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Debussy (1862-1918)

CD Pelleas Et Melisande: F-x.roth / Les Siecles J.behr Santoni Duhamel Todorovitch Teitgen

Pelleas Et Melisande: F-x.roth / Les Siecles J.behr Santoni Duhamel Todorovitch Teitgen

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  • ★★★★★ 

    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  15/January/2023

    クラシック音楽の世界に新風を吹き込んでいるロトの「ペリアスとメリザンド」。古い楽器を使いノンビブラート奏法を基本にしているのに、端正で、緻密で、古いどころかむしろ極めて現代的で尖って聴こえるのが面白い。歌手陣も非常に良く、特にサントーニには惚れそうになった。録音も優秀。

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  • ★★★★★ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  21/September/2022

    「ペレアスとメリザンド」は好きなオペラなのでかなりの数の録音を聴いているが、結局古いアンゲルブレシュト盤に戻ってしまう。大半の指揮者はこのオペラを誤解していると思う。こわれもののように精妙、繊細、丁寧に演奏しようとして重く暗いオペラにしてしまっているのだ。アンゲルブレシュトはむしろラフと言っていい指揮でなにより音楽の推進力を重視する。それにより、ドビュッシーの音楽は多彩な魅力を発揮する。ロトの新盤はアンゲルブレシュト以来、あるいはそれを凌ぐ超名演である。音楽はキレがあり沈滞しない。ピリオド楽器によるノンビブラート演奏がこれほどの効果を生み出したのも驚き。透明でありながら緊迫感にみちた演奏が達成されている。歌手が全員フランス系というのも現代では珍しいが、彼らのフランス語の美しさはもちろん、バロックオペラのような歌唱は実に新鮮。とりわけメリザンドのサントーニが素晴らしい。これまでのお人形のようなメリザンドとは異なる自立した女性像を表現しきっている。大推薦。

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  • ★★★☆☆ 

    好事家  |  千葉県  |  不明  |  05/July/2022

    覚醒した眼差しで捉えられたペレアスとメリザンドで、曖昧模糊とした響きで夢幻的な世界に誘う演奏とは極北にあります。悪いとまでは言いませんが、時代も場所も特定されていない作品としては、もう少し神秘的な香りが欲しくなります。イニョルドを少年が歌っているのも「ゴローの子どもなんだから当然」というロトの主張が聞こえてくるようで(私はソプラノが好きです)、万事がその線で解釈されているように感じました。

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  • ★★★★★ 

    かずにゃん  |  兵庫県  |  不明  |  27/May/2022

    繊細にして大胆!ピリオド楽器特有の細やかな表情の傍ら、驚くほどダイナミックな表現に、思わず息を飲んでしまいました。アバド盤等、名演は多々あれど、この演奏にはこの演奏ならではの良さがあります。この盤ではゴローの子、イニョルドはボーイソプラノで歌われていますが、劇中のイニョルド、そして現実に歌っている歌手の双方が(おそらくは)戸惑いながらも、けなげに自分の役割を果たそうとしている様子が何とも愛らしく感じられます。丁度2022年春現在、NHKラジオ「まいにちフランス語 応用編」でドビュッシーのオリジナルテキストが教材に取り上げられていますので、あわせて読むと、より深く楽しめることでしょう。

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