Wandererfantasie & Impromptus
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 26/January/2010
2010年ショパン生誕200年に当たる年のショパン・コンクールの審査員に予定されている小山は周知の様にチャイコフスキー、ショパンという両国際コンクールに入賞するという日本人として初めての快挙をなした実力派ピアニストであります。初めの頃はやはりショパン辺りから収録し出しレパートリーも比較的広い方なのですがこの2006年録音のシューベルトは彼女としては新たな分野へのスタート?の位置付けにもなりました。「さすらい人幻想曲」は若きシューベルトの屈託する情熱を小山は確信に満ちた鋭いタッチで躊躇なく押し進めます。演奏タイムは@5’49A7’04B4’31C3’39と第1楽章から鋭い集中力でその骨格を示し第2楽章はゆったり目・・・最終楽章は躍動リズムで屈託も霧散してしまった如く早めに・・・。少しキツイ表情とはなっていますがこれも一つの演奏として面白いです。シューベルト晩年の作「即興曲」D899は(タイム(1)10’11(2)4’37(3)6’04(4)7’22 )第1番がややゆっくり、第4番が早めという感じで「さすらい人幻想曲」と相反させるニュアンスは特になくやはりきっちりした技巧により充実した出来上がりです。私などオールドにはもう少しユトリも欲しいと思った事も正直ですが素晴らしいランクは間違いないでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)0 people agree with this review
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うぉんばっと | 横浜市 | 不明 | 28/February/2008
小山さんらしく技巧は冴え渡っていますが、シューベルトとしてはいささか一本調子に感じます。小山ファン向けのCDでしょうか。1 people agree with this review
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