CD

Tchaikovsky: Piano Concerto No.1 & The Nutcracker (Excerpts)

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :5.0
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BVCC37148
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

不滅のリビング・ステレオ・シリーズ[6]
チャイコフスキー:くるみ割り人形(抜粋)&ピアノ協奏曲第1番/ライナー
名ピアニストと名オーケストラが融合した美しいチャイコフスキー
ピアノ協奏曲第1番は、当時のソ連の名ピアニストであったエミール・ギレリスが西側にデビューした時に録音され、日本では最初のステレオLPとして発売された。ギレリスのニュアンス豊かでありながら鋼のような強度を誇るピアニズムと、ライナーのコントロールするシカゴ響の正確無比なバックアップが見事なクライマックスへと導いていく。「くるみ割り人形」は、通常の組曲よりも曲数の多いオリジナルの抜粋盤で、ライナーがコンサート用に独自に選曲した40分程度のナンバーがバレエでの演奏順に演奏されている。シカゴ響のヴィルトゥオジティを生かしたシンフォニックな名演である。

 チャイコフスキー
1.ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23 
2.バレエ「くるみ割り人形」Op.71(抜粋) 
1) 序曲
2) 情景:クリスマス・ツリー
3) 行進曲
ディヴェルティスマン
4) チョコレート:スペインの踊り
5) コーヒー:アラビアの踊り
6) お茶:中国の踊り
7) トレパーク:ロシアの踊り
8) あし笛の踊り
9)ジゴーニュおばさんと道化師の踊り
10)花のワルツ
パ・ド・ドゥ
11) 王子とこんぺい糖の精の踊り  
12) ヴァリアシオンI:タランテラ
13) ヴァリアシオンII:こんぺい糖の精の踊り
14) コーダ
15) 終幕のワルツ
16) アポテオーズ

1.エミール・ギレリス(ピアノ)
シカゴ交響楽団
指揮:フリッツ・ライナー

録音:1955年10月29日(協奏曲)、1959年3月30日(くるみ割人形)、シカゴ、オーケストラ・ホール

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Comprehensive Evaluation

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今さらですが、リビングステレオの音質の良...

投稿日:2020/07/29 (水)

今さらですが、リビングステレオの音質の良さには感心します。1950年代のステレオ録音では、他社の録音水準を大いに上回ります。晩年RCAに録音を残したトスカニーニももう少し長生きしていたらステレオ録音に巡りあえていなと残念に思います。リビングステレオでは、ライナー、ミュンシュ、モントゥー、フィードラーなど多数名盤が残されてまが、このアルバムもまさに名盤に数えられるでしょう。チャイコフスキーのピアノ協奏曲は、カラヤン、リヒテルの超名盤がありますが、その録音も1960年代前半でした。この名盤を凌駕する演奏はまだ出ていないと私は思っていますが、歴史的録音の観点からもこのライナー、ギレリスの演奏も十分鑑賞に成りうると思います。ギレリスは、ヨッフムと競演したブラームスのピアノ協奏曲を愛聴していましたが、このチャイコフスキーも加えたいと思います。

k.k さん | 大阪府 | 不明

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半世紀も前の録音ですが音質面での不満はほ...

投稿日:2012/12/23 (日)

半世紀も前の録音ですが音質面での不満はほとんどありません。驚異的な高音質で、音の粒の明瞭さ、レンジの広さも十分。但し、協奏曲ではオケの一部の楽器の音色がシンセサイザーっぽくなっていて、不自然なところもないわけではありません。それでもこれらの名演を聴く分には何の問題もありません。当時のRCAのお仕事の水準の高さは素晴らしいものです。さて、協奏曲は力強さが特徴で、硬派のアプローチ。デレッとしたところのない、潔癖な演奏です。もちろんいいですよ。立派な出来栄えです。「くるみ割り人形」も同様のアプローチ。こちらはもう少し柔軟さというか色気というか、はずむようなわくわく感があってよかったかな。でも、極めて質の高い良い演奏です。といふことで、往年の巨匠たちによる強靭できりっとしたチャイコフスキーのディスク、お楽しみを。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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他のライナー・シカゴ盤同様、秀逸な演奏だ...

投稿日:2006/01/06 (金)

他のライナー・シカゴ盤同様、秀逸な演奏だと思う。ますます尊敬の念が増す。 このころのシカゴ響は本当にすごい。 ただ、打楽器はいいところもあるが、けっこう???なところ、危ない部分もある。第一録音が古く、打楽器のニュアンスが十分聴き取れるほどの状態ではない。 ちなみに私の職業は打楽器奏者。 打楽器奏者の立場からいえば、ライナー氏の指揮はものすごく演奏しやすい。DVDで見たとき本当に感動した。しかし、実際はきっと恐怖で足がすくむのではと思うくらいに厳しい指揮だ。すごい人が昔はいたんだと・・・・。

ライナー氏讃 さん | 京都府 | 不明

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