Xenia Rubinos

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  • R&B、ジャズ、ロック、ファンク、ヒップホップとカリ...

    Posted Date:2016/08/17

    R&B、ジャズ、ロック、ファンク、ヒップホップとカリビアンなリズム や電子音楽といった音楽要素の融合と、 ソウルフルな歌声とで独自の雰囲気を醸し出す楽曲群、計14曲44分… 少し確認してみると、コレは、 2013年のデビューアルバム「Magic Trix」で注目を集めた新鋭アーティスト の2ndアルバム、ってことらしい。 Xenia Rubinos(セニア・ルビノス)は、 米国コネティカット生まれで、 プエルトリコ系とキューバ系の家庭環境で育ち、 今はNY市のブルックリンを拠点に活動するミュージシャン… キーボーディストでヴォーカリストで作詞作曲もし、 曲によってはベースも弾く、という女性シンガーソングライター。 上述したように2013年のデビューアルバムで既に、 ラテンオールタナティヴ系の音楽通のような人達から注目を集めていた、 そういう人らしいけど、 自分がこのセニア・ルビノスを知ったのは、 毎週聴いているNPRのAlt.Latinoで、今年2016年3月末の 「Take Alt.Latino’s ’Ladies Of Spring’ Mix For A Spin」 という放送回で、 このアルバムの8曲目の収録曲「Lonely Lover」が、 6月末の 「Alt.Latino Picks The Best Of 2016 (So Far)」 という放送回で、 3曲目の収録曲「Mexican Chef」が紹介されているのを聴いて、 そういう、 カリブ海系ラティーノのバックボーンを持ちつつ、 人種の坩堝的なNY市を拠点に、米国の音楽要素とカリブ海系の音楽要素や、 更にはそれ以外の音楽要素も混ぜ合わせた、 多国籍感または無国籍感漂うラテンオールタナティヴ系サウンドを創造する、 セニア・ルビノスって人がいるんだな… と少し印象に残って… かつ、偶々、タイミング的に、入手出来る縁も巡ってきて… ってことで、この計14曲44分のアルバムを入手し、 実際に全曲聴いてみて… やっぱ、 3曲目の収録曲「Mexican Chef」で、 繰り返し出てくる歌詞のフレーズ… French bistro Dominican chef Italian restaurant Boricua chef Chinese takeout Mexican chef nouveau America Bachata in the back …っていう歌詞も曲のメロディも…何か、そういう、 NY市のブルックリン辺りの人種の坩堝感が、 表れてるんだな… っていうか、特に、ラティーノ系の人達が、社会のあちこちに溢れて、 フランス系、イタリア系、中国やアジア系の文化とも、 混ざり合っているって状況を歌っている曲なんだな…っていうのが、 …あと、他の歌詞でも、 犬の散歩代行もベビーシッターも家政婦も、みんなブラウンがやってる、 みたいな内容の… つまり、白人でも黒人でもなく、ブラウン=ラティーノ系って意味で… カリブ海地域や、中南米等からの移民が沢山流入してきていて、 ラティーノ系の人口割合が増えているという状況が、 表現されている、 そういうのが、興味深く、印象深いな…と思ったり。 一応、スペイン語でも英語でも歌う人らしいんだけど、 このアルバムに関しては、 基本的に全部英語の歌詞で歌っている感じだね、聴いてみると…。 余談で、海外の作品のそのままの輸入盤みたいなCDだと、 ペラペラの薄いブックレットに作詞作曲者や楽器担当者他のクレジット表記 のみがあるだけで、歌詞カードとかがないことが多いけど、 コレは一応、歌詞カードが付いていたね… そういう意味では、意外と良心的だったと言えるかも…。 歌の内容的には、 ラティーノ系の女性としての視点からの、 米国社会で生きて行く上での、色々な想い…社会的な、 差別とか不平等的なことに関する不満や憤りや問題提起的な、 そういう部分とか、自分自身のアイデンティティとか、 勿論もっとパーソナルな恋愛感情的な部分を歌った歌とかもある… けどまぁ、人種の坩堝的な状況ではない日本社会に住んでる自分達には、 ピンとはきにくい内容の歌が多めかな、 という印象…まぁでも、そういう細かな部分は置いておいて、 単純にセニア・ルビノスの歌声と曲のメロディやリズムや雰囲気を楽しむ、 という楽しみ方だけでも、そこそこ楽しめるんじゃないかな… とも思ったり。 雰囲気を楽しむって意味においては、 1曲1曲の雰囲気というよりは、 1曲目から順番に最後の14曲目までを、その順番で全曲聴いて、 トータルの44分間の雰囲気に浸る、 という感じのアルバムだな、っていうか、そういうふうに楽しめるように、 考えて曲が配置されているな、と聴いていて実感する感じ。 アルバムの冒頭、中盤、終盤に、 特に歌詞のない、演奏だけ、または、 演奏に、コーラスというかハミング的で即興的な歌声が加わっている という感じの曲が配置されているのも、 そういう意図からなんだろうね。 個別の曲で印象に残ったのは、 上述の3曲目「Mexican Chef」以外では、 2曲目「Don’t Wanna Be」の終盤、一旦曲がフェイドアウトして、 終わったのかと思いきや、 再度音がフェイドインしてきて、っていう曲の締め方がカッコイイな、 と思えたり…。 後半の10曲目「I Won’t Say」は、 ジャズとヒップホップ、そしてR&Bとが融合したような曲が、 印象深かったり…曲の最後の演奏音のぶちっと切るような終わらせ方、 も面白いな、と思ったり…。 12曲目「See Them」や14曲目「How Strange It Is」も、 メロディと歌声のインパクトと、その歌声の根底に流れる、 怒りとか不満とか、そういうのが、はっきりと感じ取れて、何かしらの 強い主張があるってことなんだろうな… というのが伝わって来る、という意味で印象深いな、と思ったり…。 …まぁ、とりあえず、世界には、色んな環境で生まれ育って、 その中で、自身の音楽を創造して表現している、そういう才能ある人が、 色々といるんだな、と知れた、という意味では、 入手して聴いた甲斐はあったと思うし、今回せっかく縁が巡ってきて、 入手したんだから、今後も末永く、 繰り返し聴いて楽しめればいいかな、と思っています。

    ♂猫Junn-Junn . |40year

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