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Beethoven (1770-1827)

CD Beethoven: Symphony No.9 `choral`

Beethoven: Symphony No.9 `choral`

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  • ★★★★☆ 

    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  01/March/2020

    グランドスラムによるプライベート・アーカイヴのテープを使った復刻盤は、その全てではないにしても、素晴らしい出来だと思います。こんなに値下がりされるなら、もう少し待てば良かったという恨み節も出てきそうですが。ワルターは、昨年、ソニーによる最新リマスタリングのSACDが出たので、グランドスラム盤の価値が下がったということもあるかも知れません。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  21/April/2013

    1959年ワルター83歳・・・晩年収録の第九(タイム@16’13A11’03B17’45C26’11)でステレオ録音の為に編成されたオーケストラ・・・コロンビア交響楽団他を使ったものですが諸説では最終楽章だけは録音日時・場所、使用オーケストラ実態が前三楽章とは異なっておりワルター指揮ステレオ遺産を目標とするスタッフの苦労も偲ばれる演奏盤となりました。現在確認されているワルター指揮の第九盤は意外と歴史的には浅く1944年NYPO(ライブ、タイム@4’35+6’21+3’57A7’42B16’07C23’28)、1947年LPO(ライブ、同@14’24A9’45B14’48C22’49)、1949年NYPO(同@15’27A10’04B16’26C23’14)、1949&1953年NYPO(同@15’27A10’04B16’26C23’41)、1955年VPO(ライブ、同@15’00A9’54B15’05C24’12)そして本盤演奏であります。この様にタイムだけを見てもそのゆったりさというか自然な「間」にサポートされた運び具合がフルトヴェングラー演奏の様な精神性、カラヤン演奏の様な構造性に及ばなくても一種のしみじみとした「風格」を感じさせてくれます。その中で何と言っても第3楽章のじっくりとした叙情性は特筆物でしょう。次に最終楽章のソリストはE.クンダリ(S、当時27歳)、N.ランキン(MS、同35歳)、A.D.コスタ(T、同32歳)、W.ウィルダーマン(B、同40歳)と各声部年齢的にも妥当な面々で構成され、合唱団はWSC(指揮は同43歳のW.マーティン)が受け持って丁寧な音楽作りをしていますがやや私には安っぽく層薄な感じがし従って出来上がった雰囲気も緊迫感にもう一歩の様な気はしました・・・しかし、それもワルターらしいと捉えれば温もり溢れる演奏としてのステイタスを確保出来るのではないでしょうか。ただ通常私たちが聴く第3楽章から最終楽章への橋渡しの「勢い」が上述の様に当該両楽章間での収録事情の違いの為に寸断された様な印象が拭えないのは残念な処ですね。どうも私などは関西に住んでいる為かかつての朝比奈隆ばりの重厚一気・頑張り第九を先入観に抱いてしまい勝ちですが素晴らしいランクは確保出来る演奏には違いありません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  19/September/2010

    ワルターはベートーヴェン交響曲全集としては二回録音しているようでその内本盤第九「合唱」は二回目のコロンビアSOを振って1959年(ワルター当時83歳、演奏タイム@16’13A11’03B17’45C26’11)に収録されたものであります。全体としては所謂超名演とされているような劇的なものではなくやや義務的な感じもあるもののワルターの穏当な表現が支配されております。なお、一回目のものはオーケストラがNYPOで 1949年(@15’25A10’01B16’27C23’42)録音されたものですけれど最終楽章が1953年録り直し(オーケストラはコロンビアSO、独唱陣ではバリトンのみが録り直し前と同じで他はチェンジ)されたものらしいです。なお、録り直し前のもので編集されたオリジナル一回目?盤も全集版に含め別に販売されております。さて、本盤二回目のもの・・・第1楽章、少し飛び跳ねるような感じでスタート、しなやかな感じでちらつく第1テーマも角立てず・・・最後のクロージングもギクシャクせずソフトランディングにさえ思えます。第2楽章はティンパニー協奏曲とも言える楽章、ティンパニーはエコー気味にきつくなく積重ねて行く様なパッセージが印象的。中間部のホルンも夢心地、とにかく少しゆったり目に進めた楽章。第3楽章は最終楽章への橋渡し的な楽章でワルターがその天国雰囲気を彼らしさで展開、結びは大きく続く楽章への展望をソフトに導きます。いよいよ最終楽章、初めきっちり物語るように低音弦からスタート。例の歓喜のテーマはすべり出しは安らぎに満ちて・・・そしてピークではゆったり大きく枠一杯にアクセントをつけて型通りに(やや時代的?)。さて声部に入りバリトンは一応無難に第一声、合唱も初めの方は全体力まずおっとり。そしてテノール独唱に入る前のその合唱の括りは至って簡潔、マーチ序奏との「間」を設けテノールが少し野生気味な宣誓をあげます。歓喜の大合唱も先のオーケストラによる歓喜と同じで健康的です。健康的であるとともに楷書的でもありますが中ダレを少し感じました・・・そう「勢い」が抑制され〆の合唱も引き摺りません。話し戻ってソプラノの元気さも独唱陣の特徴。本演奏、残念ながら通常我々が第九に求める説得性から満点とは行かないようです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    eroikka  |     |  不明  |  11/September/2008

    中年以上の世代には懐かしいジャケットだ。LP時代親しんだがどうも第4楽章は物足りない。重鎮評論家某U氏はこの盤を評して声楽が入るまでは素晴らしいという旨のことを言ったがその通りだ。ステレオで録音されたことだけでも感謝しなければならないのだろうが、合唱の薄っぺらさと粗さ、独唱の質の低さは如何ともしがたい。WPといわずともMETの歌手や大規模な合唱団などを西部に派遣して採算度外視で録音したら、間違いなく金字塔になったことだろう。OKやいまいちでも良いが、第3楽章に免じ「すばらしい」に。

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