演奏を聴かせてくれているが、もともとはフランス系の音楽やロシア音楽を十八番としていた。特に、チャイコフスキーは、かつての手兵であったボストン交響楽団とともに、交響曲第5番やバレエ音楽「白鳥の湖」などの名演を生み出しているし、近年の大病復帰後のサイトウ・キネンとの復帰コンサートに選んだ曲は、弦楽セレナードであったことなどからして、小澤としても、かなりの愛着と自信を有しているものと考えられる。2つ目は、ベルリン・フィルの気迫溢れる名演奏だ。当時のベルリン・フィルは、カラヤンとの関係が決裂寸前の状態にあり、カラヤンの高齢もあって、ポストカラヤンが現実味を帯びていた。そのような状況の下、カラヤンの後継者たる可能性のある指揮者の下では、カラヤンへの対抗意識もあって、圧倒的な名演を成し遂げることが多かった。本盤など正にその最たる演奏の一つであり、一糸乱れる精緻なアンサンブル、重量感溢れる低弦の厚み、金管楽器や木管楽器の卓抜した技量、ティンパニの圧倒的な迫力など、カラヤン全盛時代にも比肩し得るような圧巻の演奏を行っていると言える。このように、チャイコフスキーを深く愛するとともに自家薬籠中にする小澤と、超絶的な気迫溢れる名演奏を繰り広げるベルリン・フィルの絶妙の組み合わせによる演奏が、名演にならないわけがない。小澤としても、ベストの状態にあった史上最高のオーケストラを得て行った会心の名演と言っても過言ではないのではないか。SHM−CD化によって、音質に鮮明さが増すとともに、音場がより広くなった点も高く評価したい。

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  • ★★★★★ 

    なんちゃって楽団理事長  |  岡山県  |  不明  |  12/January/2011

    小澤は基本的に私には合わない指揮者なのですが、この演奏は別です。イエス・キリスト教会で録音されているので、良い音が聞けます(後にこのコンビで交響曲第5番も録音してますが、フィルハーモニーでの録音なので、音が間延びしたみたいで、この4番とは違います)。小澤は人間性が優しいので、優しい音楽を作るように言われますが、この録音のようにカチッとした感じも演奏してます。ロシア的ではありませんが、ベルリン・フィルの迫力を聞きたい方にはお勧めです。

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  • ★★★☆☆ 

    hossy  |  愛媛  |  不明  |  19/November/2007

    旧盤のパリ管のCDもスリリングでいい演奏だが、若さゆえの荒削りなところもあったが、このCDでは、落ち着きがまし安定感が増している、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のハイレベルのテクニックに支えられて、風格さえ感じられる。ただ、カラヤンの演奏に近いものが感じられるし無難にまとめている感じがする。

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